もはや右派にとっては鬼門となりつつあるオスプレイ関連の話題。
米国内では既に新たな配備を躊躇しており、同盟国のイスラエルでさえ購入を
キャンセルしたいわく付きのオスプレイです。
当初このMV22オスプレイは今話題の普天間基地に24機配備されており、この米軍の
行為に多くの左翼的な立場の人が反対したのは記憶に新しい。
右派の言い分ではオスプレイは尖閣諸島での領海防衛に力を発揮して中国との国交が
不安定さを増す中で安全保障の面で効果的だと賛同していたのだが、
今となっては尖閣諸島での離着陸が不可能であることが指摘されてこの中国脅威論からの
在日米軍へのオスプレイ配備には消極的な意見が強くなっている。
またこのオスプレイには中国で政情不安定になった場合に要人を中国から救出するための
手段として活用できるとする更なるオスプレイ推しの意見もあったが、これは正式には
CV22オスプレイと言って都市型の飛行を前提としたもので普天間基地に配備されるMV22ではない
見当違いの意見であった。
この都市型CVオスプレイは東京の横田基地に2017年から20機配備される事となっている。
そんなこんなで色々と議論はされるものの日本の自衛隊にも17機が配備されることとなって
もはや、ズルズルとオスプレイを容認するしか選択肢が無くなってきている。
民主党時代の防衛大臣の森本敏氏(民間人)が過去に九州地区でローテーションを組んでオスプレイの
配備をして行こうとする話を出したことが有ったので佐賀空港を中心とした自衛隊のオスプレイ配備は
何故か尖閣諸島の軋轢が拡大する前後から存在していたことになる。今に始まったものではないようです。
そのMV22オスプレイが今年5月にハワイ州で死亡事故を起こして安全性が再び不安視されるようになってきた。
安保法の成立にも国民の8割が反対のようで、この問題にも拍車をかける材料になってきた。
このような中でもオスプレイについて最も論が稚拙であると感じたのは尖閣諸島に着陸する場所が無くても
護衛艦ひゅうがには着陸が可能であるとする意見だ。この意見に関しては本当にバカだと思った。
先ず現段階でオスプレイは在日米軍に配備されており、自衛隊には配備されていないものをどのようにして
ひゅうがに離着陸させることが出来ようか?ましてや普天間基地から離陸して尖閣諸島付近で待機している
護衛艦に着陸したとしても何をする為に尖閣までオスプレイを飛行させて来たのか意味が全く無い。
単なるキャッチボールでもしたかったのかと言いたい。ひゅうがにオスプレイを搭載して尖閣まで出向するのなら
まだ話は解るのだが、それさえも超えてこの有様とはネトウヨの本領発揮ですな。
いつものようにこうした馬鹿なネトウヨ論が幅を利かす中で、今の話題は安保法整備において憲法学者が
揃って「違憲」という判断を下したことに争点が移っている。
想像していた通り、集団的自衛権と安保法と自衛隊の3つが重なると専守防衛の範疇を超えたものとなる。
そればかりか今の法整備においてどこにもNATOによる集団的自衛権も国連による安全保障措置も関連しない
日米同盟に特化した安保法となっている。
国会では限定的に集団的自衛権を認めるとして本質を欠如した議論となっているが、それは事実上、
安保法を推進する安倍政権においても「違憲」との判断に負い目を感じるネガティブさを払拭しきれていない。
日米関係に特化した安保法としては「日米安保条約」があり、1960年以来、日本の安全保障の問題で
重大な意味を持ってきたのだが、戦後70年という節目に更なる同盟強化によりアジア地域での覇権に
日本に求めらる物が大きくなってきている。
安保法の整備に関してもオスプレイのようにもう少し具体的な事例を挙げて議論した方がより
中身の充実したものになると思うのだが、自民党内でも意見が割れているようではお話にならない。
国会の方は空転を極めて観るに値しないものとなっている。
高村副総裁の安保法についての「違憲」判断されてからの反論の幾つか
「憲法の番人は最高裁で憲法学者ではない。」
「憲法学者の云う事を聞いていたら平和であったか疑わしい」
「私は憲法学者より考えている」
どれもこれも見事な空振り三振で3タコ。言わない方が良かったかも。
政権の一人歩きが始まった。
私はこの安保法案によって自衛隊から国防軍構想に入るのではないかと期待をしている。
さすれば、現在の24万人余りの自衛隊のどれほどの人数が基地内勤務をしているかが明白になるはずだ。
今言われているような約3分の1程が基地内に勤務するだけなのかはっきりとした説明義務を果たしてほしい。
また一般会計で算出される防衛予算の9割が自衛官の退職金として扱われているバランスシートの実態が
浮き彫りになるべきだと思う。実はオスプレイよりもこうした行政の在り方のほうが問題が多い。
