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為替レート操作の問題。

2014-01-14 20:01:19 | 経済
はい。早速です。本日の日経平均株価は 15429で取引を終えました。前日比-482でした。
2013年の12月30日が16291で年の取引を終えましたので、年明けから約2週間で約800程値下がりをしてます。
大きく値下がりをした週明け早々の取引のような気がしますが、実際には日本株は正月休み中に海外投資家から
既に売られておりまして、先週の8日水曜日の日銀の政策関係によると思われる瞬間的な値上がりがこの株安を
オブラートに隠していたんですね。アベノミクスの賞味期限切れが大沙汰に成っては困るでしょ。それでも
多分農薬は混入してないと思いますけどね。多分消費税みたいな・・・

2013年の取引終値が16291で、2014年の1月には既に15900から始まっていたので先ずは去年の残像である16300を
忘れて置かないと今年の株式を理解し難いです。 忘年会ですよぉーー!飲んでくださぁーーい!
そして嫌な事も良い事も全部忘れてくださぁーい。by忘年会幹事
そしていつの間にか1月8日に日銀による株買い取りと思われる株高新年会も既に終わってました。
新年会も飲んでくださぁーーい!。((8-(o・ω・)o□☆□o(・ω・o)-8))乾杯♪by幹事

これだけ解りやすい日銀の金融政策も珍しいです。年明け一発目の日銀政策は日本経済の成長率の見通しが明るい
という高評価を謳うことではなく、大盤振る舞いの株の買い取りだったと思われる。しかしそれも長続きせず、効果が
薄かった訳ですので、この際です信憑性が低くとも敢えて今年のGDP成長率が高いとアピールした方が良かったかもね。
それでも今の日本の株安傾向が回復するとは限らないですけど。

それとですね。これまでアベノミクスによる円安株高による金融動向が定番化してしまった日本株式がまた少し複雑な
局面を迎えます。それは米国FRBにより米国銀行の為替レート操作の疑いについて調査が始まったって事です。
解りやすかった日本株と為替の関係に少し水が入りそうです。あらまぁー。

正式にFRB議長に就任したイェレン議長は確かユダヤ系の方です。年末に安倍総理が一部の外国人からはヒットラーの墓と
一緒と非難される靖国参拝を行った事に関連してか、海外の面持ちは決して良くは無い。更には米国の量的緩和政策の縮小と
なれば海外にばら撒かれた金融資本を回収する為に米国投資家が日本株を売りに出す事も考えられる。最後はすべての資本を
米国にフィードバックしてこの緩和政策を成功させようとする米国FRBにとっては日本株の売り時を考えた場合
『今でしょ!』と答えを出す事も考慮しなくてはいけない。

成るべく高値の状態で株を売りたい海外投資家に対して日本株は17000間近と簡単に思い込んでいた国内投資家の間では
天井値で株を買わされるという事です。もう少し先の日本経済に魅力が無くてはどうしても手が出し難いかもしれません。
今、日本政府や日銀が行わなくてはいけないのは海外投資家から三行半を突きつけられないようにしなくてはいけない。
もう少し投資してもらえるよう将来的な展望をアピールするのが良いと思うのだが、経済成長率の見通しがバラついている
事が懸念材料となってしまっている。

真っこれが俺の勝手な経済論




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ソチオリンピックとアベノミクス

2014-01-14 01:20:22 | 政治
いあぁー政治の事はともかく、もうすぐに冬季五輪ソチオリンピックの開催が迫っております。
2014年2月7日20時14分から開会式が開かれます。楽しみですねェ。女子フィギアが注目なんでしょう。

1980年のモスクワオリンピックが開催された時はまだペレストロイカが行われる前のソビエト連邦時代でした
のでソビエト連邦解体後のロシアとなってからは初めての大きな国際大会となります。
ペレストロイカを前後して国体の在り方が大きく変化したのですが、前回のモスクワオリンピック後に
米国で84年ロサンゼルスオリンピックが開催されました。初めて女子マラソンが競技種目になった大会でもあります。

