あの日から9年目。
近くの誰もいない小学校の運動場に
半旗が掲げられていました。
本来なら子どもたちが集まって、
忘れてはいけないあの日の話を
聞いていたことでしょう。
今年このときを
当たり前ではない状況で
迎えることになろうとは。
責任のない立場で
非難するだけの人間にはなりたくないです。
不安やいらだちを吐き出したい気持ちは
わからなくはないけれど。
国会中継もなんだかなあ・・・
そんな中
センバツが中止になって
出場予定だった高校生の会見をみました。
目を潤ませながらも
「悔しいし、心と体がバラバラな感じがするけれど、
他のスポーツの全国大会も
中止になっているので仕方ない。
甲子園は遠いと感じたけれど
行きたいという思いを強くし
夏を目指してがんばります。」
しっかりと話している姿に
胸が熱くなりました。
球児だけでなく
今、たくさんの若者や子ども達が
いろいろな我慢を強いられていることでしょう。
この経験を糧に
ひとまわりもふたまわりも
大きくなってくれますように。