特定秘密保護法案が議論されていた去年の年末の事です。
民主党が約3万件の機密情報を破棄していた事が問題となりました。
物腰の柔らかい小野寺防衛相大臣がこの問題で民主党を非難した。
特定秘密保護法が議論されるに当たりこの問題について自民党は勇み足だった。民主党の機密情報管理の
杜撰さを指摘したつもりだったのかもしれない。秘密保護法成立は民主党のような
政党の無責任な行為を規制するものだとこの法案に反対の声が強い国民に訴える為だったようだ。
しかしこの民主党の機密情報の取り扱いはどうやら民主党だけで行われたのではなく、
政権与党時代に米国側と協議をした上で整理する事が当然なもので、勝手に簡単に
処理できるものではない。 そのような状況を十分に理解できない一般人に向けて
平気で恰も民主党の身勝手な行為のように描かれてしまう機密情報3万件破棄の問題は
自民小野寺防衛大臣の稚拙さを返って露呈したものだった。
やしきたかじんさんの訃報を受けて『やしきたかじんのそこまで言って委員会』の特定秘密保護法に
ついての意見に対して記事を書いたつもりが少し長文になりました。
内容は被災地の人の政治意識の持ち方と右派政治家のロジカルについてのものです。
結論から言えば、自民党の右派政治家は信用ならない事と民主党官直人元総理大臣の事です。
興味の無い人はスルーです。
予てから民主党叩きが横行する自民党支持者やネトウヨの存在の背景にIT自衛隊という
自民党絡みの石破茂のやり口を継承するかのように、今の防衛問題は官僚も含めて民主党の
ような防衛情報や予算を整理する方向性が強いリベラル派は目の上のタンコブなのだ。
此の辺りは防衛関係予算に癒着する企業談合や補助金狙いの立場も見え隠れする。
この問題に対して全く違った方向性で物事を捉えるスタンスがあり、少し古くなって東日本震災時の
政権与党の民主党の官直人元総理大臣の名前が挙げられる。言わずとしれた鳩山さんと官さんといえば
民主党叩きの上でまず面前に出てくる人物。野田さんを含めて民主党政権時代の総理大臣は誰でも
変なニックネームを付けられ、中身を見ずに頭ごなしで粗探しをする手間を省ける程の矢面に立たされる
ケースが多いのですが、そこはネームバリューの価値を崩すという心無い人達の手段なのでしょう。
震災時の総理大臣官直人さんは本人も自分の事を顧みるときに「震災の対応に不手際が有った」と認めている。
これは原発事故の際に本来なら東京消防局や自衛隊がその対応に当らなくてはならないというルールを無視して
どちらも震災火災の対応に当らなかった事に由来する。つまりは東京消防局も自衛隊も原発の消火に赴かなかったのです。
多くは地元福島の消防団に鎮火活動を押し付けて、原子炉の冷却システムに海水を注入しなくてはいけない状況までに
事態は遅れをとり、一向に捗らない原発火災の消火活動に東京消防局は重い尻を最後まで上げなかった。
自衛隊は消火活動の後方支援として海上から水の補給をするだけで直接的には関わらなかった。
その責任ある立場は法的なルールを一方的に無視して地元消防団と政権与党の官直人民主党政権に押し付けられ、
東京消防局と防衛相の無責任な対応はスルーされ後々の海水を注入した東京電力の責任と官直人叩きに矛先を向けた。
民主党鳩山さんの福島原発廃炉へ向けた取り組みに賛同する傾向の強かった千葉県では、震災における福島原発火災への
心配も大きく、正しく「対岸の火事」では済まされない状況から問題に対する切実な視点があり、一部の人からは
このような東京消防局と防衛相の取り組みに具体的な不信感が現れていた。
しかし当時の官直人総理は東京消防局がどうのこうの、防衛相がアレやコレやとは言わずに直面する原発問題に
迫られた。その裏側には防衛相や東京消防局のこの問題での民主党の政権からの陥落は避けさせる代わりに震災に対する
無責任な防衛省と消防局の在り方を無理やり飲み込ませるという手口が強行された。
