7月上旬の株価総合指数が3週間で28%も下落した上海市場、最もギリシャ危機で
損害を被っているのがアジアの中国マーケットとは少し因果関係が気になるところ。
言ってしまえば、米国の考えるユーロ圏のギリシャ危機の煽りは中国に向けられる
形に変形して投資家を動かしている。ギリシャ危機からのここまで大幅な金価格の下落も上昇も見られない。
普通のセオリーで考えれば、景気が不況で株価が上がらない時は金に投資することも
考えられる。2010年のリーマンショック後も金価格が上昇し、日本の3.11の後にも
経済的な不安定さから更に金価格は上昇した。
しかし今回のギリシャ危機では3週間が過ぎても株価の下落は起こっても金価格の大幅な上昇は今の所なし。
もしも某国が中国側の持つ金を狙って某国内から流出した金を取り戻す目的にするのならば
更なる金価格の下降が起こる可能性もある。上海市場の株価が落ち込み資金調達するために保有する金を
売り払うのを待つのであれば、将来的には金価格が下落する可能性も出て来た。
中東情勢やクリミア問題の時には原油価格を下げて中東やロシアの産油国に打撃を与えた兵糧攻めが目立ち
今でも原油価格が低い状態から回復する兆しが出て来たばかりだが、今度は中国アジアとユーロ圏で
金融不安がギリシャ危機から発生しようとしている。
この段階になって米国オバマ大統領は債務を背負うギリシャと債券を持つドイツとフランスに対して
合意するように促した。 ここいらでやっとこさ米国の顔がみえてきました。これに答えるように
ギリシャはEU側からの支援を受けることを承諾した。
それでも世界経済の不安視を払拭できない程度には問題が燻る(くすぶる)と思われる。
本日7月8日の日経株式は前日比-638と大きく値下がりをして19737円で2万円台を割り込みました。
先週の6月29日のギリシャ危機からの暴落は一日で回復に向かいましたが、2週目は手強いです。
月曜と水曜に大きく下落しています。そしてついにアベノミクスは2万円台を割り込みました。
これまで米国株と連動して下がることがあってもアベノミクスのおかげもあって、致命的な暴落は
避けられていただけに今回の暴落は痛手になるだろうな。結構日本株式は下げ幅があると印象を
持たれてしまう。
おっとと考えようによっては円安の為に金融市場での海外からの資本流入は大きく見積もられ強く
反映されるが逆に下がる時も円安の為に大幅に振れてしまう。
このギリシャ危機を発端とする金融恐慌は訪れるに済むかもしれないが、ここで貢献したのは
米国オバマ大統領と財務長官のルー氏だった。オバマ大統領はドイツとルー財務長官はフランスと
EU主要国に働きかけた。
米国のひたむきな経済に対する努力の現れでもある。意外とこうしたデメリットな部分には
労力を使わないことが多い米国だが対応が電話会談であったことからこれは個人的な姿勢が
強い判断だと思う。
オバマ大統領は以前にクリミア問題で原油価格の引き下げでロシア側を気遣う姿勢もみせている。
これまでのキャリアの中で普通に生活していては解り難いがオバマ大統領はグローバルな視点を
大切にする大統領だ。 例え米国の覇権に絡んだEUと米国の相対性理論であってもこうした円滑さを
失わない器用な人物だというのが解る。今回のギリシャ危機問題で米国オバマ大統領とルー財務長官には
クリミア情勢の時と合わせて有効(友好)2ポイントで合わせ技の一本の旗が上がると思う。
損害を被っているのがアジアの中国マーケットとは少し因果関係が気になるところ。
言ってしまえば、米国の考えるユーロ圏のギリシャ危機の煽りは中国に向けられる
形に変形して投資家を動かしている。ギリシャ危機からのここまで大幅な金価格の下落も上昇も見られない。
普通のセオリーで考えれば、景気が不況で株価が上がらない時は金に投資することも
考えられる。2010年のリーマンショック後も金価格が上昇し、日本の3.11の後にも
経済的な不安定さから更に金価格は上昇した。
しかし今回のギリシャ危機では3週間が過ぎても株価の下落は起こっても金価格の大幅な上昇は今の所なし。
もしも某国が中国側の持つ金を狙って某国内から流出した金を取り戻す目的にするのならば
更なる金価格の下降が起こる可能性もある。上海市場の株価が落ち込み資金調達するために保有する金を
売り払うのを待つのであれば、将来的には金価格が下落する可能性も出て来た。
中東情勢やクリミア問題の時には原油価格を下げて中東やロシアの産油国に打撃を与えた兵糧攻めが目立ち
今でも原油価格が低い状態から回復する兆しが出て来たばかりだが、今度は中国アジアとユーロ圏で
金融不安がギリシャ危機から発生しようとしている。
この段階になって米国オバマ大統領は債務を背負うギリシャと債券を持つドイツとフランスに対して
合意するように促した。 ここいらでやっとこさ米国の顔がみえてきました。これに答えるように
ギリシャはEU側からの支援を受けることを承諾した。
それでも世界経済の不安視を払拭できない程度には問題が燻る(くすぶる)と思われる。
本日7月8日の日経株式は前日比-638と大きく値下がりをして19737円で2万円台を割り込みました。
先週の6月29日のギリシャ危機からの暴落は一日で回復に向かいましたが、2週目は手強いです。
月曜と水曜に大きく下落しています。そしてついにアベノミクスは2万円台を割り込みました。
これまで米国株と連動して下がることがあってもアベノミクスのおかげもあって、致命的な暴落は
避けられていただけに今回の暴落は痛手になるだろうな。結構日本株式は下げ幅があると印象を
持たれてしまう。
おっとと考えようによっては円安の為に金融市場での海外からの資本流入は大きく見積もられ強く
反映されるが逆に下がる時も円安の為に大幅に振れてしまう。
このギリシャ危機を発端とする金融恐慌は訪れるに済むかもしれないが、ここで貢献したのは
米国オバマ大統領と財務長官のルー氏だった。オバマ大統領はドイツとルー財務長官はフランスと
EU主要国に働きかけた。
米国のひたむきな経済に対する努力の現れでもある。意外とこうしたデメリットな部分には
労力を使わないことが多い米国だが対応が電話会談であったことからこれは個人的な姿勢が
強い判断だと思う。
オバマ大統領は以前にクリミア問題で原油価格の引き下げでロシア側を気遣う姿勢もみせている。
これまでのキャリアの中で普通に生活していては解り難いがオバマ大統領はグローバルな視点を
大切にする大統領だ。 例え米国の覇権に絡んだEUと米国の相対性理論であってもこうした円滑さを
失わない器用な人物だというのが解る。今回のギリシャ危機問題で米国オバマ大統領とルー財務長官には
クリミア情勢の時と合わせて有効(友好)2ポイントで合わせ技の一本の旗が上がると思う。