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毎度のギリシャ危機

2015-06-23 22:54:30 | 経済
米国の金利引き上げが緩やかになる見通しとギリシャ危機で、更なる融資を
IMFが決めたことなどから世界経済は水泳の息継ぎをするかのように若干の回復傾向をみせた。

本日6月23日は20809 前日比+381でした。為替は123円台後半でした。

取りあえずはアベノミクスは維持できたと考えてよい。しかし安倍総理の訪米の4月頃から
2万台を境に足踏み状態が続いており、幾分の危機感も持たれている状況で本日の株価の
値上がりは力強さがあるわけではない。

この株価が2万台まで伸びた状況と原油価格が回復傾向にあることも同調している。
金価格の方は相変わらずだが、トレードに強い根拠があるものでは無いように感じる。
つまりは株価の値上がりを期待しての金価格の値下がりというセオリーには元づかない。
と思う。

日本株はもう少し為替を円高にしておいて国債と同時に日本株に投資が集中するような
海外との関係を作らなくては海外ヘッジファンドからトレードで遊ばれる。

リーマンショックの時をおさらいしておくと原油価格(ガソリンの小売価格)が上昇し
その後にガソリン安と円高が同時に起こり、金価格は株式からの投資が流れて来て上昇傾向にあった。
これが株価と原油と金価格の相対関係だ。

今回のギリシャのデフォルト危機に於いて、ガソリン安は起きていない。どちらかと言えば原油価格の
回復と円安からガソリン高が起きている。金価格も下がり気味となれば、包括的な見方では
それほどギリシャデフォルトは危険度が高いようには思えない。

何となくいつものギリシャ経済の炎上商法のようにも感じるところもある。意外と
IMFよりもECBが活躍してくれそうな予感もある。もしもECBから無視されるようなことがなければ
意外と行けるのではと楽観視している。





コメント
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