★日本の人気小説家村上春樹さんが次回作の発表をしました。
『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』
4月12日発売です。
特設HPへのリンクです。
個人的に村上春樹さんの作品は好きでもなく、嫌いでもない。
ノルウェーの森は読んだ。『風の歌を聴け』も読んだ。
他の作品は読んだものもあるかも知れないがすでに内容は忘れた。
IQ85はスケベ反対派の私には刺激が強いので読むのを遠慮している。
私自身文学にはさほど詳しくはありませんが。村上作品の文法スイッチぐらいなら
知っているぜよ。
村上作品の中でも大人気作の『ノルウェーの森』の魅力であり書き上げた
文学的技術であると評価される巷で話題のスイッチです。
作品中の主人公の男性が何故これほどまでに女性にモテるのかは
作中には書かれておりませんが、必ずしも主人公の男性は文脈から受ける
印象のようにモテる男性像なわけではありません。
主人公の男性と女性の2人だけの場面になると、女性の方から
言葉数少なく、男性への好意の表れを感じさせ性に対して積極的になる
展開の場面が数多くありますが、
これ実際には女性からの無言のアプローチではなく、一般的な行為として男性からの
女性に対する下心のある接近するシーンをただ書くのではなく
㊚と㊛の立場をスイッチ(交換)して女性からの好意の現れとして描かれているのです。
敢えて、男性からの接近でなく、それをワザと女性からのアプローチと
して情景描写を書くことで、まるで男性がモテているように読めるんですね。
つまりはストーリーの終盤で出てくるビートルズのノルウェーの森をギターで弾いて
迫ったのは女性の方ではなく男性が女性を落とす為に恰好をつけてギターを弾いたのです。
男女が入れ替わる。これが文学的な技法の一つの『スイッチ』なんですねー。
うーーん。うまく説明できてるかなーー。
男女二人っきりになってからのセリフが少なく、情景描写が続くシーンは
男女が入れ替わった内容なのです。つまりは男と女が入れ替わるスイッチなのです。
なぜ、主人公の男性がモテるのか?考えた皆さん。それはスイッチで書かれた女性の事ですよ。
世の女性の多くはお気お付け下さい。どのようにして主人公の男性がモテるかがテーマではありません。
いかにして、男性が女性に対してスケベであるかという事なのです。
主人公の男性が異性から兎に角人気がある。そして女性がとても男性から人気が有るかという事です。
下手な解説ですみませんが、これが村上作品ノルウェーの森の謎を
解き明かす手がかりになるはずです。これからの新作も素直に読んでもいいし
少し、捻って2度、3度読み返してみるのも面白いと思います。
おなじじき似たような作品はありますが、どちらも高い評価を受けております。
1987年ノルウェーの森 小説
1982年尾道で撮影された『転校生』 映画
『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』
4月12日発売です。
特設HPへのリンクです。
個人的に村上春樹さんの作品は好きでもなく、嫌いでもない。
ノルウェーの森は読んだ。『風の歌を聴け』も読んだ。
他の作品は読んだものもあるかも知れないがすでに内容は忘れた。
IQ85はスケベ反対派の私には刺激が強いので読むのを遠慮している。
私自身文学にはさほど詳しくはありませんが。村上作品の文法スイッチぐらいなら
知っているぜよ。
村上作品の中でも大人気作の『ノルウェーの森』の魅力であり書き上げた
文学的技術であると評価される巷で話題のスイッチです。
作品中の主人公の男性が何故これほどまでに女性にモテるのかは
作中には書かれておりませんが、必ずしも主人公の男性は文脈から受ける
印象のようにモテる男性像なわけではありません。
主人公の男性と女性の2人だけの場面になると、女性の方から
言葉数少なく、男性への好意の表れを感じさせ性に対して積極的になる
展開の場面が数多くありますが、
これ実際には女性からの無言のアプローチではなく、一般的な行為として男性からの
女性に対する下心のある接近するシーンをただ書くのではなく
㊚と㊛の立場をスイッチ(交換)して女性からの好意の現れとして描かれているのです。
敢えて、男性からの接近でなく、それをワザと女性からのアプローチと
して情景描写を書くことで、まるで男性がモテているように読めるんですね。
つまりはストーリーの終盤で出てくるビートルズのノルウェーの森をギターで弾いて
迫ったのは女性の方ではなく男性が女性を落とす為に恰好をつけてギターを弾いたのです。
男女が入れ替わる。これが文学的な技法の一つの『スイッチ』なんですねー。
うーーん。うまく説明できてるかなーー。
男女二人っきりになってからのセリフが少なく、情景描写が続くシーンは
男女が入れ替わった内容なのです。つまりは男と女が入れ替わるスイッチなのです。
なぜ、主人公の男性がモテるのか?考えた皆さん。それはスイッチで書かれた女性の事ですよ。
世の女性の多くはお気お付け下さい。どのようにして主人公の男性がモテるかがテーマではありません。
いかにして、男性が女性に対してスケベであるかという事なのです。
主人公の男性が異性から兎に角人気がある。そして女性がとても男性から人気が有るかという事です。
下手な解説ですみませんが、これが村上作品ノルウェーの森の謎を
解き明かす手がかりになるはずです。これからの新作も素直に読んでもいいし
少し、捻って2度、3度読み返してみるのも面白いと思います。
おなじじき似たような作品はありますが、どちらも高い評価を受けております。
1987年ノルウェーの森 小説
1982年尾道で撮影された『転校生』 映画