一刻を争う事態への対応を迫られる中、このような消防局と防衛相の真っ当な協力が得られないという悪条件を嘆く
暇もなく、進行する原発火災を抑える為に納得のいかない心情を腹の中に納めて、地元消防団と東電、官直人政権による
原子炉のメルトダウンを防ぐ為の活動が行われたのだが、止む無く原子炉は海水を注入するという苦渋の選択も空しくも
取らざる負えないまでに悪化し、多くの人が知る様に
結局は原子炉火災という最悪の状況にまで陥ってしまった。orz
その後国民意識はIT自衛隊のネット活動によって、まるで防衛相と消防局の無責任な態度を覆い隠すかのように官直人政権の
震災に対する不手際だとか政権の延命行為などと揶揄する事が氾濫して民主党叩きが盛り上がった。
当の防衛相はとういうと「震災復旧活動」に精力的に参加してるとの姿勢をプロバカンダ的に大きく広めて
「原子炉火災への対応」の問題とすり替えてまるで防衛相の自衛隊が国民にとっては救世主であるかのように扱われた。
その影響は2012年年末の総選挙でも防衛相と関わり合いの強い議員が有利に進めるという結果を招いた。
その流れの中でも福島の地元消防団や被害者や東電、そして東電の家族など蔑ろにされていった。
しかし官直人の原子炉火災から逃げ出さなかった姿勢や防衛相を消防局をと非難する事無く、自身の政治家としての
責任と受け止め、「災害への対応に不手際があった。」と認める姿勢は時間が経つにつれて、一政治家として有権者に
見るに堪えない不様な姿を見せるものの、現実的な震災被害への相対関係から責任ある立場に座る政治的権力者も震災とは
他人では無いと実感させてくれる。 そしてそこが徐々に評価を受けている。国民が苦しい時は民主党も苦しいというのが
この政党の魅力なのだ。
もっとも嫌われていると思われる元総理大臣民主党官直人議員、彼の震災に対するフラットな姿勢は防衛相などの
都合の良い、IT自衛隊やネトウヨの情報操作による国民意識の統制をも凌駕しそうなのである。まるで魔女裁判のように
続いた民主党叩きや官直人への批判を繰り返すネトウヨ工作員が、利害関係上自民党の防衛相関連の存在であるという
状況証拠を再確認させ、彼の政治は最も震災被害と適合する姿勢で、もっとも防衛相のIT自衛隊による情報操作と
反りの合わない人物であり、それゆえネトウヨからも狙われているのだ。
東日本震災における被害地やその周辺にはこのような政治意識があり、全国的なネット情報や報道では伝わり難い
所がある。今の情報社会は云わずと知れて全体主義的な流れで、地方の実態や意見は中央集権型の体制によって
歪曲され偏見を受けがちなのだ。もしもその現実を報道したり、体制にとっては不都合な現実を示そうものなら
ネトウヨや体制側にとっては面白く無いものとなり「マスゴミ」と呼ばれ、現実を無視した批判を受けてしまうのです。
防衛省のIT自衛隊にとってはメディアは敵であり、震災の対応を強く求め、自衛隊の無責任を安易に許そうとしなかった
官直人も敵なのでしょうな。 テレビ番組を批判し、ネトウヨが氾濫を極めるネット情報が効果的になるように
自民党と防衛相のネット内での情報操作は続くものと思われる。
話は戻って現在の自民党小野寺防衛相大臣はこのような状況を知らぬ存ぜぬで何食わぬ顔で特定秘密保護法案の
議論が叫ばれる中、民主政権時代に機密情報が3万件破棄された事を訴えた。まるでこの法案が嫌われ者の民主党の
ような政権を封じる為に必要だと言わんばかりの態度だ。しかし震災の問題で防衛相に不信感を持つ一部の人達からは
現実とはかけ離れた民主党叩きの一貫にしか映らなかった。まるで震災の問題を民主党官直人に押し付けたように
この法案の批判も民主党の責任にしようという魂胆にしか見えなかった。ましてや防衛相が東京消防局が自民党がと
原発火災への対応悪条件を作り出した無責任を決め込む者への批判を我慢し、問題から逃げ出さず真正面から向かった
