7月16日にも衆議員を通過する予定をたてている安保法案ですが、安倍政権になって衆参での
ネジレを解消した為にこの法案は衆議を通過すれば、そのまま法律として採用される可能性が高い。
ほんの数年前までは似非政治論で参議員不要論をひけらかすのが行革案の定番であったのを
思えば如何にして日本の政治論が方向音痴かは今になって十分実感する。
賛否を問わず、この衆院通過だけで物事が決められてしまう事に違和感を感じないのは少し
民主主義の精神を疑ってしまう。
ここまで自民党安倍政権はこの安保法案に対して法案を提出した事はしたのだが、どことなく
渋々と某国からの強要であるかのようにも見える国会対策をみせてきた。この安保法案に日本の
行政の本心は無く、させられている感が一層強く見受けられるようになった。
最初は国会に憲法学者を呼んで呼ばれた3学者が揃って安保法に「違憲」との判断を下した。
「違憲」対しての対応に当たった高村副総裁の発言も短絡的で詳細が全く見えない空振りになった。
態と失敗するためにこのような憲法学者を呼んだとも思える。
ネット民の中にはこの憲法学者が中国からの刺客のように扱われほとんど憲法論を議論することなく
この安保法案の真価が問われないままに終わった。さらには自民党内の勉強会において百田尚樹という
講師で呼ばれた人物の発言が、言論の自由を危ぶむものであると批判が起こり、国会からの注目を逸らす
囮となり、国民の関心が安保法から遠のいた。
与党周辺でのこのような最重要課題のすり替えにより問題をうやむやにしてしまおうとしている。
そしてあわよくば、自民党でも米国からの強要では安保法を作りたくはないとの未練があるようだ。
防衛相の中谷元氏は「憲法と安保法を擦りあわせる」と発言をして後日撤回している。
維新の党との会談では「画然として差がある」と高村副総裁が再び発言をした。
これだけの安保法案に関する国会周辺の動きを見ても解る通り、法案を提出した自民党の内側から
綻びがボロボロと出て来ては世間を騒がせて安保法案への注目がお座成りになっている。
こうした一連の動きは自民党内にも安保法案に対して慎重派が居り、実際には衆院通過できるかどうか
難しい一面を抱えているのだと推測される。
そもそもこの安保法の意味が良く理解できない。具体的にどのような活動が可能となるのかを示していない、
戦争に巻き込まれるとする反対派の意見に対して賛成派は答えが出せていない。そればかりか米国艦隊を
救うことが出来ないと内容を美化させている。一体どのような戦争状況を想定してこのような事を主張しているかは
定かでは無い。
あと一週間ほどしかない時間内でこのような自民党による法案可決へと進むには時間が無さすぎる。
早い所腹を割ればよい、この安保法案は憲法9条を骨抜きにして、ノーベル平和賞のノミネートされるまでの
日本国憲法の長所を打ち消すためのものだと。 そして日本国憲法の形骸化を進め改憲へと進ませるためだと
認めてしまった方が議論しやすい。
安保法案という名の料理が盛り付けられたお皿を舐めるような議論しかできないでいるのが恥ずかしいものだ。
ネジレを解消した為にこの法案は衆議を通過すれば、そのまま法律として採用される可能性が高い。
ほんの数年前までは似非政治論で参議員不要論をひけらかすのが行革案の定番であったのを
思えば如何にして日本の政治論が方向音痴かは今になって十分実感する。
賛否を問わず、この衆院通過だけで物事が決められてしまう事に違和感を感じないのは少し
民主主義の精神を疑ってしまう。
ここまで自民党安倍政権はこの安保法案に対して法案を提出した事はしたのだが、どことなく
渋々と某国からの強要であるかのようにも見える国会対策をみせてきた。この安保法案に日本の
行政の本心は無く、させられている感が一層強く見受けられるようになった。
最初は国会に憲法学者を呼んで呼ばれた3学者が揃って安保法に「違憲」との判断を下した。
「違憲」対しての対応に当たった高村副総裁の発言も短絡的で詳細が全く見えない空振りになった。
態と失敗するためにこのような憲法学者を呼んだとも思える。
ネット民の中にはこの憲法学者が中国からの刺客のように扱われほとんど憲法論を議論することなく
この安保法案の真価が問われないままに終わった。さらには自民党内の勉強会において百田尚樹という
講師で呼ばれた人物の発言が、言論の自由を危ぶむものであると批判が起こり、国会からの注目を逸らす
囮となり、国民の関心が安保法から遠のいた。
与党周辺でのこのような最重要課題のすり替えにより問題をうやむやにしてしまおうとしている。
そしてあわよくば、自民党でも米国からの強要では安保法を作りたくはないとの未練があるようだ。
防衛相の中谷元氏は「憲法と安保法を擦りあわせる」と発言をして後日撤回している。
維新の党との会談では「画然として差がある」と高村副総裁が再び発言をした。
これだけの安保法案に関する国会周辺の動きを見ても解る通り、法案を提出した自民党の内側から
綻びがボロボロと出て来ては世間を騒がせて安保法案への注目がお座成りになっている。
こうした一連の動きは自民党内にも安保法案に対して慎重派が居り、実際には衆院通過できるかどうか
難しい一面を抱えているのだと推測される。
そもそもこの安保法の意味が良く理解できない。具体的にどのような活動が可能となるのかを示していない、
戦争に巻き込まれるとする反対派の意見に対して賛成派は答えが出せていない。そればかりか米国艦隊を
救うことが出来ないと内容を美化させている。一体どのような戦争状況を想定してこのような事を主張しているかは
定かでは無い。
あと一週間ほどしかない時間内でこのような自民党による法案可決へと進むには時間が無さすぎる。
早い所腹を割ればよい、この安保法案は憲法9条を骨抜きにして、ノーベル平和賞のノミネートされるまでの
日本国憲法の長所を打ち消すためのものだと。 そして日本国憲法の形骸化を進め改憲へと進ませるためだと
認めてしまった方が議論しやすい。
安保法案という名の料理が盛り付けられたお皿を舐めるような議論しかできないでいるのが恥ずかしいものだ。