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恒久法による自衛隊の海外派兵に向けた法律

2015-02-19 23:01:29 | 政治
恒久法による自衛隊の海外派兵に向けた法律。


中東地域で猛威を振るうISISに対処すべく自民公明の与党は特別措置法から
恒久法による自衛隊の海外派兵が可能となるべく通常国会を進める。

いわば、自衛隊の海外派兵は当然のこととして実施されるようになる。
今回の場合はISISに対する有志連合国に参加する事となるでしょう。

湾岸戦争の時は戦後の治安の安定の為そして復興を手助けするとして国連軍が多国籍軍として
イラクで活躍した。 また大量破壊兵器を保持していると濡れ衣を着せた上でのイラク戦争後も
復興支援するとして非戦闘地域に自衛隊を派兵させた。

今回はこれまでの自衛隊の海外派兵とは違い、国連憲章による採択が無い海外派兵となる見込みだ。
湾岸戦争では90億ドルの財政支援だけだった。
イラク戦争ではサマーワでの人道復興支援という活動になった。
そして今回はISISというテロ組織に対抗するための活動が求められている。

段階的に許容範囲を広げて日本は戦争が出来る国になったといえよう。

「戦争が出来る国になってしまう」と「国際貢献」という言葉の間で揺れ動いたこの問題は
二つの言葉で表される範疇よりもずっと更に右に傾いた法律となりそうだ。

ココまで来ると自衛隊の海外派兵に賛否を成す政党はそれ程存在しない。返って海外派兵はこれまでの
防衛相による地位の向上と予算獲得の為の形だけの右傾化に歯止めをかけるためにも有効な手段との見方も出てくる。

財政的な後方支援ではなく、日本の自衛隊が自らの専守防衛の範囲内に在るのか無いのか解らないままで
派兵が行われる。米国の属国化が問題視されるのであれば、これは自立国として避けては通れないものであるが、
しかし同盟関係上自衛隊の機能的な属国化でもある。

自分の国の力で自分の国を守れるようにした。という気持ちは自衛隊を後押しするものであるが、武力による
行動力を持つということは何かに利用されることも当然として考えなくてはならない。

米国の手先になるということ。

国連NATO軍による集団的自衛権の行使ではなく、日米同盟の集団的自衛権だ。

日本の防衛相はこの米国同盟による集団的自衛権の行使の矛先を当初は北朝鮮だと甘く見ていた。
北朝鮮が相手ならば、なんとかこの同盟関係は維持できるものだと読んだつもりが、中東のテロ対策となった。

自国での防衛力の強化も当然ながら、米国の属国化を懸念する。。これが今の防衛相の両天秤皿に乗る。
この中庸の徳を実践するバランスの位置を取るどころか、議論の上からも転げ落ちる日本の右傾化、軍事賛歌。

結局ネトウヨ改めネット保守は嫌韓中国でしかなかった。すべては増加する一方の防衛予算と自衛隊の構成人数の
強引な正当化の為の悪質なネットを媒体としたIT自衛隊の活躍であった。

防衛相関連の集団的自衛権は北朝鮮に対抗することがメインとする皮算用は厳しい現実の前にその一片さえも
見せずにいきなりISISテロ対策からの集団的自衛権となる。

日米韓の同盟関係も今後は強く日本に加担させるものだと思う。韓国との共同演習に税金が使われるのも
何となく理解が出来る。これも一つの国際貢献です。





オリエン軍というのが昔ありまして、彼らは長年平和を謳歌した本当の戦いを知らない軍隊であった。
とても論理的で理性があると多くの人から評価されていたが、ある時、このオリエン軍が超大国の起した
莫大な濡れ衣戦争で犠牲を出した国で後始末するためにお手伝いとして駆り出された。

超大国はまだお手伝いが慣れないオリエン軍に気を利かせて比較的、穏やかな地域に配備を決定した。
そしてそこにもう一つオリエン軍とは猿犬の仲であるコリ軍も配備した。

オリエン軍はお手伝いに駆り出され自分に多大な期待がされている事に気を良くして意気揚々と参加した。
お手伝いに参加して数日後、あらゆる軍が定例通りに超大国に呼び出され、これからの計画や
求められる各軍の成果を指示するための集会が一同に会された。 それはオリエン軍とコリ軍が
配備されている地域の直ぐ近くであった。

すると超大国が有る事に気が付いた。

オリエン軍の数が少ない・・・コリ軍はきっちり人数を揃えて来ているのに対してオリエン軍は明らかに
人数が少ない。 超大国は念のためにオリエン軍に人数不足の原因を訊いた。

オリエン軍は多くは病欠によるものでその他は本日は休日となっていると説明した。
仕方なしに超大国は人数不足を容認するしかなかった。

しかし次の集会にもオリエン軍は人数不足をしたために超大国の逆鱗に触れたばかりでなく、他の軍隊からも
冷たい視線が送られた。 超大国はこの不甲斐なさに集会を早めに切り上げ、次の集会には人数を揃えてくるように
苦言を呈した。

しかしその裏では次の集会の時の為に超大国はある作戦を練っていた。。それは同じ地域に駐留するコリ軍を利用し
オリエン軍との不仲を知っておきながらコリ軍にオリエン軍を定数通りの人数を宿舎から連れてくるようにと指示した。

それを知らずに次の集会の日の朝、オリエン軍は相変わらず人数不足ではあるが集会の場に向かおうとしてた、
すると近くに駐留するコリ軍がオリエン軍の宿舎にやってきた一緒に行こうと言い出した。

オリエン軍は気まずそうにしながらも渋々コリ軍と同行することになり、改めて集会に出発しようとした時に
コリ軍に止められた。 やっぱり人数不足は不味い。ほかの隊員はどうしているのかと確認するため宿舎の中にまで
入ろうとした為にコリ軍とオリエン軍で押し問答が始まった。

中々宿舎の中にコリ軍を入れようとしないオリエン軍を見かねて、陰で見ていた他の駐留軍と超大国が出てきた。
思いもよらぬ状況にオリエン軍は成す術がなくなってしまった。仕方無しに宿舎の中にいた隊員も外に出されてしまった。

実はこの集会は日本の宿舎の前で集合となっていた事にその時初めてオリエン軍は知った。
これと良く似たことがサマーワで有ったとか佐藤正久だとかは書かないですけどね。


◆おまけ

元自衛隊幕僚長の田母神俊雄事務所が政治資金の使途不明が持ち出され、会計責任者が私的に流用した疑いが起きた。
来たねェー。落ち目、THE落ち目。

日本の真正保守という名前そのものを間違えて伝統的な日本保守の意味を知らずに右派からの名前の借用による躱しで
ネトウヨから一線置いた策略が全く通用しなかったネットアンケート東京都知事になって欲しい政治家の一位に輝いた
泡沫候補の田母神俊雄ですよ。

最近はネット内でも人気の無い人物に成り下がった。出てくる記事といえば、ISISに拘束された湯川はるなとの関係であったり
政治資金規正法に抵触するような内容だったりと全くと言って良いほどに真面なニュースには出てこない右傾化の
成れの果て・・・この政治資金の使徒不透明は会計責任者に罪を被せてのものかもしれないが続報を待つ。

彼の言う「自衛隊の輝ける場所を探してやるのが仕事」とする主張はこの自衛隊海外派兵はどのように映るのだろうか?














コメント
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