官直人議員とは全くの対照的に受け止められた。
当然の如くこの防衛問題の機密情報破棄は同盟国の米国との協議をした上で整理しているものであって、まるで民主党が
そのファイルを現実的には無かったように勝手に捨てているように聞こえてしまう発言というのは意図的としか思えない。
機密情報として破棄したものの中には国民が知り得る事が出来るようになった情報もある訳ですから、その面をもう少し
的確に把握してもらわなくては大臣としての対応とは言い切れない。 もしも問題点があるのなら、国会で話し合ってみては
どうかと思うのですが、民主党時代の3万件の機密情報の破棄を叫ぶ割には国会議員としての大臣としての議会でのお仕事は
殆ど実行しないというのはどうしたものでしょうかね。ましてや今の防衛相官僚と閣僚との関連性はビッグデータの取り扱いに
手間取っているようにも伺える。 もう少し踏み込んで考察するならば、日米同盟における自衛隊から集団的自経験の行使の
可能な国防軍への防衛構想の変化に対するおぼつかない部分なのかもしれないですね。
このように小野寺防衛相の発言は政権自民党にとっては勇み足感が強かった為、返って震災被害者の人達からは
特定秘密保護法案への批判を強める事になってしまった。そして原発反対運動デモ活動の市民エネルギーは
特定秘密保護法案に対する反対運動へと変わっていった。
自民党幹事長石破茂はこのような事態を意識してか、福島で震災復興には与党と地元の連携を図る必要性をと訴える為に
現地入りした際に 現状を把握した上で 自民党は他の政党の事はとやかく言いません。と御誂え向きの言葉を使ったのだが、
地元民には容易には受け入れてもらえなかった。それはまるで自民党に対する不信感を平気で弄ぶような心理的な挑発だった。
防衛省関連の政治家と震災被害者との溝がなかなか埋まらない現状を窮屈に思ったのか挙句の果てに石破は自身のブログ内で
「デモはテロと同質」と発言し更に追い打ちをかけて右派政治家の不人気を呼んだ。
もはや今の自民党幹事長の石破には考える能力さえ無いのかもしれない。
「デモはテロと同質。」や「他の政党に対してとやかく言わない。」など、好印象を持つ感性や思考回路に自分の名や団体名を
すり替え的に付け自分のもののように発言するだけや、言葉の意味の理解の段階で「デモ」や「左翼」などの対立する言葉に
悪いイメージを持たせるだけの場合が多い。「左翼≒韓国」もその一例だろう。金大中大統領後の韓国は右翼色が強い政策が
目立ち日本と対立するケースが増えており、日本側も韓国同様に右傾化が進み他国と対立するケースが多い。ネットでの
米国慰安婦像の撤去署名もYoutubeでの韓国工作員と同様な様式をとっている。
右傾化は特秘法以外にも国民意識に悪しき影響をもたらしてくれるといえよう。
「ブーメラン」と「マッチポンプ」「マスゴミ」など勝手な造語を作りネトウヨ理屈を一般化させようという他に最近の
「ネトウヨ」の定義や言葉の意味を問うもしくは勝手に身勝手に別の意味にすり替えるという脳内変換によってのみでしか
正当化できないような理屈を持たせる事しかできないのなら最早真っ当な理論は不可能なのだろうな。
つまりは右翼的思想は妄想である事が証明されていこうとするのである。
小野寺防衛相担当大臣 特定秘密保護法案の議論が叫ばれている中
「民主党によって3万件の機密情報が破棄された。」
だからどうした? 米国と協議の上整理として進めているのだぞ。防衛相官僚とも相談しているのだぞ。
情報が現実から捨てられた訳ではないのだぞ。民主党時代の防衛大臣が民間人の森本敏だったから
平気で国会対策で反論を受けずにこのような勝手な言いがかりが言えるのではないか?
其れは何時ものネトウヨと同様の民主党叩きの構図ではないか?それともネトウヨや自民党選手の為の
燃料投下のつもりなのか? それで特定秘密保護法案の審議が適切に行われていたと言いたいのだろうか?
