★なぞなぞの答えです。4月7日付けの記事で書いたなぞなぞの答えと回答です。
村民Aセリフ①「私は正直ですので正直村の村民です。」
村民Aセリフ②「村民Bさんは嘘つき村の村民です。」
村民Bセリフ①「私は嘘つきですので嘘つき村の村民です。」
村民Bセリフ②「村民Aさんは嘘つき村の村民です。」
村民A、Bのセリフは上記の2つのみです。
旅人はまず、村民Aのセリフ①②を全部信用しました。
村民Aは正直で村民Bを嘘つき村の人だと考えました。
しかし
村民Bのセリフ①を思い出すと村民Bは自分で自分の事を
嘘つきだと正直に答えた事になります。
これで村民Aの信用は?です。
さらに村民Bのセリフ②を考えると村民Aは嘘つきで正しい
事になります。
よって村民Aは嘘つき村の村民だという事です。
そして村民Bは正直村の村民だと解ります。
次に村民Bのセリフを旅人が全部信用した場合、
村民Bのセリフ①は自ら嘘つきです。と言ってる訳ですから
信用するまでもありません。
村民Bのセリフ②は先に解説したように正しい意見だと解ります。
問題は村民Bのセリフ①の「私は嘘つきです。」という発言ですが、
これは「謙遜」ともとれますが、嘘つきですので嘘つき村の村民です。
と正直に答えてます。当然、嘘つき村の村民なら嘘をついて正直村の
村民であると答えなくてはなりません。
つまりはこのなぞなぞのストーリーを考えると正直な人は正確に正直村の人と
答え、嘘つき村の人も虚栄で正直村の人だと答え、全員で異口同音で自称
正直村の人と言うのがデフォルトとなりますが、それが簡単にはいかないのが
このなぞなぞの難しい所です。
デフォルトの状態では全員の答えが「私は正直村の人です。」と捉えた場合、
それが解決の糸口となり、各々の発言を検証さえしてれば、答えは出てくるはずです。
簡単だったかな?難しかったかな?なぞなぞというから捻りで考えた人もいるかな。
でもこれはれっきとした実例のある問題なんですよ。
以上です。