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2013年12月31日に起きた茨城北部の震度5弱地震

2014-01-03 23:54:31 | 地震の予兆は当たらない
年明け3日も過ぎないというのに世知が無いかの如く地震の話題。
年開けて去年の12月31日に茨城県北部でM5.4 震度5弱の地震がありました。
師走の慌ただしい雰囲気に流されるかのように多くの日本人はスルーをしてますが、
意外と問題になっても不思議では無いクラスの大きい地震なんだな。

去年は当ブログでも「地震の予兆は当たらない」として逆説的に地震の予兆を検証して
いましたが、その頃は震度4クラスでもビクビクしていたのを思い出します。
それがホンの数か月後には震度3クラスは日常的になり珍しくは無くなりました。

地震の前兆として度重なる揺れの頻発が大きな地震の前触れとなる「前震」として確認
されますが、大体どの程度の頻発が前震と捉えられ、期間的にはどれ程の長さなのかは
定かではなくケースバイケースです。前震、本震、余震の見解は事後に判断されるものですから
一般的にはこれが前震で大きな地震の前兆だとは断言できないのです。

それでも多くの人は地震の前触れとなる自然現象を何かしらのキーワードか虫の知らせのような
感覚で求めて地震への漠然とした不安を何かしらの現象や形に示そうとする。
きっとそれが地震の予兆の流行だと思う。不安から来る影響で物事を見るとこのような形になる。
やはり地震の前兆を信ずるか信じないかは人次第ですね。

過去の例から挙げると
1995年の阪神淡路震災の例を挙げると前日にM3.0クラスの地震が4回観測されて
これが後々「前震」だと判断されました。

2011年の東日本震災の場合は2日前のM7.3震度5弱が観測されこれが「前震」とされた
これまでの日本列島で起こる大震災の「前震」とされる条件が震度5弱と一日にM3.0クラスの
地震が4回程度の発生と見なした場合、

千葉県沖が海溝型地震の前震としてのM3.0クラスの地震の頻発が条件に当て嵌まる。
茨城県北が直下型地震の前震として震度5弱の地震が条件として当て嵌まる。

これ程までに日本列島では地震が頻発しているのだ。どこをとっても地震現象として
「前震」としての大型地震のパイロットの役割を果たせるだけの規模と頻度を持っている。
そして問題なのが、どの地震が大型震災に繋がるプラグ着火の役割を果たしているかという事。
そしてこれが「新・大地震の予兆」ということですね。

とても都合の良い楽観的な考えとしては普段の頻発性の小さな地震は時折起こる震度5弱や4クラスの
比較的大きな地震の前震と余震であって震災クラスに及ぶ大型地震とは無関係だという見解などもある。
単なる群発性地震の活発化によって大きな地震のエネルギーを小出しにして尻すぼみ的に縮小されていく
だけだと安心感を持たせる場合もあるが、勿論こちらの方も予兆と一緒で根拠のない意見です。

自分で出した結論からすると小さな地震M3.0クラスが一日に4回以上起こった次の日か
震度5前後の大きい地震の後の3日程度が危ないという事になる。
なんともたった2例だけで地震の前兆をまとめてしまってる俺なのだ。
なんとなぁーく2017年頃までにはまた大きな地震がありそうな予感なのだ。

てな事で2013年の12月31日大晦日に起こった茨城県北の震度5弱の地震は大型地震の前震では無かったと
判断しても良いのでしょうか?あっまた地震の予兆についてブログに書きたくなってきた正月3日を過ぎた
今日この頃です。



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