今の右傾化は低レベルで幼稚なんだよ。オフィスで飛行機のプラモデルを製作している石破茂のような
大人子供のような人間性が切実な政治への関心からは丸見えなのだよ。ネトウヨには通用するかもしれないがな。
東京都知事の猪瀬の失職や石原慎太郎などの右派思想の政治家の低迷が続き風当りの強さを回避する為に安倍晋三総理を
靖国神社に参拝させ、一般人意識の右傾化の波を再熱させ、事実上売国右派政治家の保身に一役買ったような総理参拝は
中韓をはじめ米国からも批判を受けるが、国内では好印象な様相は明らかな「日本の自滅へのセオリー」なのだ。
とまぁこんな具合に『たかじんのそこまで言って委員会』のやしきたかじんさんの訃報を受けて、番組内での
特定秘密保護法に対する考えに応じたブログ記事を書いてみました。
この番組では特秘法について民主党のような勝手に3万件の機密情報が処理されていた事が特定秘密保護法の
法律の意義に繋がるような結論が出ておりましたので、なんとも下らないと思っておりました。
やしきたかじんさんのご冥福をお祈りいたします。
民主党が約3万件の機密情報を破棄していた事が問題となりました。
物腰の柔らかい小野寺防衛相大臣がこの問題で民主党を非難した。
特定秘密保護法が議論されるに当たりこの問題について自民党は勇み足だった。民主党の機密情報管理の
杜撰さを指摘したつもりだったのかもしれない。秘密保護法成立は民主党のような
政党の無責任な行為を規制するものだとこの法案に反対の声が強い国民に訴える為だったようだ。
しかしこの民主党の機密情報の取り扱いはどうやら民主党だけで行われたのではなく、
政権与党時代に米国側と協議をした上で整理する事が当然なもので、勝手に簡単に
処理できるものではない。 そのような状況を十分に理解できない一般人に向けて
平気で恰も民主党の身勝手な行為のように描かれてしまう機密情報3万件破棄の問題は
自民小野寺防衛大臣の稚拙さを返って露呈したものだった。
やしきたかじんさんの訃報を受けて『やしきたかじんのそこまで言って委員会』の特定秘密保護法に
ついての意見に対して記事を書いたつもりが少し長文になりました。
内容は被災地の人の政治意識の持ち方と右派政治家のロジカルについてのものです。
結論から言えば、自民党の右派政治家は信用ならない事と民主党官直人元総理大臣の事です。
興味の無い人はスルーです。
予てから民主党叩きが横行する自民党支持者やネトウヨの存在の背景にIT自衛隊という
自民党絡みの石破茂のやり口を継承するかのように、今の防衛問題は官僚も含めて民主党の
ような防衛情報や予算を整理する方向性が強いリベラル派は目の上のタンコブなのだ。
此の辺りは防衛関係予算に癒着する企業談合や補助金狙いの立場も見え隠れする。
この問題に対して全く違った方向性で物事を捉えるスタンスがあり、少し古くなって東日本震災時の
政権与党の民主党の官直人元総理大臣の名前が挙げられる。言わずとしれた鳩山さんと官さんといえば
民主党叩きの上でまず面前に出てくる人物。野田さんを含めて民主党政権時代の総理大臣は誰でも
変なニックネームを付けられ、中身を見ずに頭ごなしで粗探しをする手間を省ける程の矢面に立たされる
ケースが多いのですが、そこはネームバリューの価値を崩すという心無い人達の手段なのでしょう。
震災時の総理大臣官直人さんは本人も自分の事を顧みるときに「震災の対応に不手際が有った」と認めている。
これは原発事故の際に本来なら東京消防局や自衛隊がその対応に当らなくてはならないというルールを無視して
どちらも震災火災の対応に当らなかった事に由来する。つまりは東京消防局も自衛隊も原発の消火に赴かなかったのです。
多くは地元福島の消防団に鎮火活動を押し付けて、原子炉の冷却システムに海水を注入しなくてはいけない状況までに
事態は遅れをとり、一向に捗らない原発火災の消火活動に東京消防局は重い尻を最後まで上げなかった。
自衛隊は消火活動の後方支援として海上から水の補給をするだけで直接的には関わらなかった。
その責任ある立場は法的なルールを一方的に無視して地元消防団と政権与党の官直人民主党政権に押し付けられ、
東京消防局と防衛相の無責任な対応はスルーされ後々の海水を注入した東京電力の責任と官直人叩きに矛先を向けた。
民主党鳩山さんの福島原発廃炉へ向けた取り組みに賛同する傾向の強かった千葉県では、震災における福島原発火災への
心配も大きく、正しく「対岸の火事」では済まされない状況から問題に対する切実な視点があり、一部の人からは
このような東京消防局と防衛相の取り組みに具体的な不信感が現れていた。
