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ADBのAIIBとの協調関係へ

2015-06-19 23:55:22 | 政治
ADBアジア開発銀行が遂にAIIBと提携を結ぶことになった。事実上中国主導のAIIBの
窓口の一つとしてADBは機能することが求められている。

このAIIBについては当初麻生財務担当しているつもり大臣がカバナンスつまりは
貸した金が返って来るか解らないから参加は見送るとしていたが、残念ながら中国側への
融資以前に日米と世界銀行はAIIBに協調する方向に結論が出た。

今の中国を中心としたアジア地域でのインフラ開発にこのAIIBを始め民間銀行のHSBSが
香港に本拠地を移すことに前向きに動いており、中国近辺には多くの資本が流れて来るようになる。

反中国意識の強いネトウヨや国内右派はこれをどのようにみるのだろうか?これも米国オバマ大統領の
弱腰として批判の的を米国に向けて事無きを得ようとするのだろうか?

表向きには米国は日本に良い顔を見せているが、裏では中国マネーに群がる現金な一面も見せている。
そんな国と同盟関係を強化するとは危険過ぎるものでもある。こちらの信用問題が解決しなければ
日米同盟は暗礁に乗り上げるだろう。

そればかりか日本のアジアにおける位置づけは出汁にも使える。もしも中国で金儲けをしたければ
日本から技術を持ち込み、同じことを中国で可能になれば、それだけで大儲けできる。
これまでの日本企業が韓国に技術指導を行った背景に米国の裏側の魂胆があるのならば、日本の技術力は
今後中国へ大量に流れることになるだろう。

中国がAIIB設立に向けた志を持つようになったのは2006年頃の話でその当時は為替変動に対する
信用問題が求められて思うようには進まなかった。その為北京オリンピックの開会式では中国通貨の
人民元や歴史的に使用していた「和」などをモチーフとした人文字を見せてオリンピックの舞台で
世界に経済力をアピールしていた。

私は中国の投資環境においてこれまでODA頼りで開発していたものを経済大国になってもまだ
ODAに縋っていると批判される意見を見てきたが、本当に悪質なものばかりであった。特に
3%未満の無償援助を引き合いに恰もODAの全てがタダでもらえるものように指摘するネトウヨは
現実を見えていないと思えた。 

そればかりか元衆議員議員の西村慎吾などは日本がODAによって
中国政府に融資してゴミ焼却炉を日本企業に発注する事を前提に進んでいた話を反故にした過去がある。
それ故に今でも福岡ではPM2.5などの黄砂に乗ってくる大気汚染に苦しむ状態を改善できていない。

中国よりの政策を批判したばかりに大気汚染が今の財務担当しているつもり大臣の麻生の福岡に被害が
及ぶようになっているのだが、西村が麻生の親戚だと聞くと因果応報だなと感じることもある。

このようにODAは相手側の思惑に左右されるものでそこからの脱却をすることを意味するAIIBは中国経済の
更なる自立に繋がる物だと思う。それに比べて日本のADBは横着な態度から足を洗えない見栄を張る様な姿勢は
良い評価を受けるものではない。あぁ~これも財務大臣の麻生絡みだったかと書いてしまえば、

麻生がAIIBに対して豪語していた段階で気が付くべきだったな。
本当にやめてくれないかな財務なんとかを。













コメント
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