この84年のロス五輪の時に大統領が共和党のレーガン大統領でした。彼は今の日本の安倍政権と同じように国家財政の
再建を求められた政権であり、レーガン大統領主導の下の経済政策『レーガノミクス』が実施されていました。
財政不安定とベトナム戦争での後遺症による双子の赤字に長年悩んできた米国にとっては最重要課題としての
経済政策でした。アベノミクスを掲げる今の日本のオリンピック招致活動と類を見るものがあります。

米国はロス五輪での財政支出をほぼ0に抑えました。それはオリンピック開催における革命的な商業化にあり、
公式スポンサー契約による収入で大部分の財政を賄った事に他なりません。これまで大会運営側に届け出を提出して
僅かな出資でオリンピック大会での商業活動が可能だったのだが、この大会からは公式スポンサーとしての契約を
結んだ企業にしか大会でのビジネスを許さなかった。

企業側は大会期間以外でも大会の開催国以外でもこの公式スポンサー契約により注目度を集めて大きく販売促進に
効果を生む事が出来た。今でもコカ・コーラなどは缶にオリンピック公式スポンサーマークをデザインし、
スポーツマンをサポートする姿勢を見せ、オリンピックにおける公式スポンサーの地位を不動のものにしている。

この80年のモスクワオリンピックと84年のロサンゼルスオリンピックの対照的な成功度の違い、多くのボイコット国を
出したモスクワに対してロサンゼルスオリンピックの国家の威厳を見せつけるかの如くNATOに代表される資本主義国の
強さをまざまざと見せつけられた旧共産国体制のソビエトは大きく民主化への政治的な梶を切らなくてはいけなくなった。
そして財政問題でのレーガノミクスの成功の一例にロス五輪での徹底しての縮小財政とオリンピック民営化のメリットを
体現化する為には当時のソビエトの国家では不可能であった。それが当時のゴルバチョフ書記長を始めとする政治家の考えに
どれだけ影響をしたかは知らないが、タイミング的に米ソ間での軍縮など多くの面で冷戦からのデタントへ繋がったとみられる。

国際情勢では国家としての威厳の強さを表すものとしてペレストロイカ後のロシア旧共産圏では初となる冬季オリンピック
84年のロス五輪に影響されて大きく様変わりをした国家の威厳とはどのように大会に反映されるのでしょうか?
ペレストロイカが今のロシアにとって良かったかどうかの前にロシアにはプーチン大統領再任という大きな課題が重しのように
圧し掛かり、ハリボテのメッキが剥がれたような事ではマズイのではないかと個人的ながら思うのです。

これがロス五輪とソチ五輪との比較ならば、国内問題として日本にもアベノミクスとレーガノミクスと言う対比がある。
2020年にどのような東京五輪を迎えるかというなれば、少し気が早いかもしれませんが、レーガノミクスがロス五輪で
徹底した財政支出を抑えて運営を民営化する事で業績を伸ばした事に対して今のアベノミクスは量的緩和政策などにより多額の
財政支出を行っている。3本の矢の話でも機動的な財政投資による成長戦略とある。安倍政権が本来目指すべき小さな政府の
様相からは大きくかけ離れている財政支出だ。この一年間安倍政権を見てきたが、どうもパフォーマンスの上での右派政治家としての
立場とは大きくズレる所が多い。どちらが良いかという発想と期待感を組み合わせて解釈した場合、どの国も一国の主である
大統領や総理大臣に鍵が握られている事は間違いない。

ソチオリンピックでプーチン大統領個人が更に批判されるような事があれば、ロシアを始めとする旧共産圏は完全にまでNATOに
敗北したことになる。アベノミクスでデフレからの完全な脱却が不可能であれば、日本は双子の赤字からの回復を見せた
米国に経済政策の面で落ちてしまう。どちらも今年2月には多くの事が理解されるようになるかもね。










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