しかし当時の官直人総理は東京消防局がどうのこうの、防衛相がアレやコレやとは言わずに直面する原発問題に
迫られた。その裏側には防衛相や東京消防局のこの問題での民主党の政権からの陥落は避けさせる代わりに震災に対する
無責任な防衛省と消防局の在り方を無理やり飲み込ませるという手口が強行された。
一刻を争う事態への対応を迫られる中、このような消防局と防衛相の真っ当な協力が得られないという悪条件を嘆く
暇もなく、進行する原発火災を抑える為に納得のいかない心情を腹の中に納めて、地元消防団と東電、官直人政権による
原子炉のメルトダウンを防ぐ為の活動が行われたのだが、止む無く原子炉は海水を注入するという苦渋の選択も空しくも
取らざる負えないまでに悪化し、多くの人が知る様に
結局は原子炉火災という最悪の状況にまで陥ってしまった。orz
その後国民意識はIT自衛隊のネット活動によって、まるで防衛相と消防局の無責任な態度を覆い隠すかのように官直人政権の
震災に対する不手際だとか政権の延命行為などと揶揄する事が氾濫して民主党叩きが盛り上がった。
当の防衛相はとういうと「震災復旧活動」に精力的に参加してるとの姿勢をプロバカンダ的に大きく広めて
「原子炉火災への対応」の問題とすり替えてまるで防衛相の自衛隊が国民にとっては救世主であるかのように扱われた。
その影響は2012年年末の総選挙でも防衛相と関わり合いの強い議員が有利に進めるという結果を招いた。
その流れの中でも福島の地元消防団や被害者や東電、そして東電の家族など蔑ろにされていった。
しかし官直人の原子炉火災から逃げ出さなかった姿勢や防衛相を消防局をと非難する事無く、自身の政治家としての
責任と受け止め、「災害への対応に不手際があった。」と認める姿勢は時間が経つにつれて、一政治家として有権者に
見るに堪えない不様な姿を見せるものの、現実的な震災被害への相対関係から責任ある立場に座る政治的権力者も震災とは
他人では無いと実感させてくれる。 そしてそこが徐々に評価を受けている。国民が苦しい時は民主党も苦しいというのが
この政党の魅力なのだ。
もっとも嫌われていると思われる元総理大臣民主党官直人議員、彼の震災に対するフラットな姿勢は防衛相などの
都合の良い、IT自衛隊やネトウヨの情報操作による国民意識の統制をも凌駕しそうなのである。まるで魔女裁判のように
続いた民主党叩きや官直人への批判を繰り返すネトウヨ工作員が、利害関係上自民党の防衛相関連の存在であるという
状況証拠を再確認させ、彼の政治は最も震災被害と適合する姿勢で、もっとも防衛相のIT自衛隊による情報操作と
反りの合わない人物であり、それゆえネトウヨからも狙われているのだ。
東日本震災における被害地やその周辺にはこのような政治意識があり、全国的なネット情報や報道では伝わり難い
所がある。今の情報社会は云わずと知れて全体主義的な流れで、地方の実態や意見は中央集権型の体制によって
歪曲され偏見を受けがちなのだ。もしもその現実を報道したり、体制にとっては不都合な現実を示そうものなら
ネトウヨや体制側にとっては面白く無いものとなり「マスゴミ」と呼ばれ、現実を無視した批判を受けてしまうのです。
防衛省のIT自衛隊にとってはメディアは敵であり、震災の対応を強く求め、自衛隊の無責任を安易に許そうとしなかった
官直人も敵なのでしょうな。 テレビ番組を批判し、ネトウヨが氾濫を極めるネット情報が効果的になるように
自民党と防衛相のネット内での情報操作は続くものと思われる。
話は戻って現在の自民党小野寺防衛相大臣はこのような状況を知らぬ存ぜぬで何食わぬ顔で特定秘密保護法案の
議論が叫ばれる中、民主政権時代に機密情報が3万件破棄された事を訴えた。まるでこの法案が嫌われ者の民主党の
ような政権を封じる為に必要だと言わんばかりの態度だ。しかし震災の問題で防衛相に不信感を持つ一部の人達からは
現実とはかけ離れた民主党叩きの一貫にしか映らなかった。まるで震災の問題を民主党官直人に押し付けたように
この法案の批判も民主党の責任にしようという魂胆にしか見えなかった。ましてや防衛相が東京消防局が自民党がと
原発火災への対応悪条件を作り出した無責任を決め込む者への批判を我慢し、問題から逃げ出さず真正面から向かった
官直人議員とは全くの対照的に受け止められた。
当然の如くこの防衛問題の機密情報破棄は同盟国の米国との協議をした上で整理しているものであって、まるで民主党が
そのファイルを現実的には無かったように勝手に捨てているように聞こえてしまう発言というのは意図的としか思えない。
機密情報として破棄したものの中には国民が知り得る事が出来るようになった情報もある訳ですから、その面をもう少し
