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9条に対する嫉妬心。

2015-06-25 23:53:20 | 政治
安保法は必要不可欠だと考える右翼は憲法9条を批判する。9条教として揶揄する。
安倍総理はこれまでに憲法9条を否定もしくは批判するような発言はしていない。
例え自民党の改定憲法草案であっても9条は2項が削除され武力の保有を認めようとする考えだ。

しかし何処からともなく溢れてくる憲法9条批判の数々は病理とも思える。

与野党を含めて今の国会には憲法9条を動かすだけの議論は無いはずなのだが、何故か
9条の問題が声高に叫ばれる状態になった。この安倍政権とネトウヨの間にあるギャップが
9条狂となって蔓延っている。
これが右派の脳内環境を説明するうえで最も手っ取り早い手段でもある。

それは紛れもなく安保法が戦争法であるからだ。右派の議論が稚拙なところは安倍総理とは違い
安保法の整備に伴い、専守防衛以外の武力行使可能や憲法9条などを否定するように議論が
無責任に飛躍してしまっている。右派の理論はNSCも無ければ国連憲章もなく、いきなり戦争は必要
と結論付けてしまっている。その原因が中国にあるとする見方が殆どだ。

この対中国を意識するところにはCIA絡みの情報操作もあるかもしれない。

少し難しいレベルの問題だが、実は日米同盟を結ぶ現段階に於いて米国はそれほど日本の安保法を重要視していない。
どちらかと言えば集団的自衛権の方が安全保障には欠かせないものだと見える。

しかし米国が安保法を日本に持たせたいのはノーベル平和賞にもノミネートされるほどの影響力のある
成文法として9条を持つ日本国憲法の存在が気に障るためだと推理する。これ程までに平和主義を
明文化している憲法は世界中に類を見ない。

これは裏極左的な思想を持つ政治家の狙いでは、世界的に国際情勢の治安の維持を求めた場合、9条を持つ
日本国より右に出る国がないのである。高い発言力と国内の思想の求心力と成り得る日本を代表する
要素のひとつである。

スプラトリー諸島での中国の進攻に対してフィリピンが安全保障上の援護を頼んだのは米国ではなく、
日本であった。米国の面目が潰された。安全保障を実現するのは米国ではないと印象を持たれた。

今の欧州共同体もこの専守防衛という理念を大切にしている。ドイツを始めこの安全保障の考えは
非常に効果的で信頼を厚くしていく傾向が強い。それは米国の唱える中東及びアジア地域での覇権争いとは
違い、新しい考えとして国際的に認知度が高く、評価されるようになっている。それが9条の
ノーベル平和賞ノミネートに繋がった背景でもある。

もしも極左として平和主義を掲げた第一人者として名を馳せたければ、この日本国憲法9条を超えなくてはいけない。
それは返って平和主義を土台とした政治を行う上で憲法9条は目の上のタンコブで邪魔だと考える人物がいることも
忘れてはならない。リスペクトを知らない愚かな行為をする者も当然存在する。

2016年には米国大統領選挙が実施される。そこで一躍脚光を浴びるためには大風呂敷を広げてリベラルでグローバルな
存在として国民に認識されなくてはいけない。候補者の中にはこれまで、平和主義を念頭に掲げて
アジア地区で平和的な活動に重点を置いてきた候補者も居る。

世界的な平和の旗手となる女性になるには・・・・
これまで平和的な主張をして多くの尊敬を集めた女性として英国のダイアナ妃がいたが、
1997年にトンネル内での事故で亡くなった。

1995年から2013年までの18年間米国駐日大使の沖縄慰霊の日に参加した人物はいなかった。
2013年のルース氏が慰霊の日に訪れるまでの18年の間、米国政界には誰が居ただろうか?
また2013年同年にはドイツのメルケル首相の電話が盗聴されていたことが発覚した。
これ以上多くは語らず。リベラルを目指す女性に嫉妬心が強い人がいるかもしれない。













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