米国内では既に新たな配備を躊躇しており、同盟国のイスラエルでさえ購入を
キャンセルしたいわく付きのオスプレイです。
当初このMV22オスプレイは今話題の普天間基地に24機配備されており、この米軍の
行為に多くの左翼的な立場の人が反対したのは記憶に新しい。
右派の言い分ではオスプレイは尖閣諸島での領海防衛に力を発揮して中国との国交が
不安定さを増す中で安全保障の面で効果的だと賛同していたのだが、
今となっては尖閣諸島での離着陸が不可能であることが指摘されてこの中国脅威論からの
在日米軍へのオスプレイ配備には消極的な意見が強くなっている。
またこのオスプレイには中国で政情不安定になった場合に要人を中国から救出するための
手段として活用できるとする更なるオスプレイ推しの意見もあったが、これは正式には
CV22オスプレイと言って都市型の飛行を前提としたもので普天間基地に配備されるMV22ではない
見当違いの意見であった。
この都市型CVオスプレイは東京の横田基地に2017年から20機配備される事となっている。
そんなこんなで色々と議論はされるものの日本の自衛隊にも17機が配備されることとなって
もはや、ズルズルとオスプレイを容認するしか選択肢が無くなってきている。
民主党時代の防衛大臣の森本敏氏(民間人)が過去に九州地区でローテーションを組んでオスプレイの
配備をして行こうとする話を出したことが有ったので佐賀空港を中心とした自衛隊のオスプレイ配備は
何故か尖閣諸島の軋轢が拡大する前後から存在していたことになる。今に始まったものではないようです。
そのMV22オスプレイが今年5月にハワイ州で死亡事故を起こして安全性が再び不安視されるようになってきた。
安保法の成立にも国民の8割が反対のようで、この問題にも拍車をかける材料になってきた。
このような中でもオスプレイについて最も論が稚拙であると感じたのは尖閣諸島に着陸する場所が無くても
護衛艦ひゅうがには着陸が可能であるとする意見だ。この意見に関しては本当にバカだと思った。
先ず現段階でオスプレイは在日米軍に配備されており、自衛隊には配備されていないものをどのようにして
ひゅうがに離着陸させることが出来ようか?ましてや普天間基地から離陸して尖閣諸島付近で待機している
護衛艦に着陸したとしても何をする為に尖閣までオスプレイを飛行させて来たのか意味が全く無い。
単なるキャッチボールでもしたかったのかと言いたい。ひゅうがにオスプレイを搭載して尖閣まで出向するのなら
まだ話は解るのだが、それさえも超えてこの有様とはネトウヨの本領発揮ですな。
いつものようにこうした馬鹿なネトウヨ論が幅を利かす中で、今の話題は安保法整備において憲法学者が
揃って「違憲」という判断を下したことに争点が移っている。
想像していた通り、集団的自衛権と安保法と自衛隊の3つが重なると専守防衛の範疇を超えたものとなる。
そればかりか今の法整備においてどこにもNATOによる集団的自衛権も国連による安全保障措置も関連しない
日米同盟に特化した安保法となっている。
国会では限定的に集団的自衛権を認めるとして本質を欠如した議論となっているが、それは事実上、
安保法を推進する安倍政権においても「違憲」との判断に負い目を感じるネガティブさを払拭しきれていない。
日米関係に特化した安保法としては「日米安保条約」があり、1960年以来、日本の安全保障の問題で
重大な意味を持ってきたのだが、戦後70年という節目に更なる同盟強化によりアジア地域での覇権に
日本に求めらる物が大きくなってきている。
安保法の整備に関してもオスプレイのようにもう少し具体的な事例を挙げて議論した方がより
中身の充実したものになると思うのだが、自民党内でも意見が割れているようではお話にならない。
国会の方は空転を極めて観るに値しないものとなっている。
高村副総裁の安保法についての「違憲」判断されてからの反論の幾つか
「憲法の番人は最高裁で憲法学者ではない。」
「憲法学者の云う事を聞いていたら平和であったか疑わしい」
「私は憲法学者より考えている」
どれもこれも見事な空振り三振で3タコ。言わない方が良かったかも。
政権の一人歩きが始まった。
私はこの安保法案によって自衛隊から国防軍構想に入るのではないかと期待をしている。
さすれば、現在の24万人余りの自衛隊のどれほどの人数が基地内勤務をしているかが明白になるはずだ。
今言われているような約3分の1程が基地内に勤務するだけなのかはっきりとした説明義務を果たしてほしい。
また一般会計で算出される防衛予算の9割が自衛官の退職金として扱われているバランスシートの実態が
浮き彫りになるべきだと思う。実はオスプレイよりもこうした行政の在り方のほうが問題が多い。