的確に把握してもらわなくては大臣としての対応とは言い切れない。 もしも問題点があるのなら、国会で話し合ってみては
どうかと思うのですが、民主党時代の3万件の機密情報の破棄を叫ぶ割には国会議員としての大臣としての議会でのお仕事は
殆ど実行しないというのはどうしたものでしょうかね。ましてや今の防衛相官僚と閣僚との関連性はビッグデータの取り扱いに
手間取っているようにも伺える。 もう少し踏み込んで考察するならば、日米同盟における自衛隊から集団的自経験の行使の
可能な国防軍への防衛構想の変化に対するおぼつかない部分なのかもしれないですね。
このように小野寺防衛相の発言は政権自民党にとっては勇み足感が強かった為、返って震災被害者の人達からは
特定秘密保護法案への批判を強める事になってしまった。そして原発反対運動デモ活動の市民エネルギーは
特定秘密保護法案に対する反対運動へと変わっていった。
自民党幹事長石破茂はこのような事態を意識してか、福島で震災復興には与党と地元の連携を図る必要性をと訴える為に
現地入りした際に 現状を把握した上で 自民党は他の政党の事はとやかく言いません。と御誂え向きの言葉を使ったのだが、
地元民には容易には受け入れてもらえなかった。それはまるで自民党に対する不信感を平気で弄ぶような心理的な挑発だった。
防衛省関連の政治家と震災被害者との溝がなかなか埋まらない現状を窮屈に思ったのか挙句の果てに石破は自身のブログ内で
「デモはテロと同質」と発言し更に追い打ちをかけて右派政治家の不人気を呼んだ。
もはや今の自民党幹事長の石破には考える能力さえ無いのかもしれない。
「デモはテロと同質。」や「他の政党に対してとやかく言わない。」など、好印象を持つ感性や思考回路に自分の名や団体名を
すり替え的に付け自分のもののように発言するだけや、言葉の意味の理解の段階で「デモ」や「左翼」などの対立する言葉に
悪いイメージを持たせるだけの場合が多い。「左翼≒韓国」もその一例だろう。金大中大統領後の韓国は右翼色が強い政策が
目立ち日本と対立するケースが増えており、日本側も韓国同様に右傾化が進み他国と対立するケースが多い。ネットでの
米国慰安婦像の撤去署名もYoutubeでの韓国工作員と同様な様式をとっている。
右傾化は特秘法以外にも国民意識に悪しき影響をもたらしてくれるといえよう。
「ブーメラン」と「マッチポンプ」「マスゴミ」など勝手な造語を作りネトウヨ理屈を一般化させようという他に最近の
「ネトウヨ」の定義や言葉の意味を問うもしくは勝手に身勝手に別の意味にすり替えるという脳内変換によってのみでしか
正当化できないような理屈を持たせる事しかできないのなら最早真っ当な理論は不可能なのだろうな。
つまりは右翼的思想は妄想である事が証明されていこうとするのである。
小野寺防衛相担当大臣 特定秘密保護法案の議論が叫ばれている中
「民主党によって3万件の機密情報が破棄された。」
だからどうした? 米国と協議の上整理として進めているのだぞ。防衛相官僚とも相談しているのだぞ。
情報が現実から捨てられた訳ではないのだぞ。民主党時代の防衛大臣が民間人の森本敏だったから
平気で国会対策で反論を受けずにこのような勝手な言いがかりが言えるのではないか?
其れは何時ものネトウヨと同様の民主党叩きの構図ではないか?それともネトウヨや自民党選手の為の
燃料投下のつもりなのか? それで特定秘密保護法案の審議が適切に行われていたと言いたいのだろうか?
今の右傾化は低レベルで幼稚なんだよ。オフィスで飛行機のプラモデルを製作している石破茂のような
大人子供のような人間性が切実な政治への関心からは丸見えなのだよ。ネトウヨには通用するかもしれないがな。
東京都知事の猪瀬の失職や石原慎太郎などの右派思想の政治家の低迷が続き風当りの強さを回避する為に安倍晋三総理を
靖国神社に参拝させ、一般人意識の右傾化の波を再熱させ、事実上売国右派政治家の保身に一役買ったような総理参拝は
中韓をはじめ米国からも批判を受けるが、国内では好印象な様相は明らかな「日本の自滅へのセオリー」なのだ。
とまぁこんな具合に『たかじんのそこまで言って委員会』のやしきたかじんさんの訃報を受けて、番組内での
特定秘密保護法に対する考えに応じたブログ記事を書いてみました。
この番組では特秘法について民主党のような勝手に3万件の機密情報が処理されていた事が特定秘密保護法の
法律の意義に繋がるような結論が出ておりましたので、なんとも下らないと思っておりました。
やしきたかじんさんのご冥福をお祈りいたします。