2013年の12月30日に16291で一年の取引を終えた東京市場ですが、
そこから年末年始のお休みにはいってます。
その間世界市場ではどのような事が起こっているかというと年明けの
1月3日に大きく円高に移行して株式を売られるケースが先物市場で起こっている。
取引開始前の1月5日現在は再び円安傾向に動いており、株式も多少値を戻しております。
一時は16000代を下回りそうな段階もありましたが、今は16100代で推移している。
お正月休みの間に日本株は約200程値を下げております。
これは年明けにNY市場で100ドルの値下がりをした事に連動して日本株も値下がりを
したものだと思われます。この日本市場がお休みの時に海外投資家によるトレードが
どれ程日本株に影響を与えるかが見えちゃいましたね。
やはり海外ヘッジファンドのトレードが大きい要因だと実感しましたよ。
為替で1円位なら直ぐにでも平気で操作出来ちゃうわけだよ。これまでのアベノミクスに
置ける円安株高傾向という2局面の性質というのはどうみても海外投資家に日本株を持たれている
事を証明するものなのだ。円安で海外ヘッジファンドが日本株に手を付ける事が株高の原動力に
なってしまっている以上は金融資本の流出以上に国内資本の空洞化を危惧しなくてはいけない。
日本株式の金融ソフト化は約1年で大きく進んだものだと思われる。
円高株高を実現するにはどうすればいいのかという課題もあるが、将来的に海外投資家から日本株を
買い戻す事を頭に入れずに放置することを当然のように考えるのなら今の円安株高は日本経済の金融
切り崩しに繋がりかねない。安倍政権は直面するデフレ脱却という長年の問題に少し安易に楽な道を
選び過ぎたようにも思える。 デフレ脱却への道に尖閣諸島などの領土問題など、どれをとっても
日本の自力での解決が望める状況ではない。これまでの政治と大きく違うのはこの部分なのだろうな。
今から思えば、例え株価が低くとも、名目GDPを回復させ、リーマンショックからの立ち直りに
経済成長率をプラスに転じさせ、日本国内産業経済トルクの向上による自転型の経済回復を望んでいた、
元日銀総裁の白川さんと民主党政権が嫌いにはなれないのです。
後々こんな文句が巷ではお決まりに成らないよう、アベノミクスは消費税増税の影響が出始める2月を
迎えなくてはいけない、将来的に不安はあるものの、日銀総裁黒田さんは自分の仕事はしっかりと
熟した、後は経済企画庁の甘利さんと金融財政担当大臣の麻生太郎がどれだけ国民経済にこの株高の
恩恵をフィードしてこれるかなのだが、期待は薄い。
結果的に可処分所得が減る見込みが大きいのだが、株式は高値という新たなネジレ経済が生まれるかも
しれない。なにか90年代後半のサブプライムローン問題を引き起こした米国の金融バブル経済を見ているようだ。
何処を向いても金融、株、国債と騒いでいた新たな国際経済ステージに日本は上がろうとしている。
それが良い事なのか、悪い事なのかの判断は今の所難しいですね。
そこから年末年始のお休みにはいってます。
その間世界市場ではどのような事が起こっているかというと年明けの
1月3日に大きく円高に移行して株式を売られるケースが先物市場で起こっている。
取引開始前の1月5日現在は再び円安傾向に動いており、株式も多少値を戻しております。
一時は16000代を下回りそうな段階もありましたが、今は16100代で推移している。
お正月休みの間に日本株は約200程値を下げております。
これは年明けにNY市場で100ドルの値下がりをした事に連動して日本株も値下がりを
したものだと思われます。この日本市場がお休みの時に海外投資家によるトレードが
どれ程日本株に影響を与えるかが見えちゃいましたね。
やはり海外ヘッジファンドのトレードが大きい要因だと実感しましたよ。
為替で1円位なら直ぐにでも平気で操作出来ちゃうわけだよ。これまでのアベノミクスに
置ける円安株高傾向という2局面の性質というのはどうみても海外投資家に日本株を持たれている
事を証明するものなのだ。円安で海外ヘッジファンドが日本株に手を付ける事が株高の原動力に
なってしまっている以上は金融資本の流出以上に国内資本の空洞化を危惧しなくてはいけない。
日本株式の金融ソフト化は約1年で大きく進んだものだと思われる。
円高株高を実現するにはどうすればいいのかという課題もあるが、将来的に海外投資家から日本株を
買い戻す事を頭に入れずに放置することを当然のように考えるのなら今の円安株高は日本経済の金融
切り崩しに繋がりかねない。安倍政権は直面するデフレ脱却という長年の問題に少し安易に楽な道を
選び過ぎたようにも思える。 デフレ脱却への道に尖閣諸島などの領土問題など、どれをとっても
日本の自力での解決が望める状況ではない。これまでの政治と大きく違うのはこの部分なのだろうな。
今から思えば、例え株価が低くとも、名目GDPを回復させ、リーマンショックからの立ち直りに
経済成長率をプラスに転じさせ、日本国内産業経済トルクの向上による自転型の経済回復を望んでいた、
元日銀総裁の白川さんと民主党政権が嫌いにはなれないのです。
後々こんな文句が巷ではお決まりに成らないよう、アベノミクスは消費税増税の影響が出始める2月を
迎えなくてはいけない、将来的に不安はあるものの、日銀総裁黒田さんは自分の仕事はしっかりと
熟した、後は経済企画庁の甘利さんと金融財政担当大臣の麻生太郎がどれだけ国民経済にこの株高の
恩恵をフィードしてこれるかなのだが、期待は薄い。
結果的に可処分所得が減る見込みが大きいのだが、株式は高値という新たなネジレ経済が生まれるかも
しれない。なにか90年代後半のサブプライムローン問題を引き起こした米国の金融バブル経済を見ているようだ。
何処を向いても金融、株、国債と騒いでいた新たな国際経済ステージに日本は上がろうとしている。
それが良い事なのか、悪い事なのかの判断は今の所難しいですね。