安保法案が本日16日に衆議を通過しました。これでほぼ安保法は成立する見込みが
高まったと判断して過言では無い。現実的にはこの法案を廃案にするまでの
行政的な対応は少し難しいと思われる。
この法案に関してこれまで安倍政権に縋っていた他の議員の声もトーンダウンしている。
官房長官の菅はここまで一切の目立った発言を控えている。
既に組閣組から左遷させられた石破茂に至っては「国民の理解を得られていない」と
恨み節から安倍総理に手の平返しをみせている。ましてや防衛相関連の人物からの
発言は一向にみられない状況だった。
衆院通過前には法案の中身ではなく、安倍総理も自ら国民に説明をすると喘ぐに止まった。
総理の理解の真髄にまで迫る反対派の声に対して事後承諾で説明すると釈明するのはこれは
与党の数の原理によるものでしかなく、国会でのプロセスを踏まえていない。
ほとんど安倍総理が一人で成立させようとしている法案である。思い返せば安倍総理の
祖父に当たる。岸信介元総理も米国との新安保法を作り出した人物でもある。CIAの系譜は
今も尚、日本政治に深く根を下ろしている事ばかりが流れてくる。嫌味なものだ。
これについて最も卑怯だと思うのが自民党の政治家、自ら担いだ総理なのだからきっちりと
安保法の成立についても加担する必要があるはずだ。それを拒み、時には反旗を翻すのは
ちょっと理解しかねる。敢えて都合の悪い部分に関しては総理の孤軍奮闘に任せてしまっている。
政党としての責任を達成しかねていない、その為に安倍総理個人の立場ばかりが表に出ている始末だ。
法案の内容によって国民からの反発が必至だと判断するや否や、一気に安倍総理の周りからは
人が引いていった現金な下心がそうさせてしまっている。 ネトウヨに関しては更にその下を
這いずり回り、何かを引き合いに比喩表現ばかり並び議論には相応しくない弁明に追われている。
安保法の目的は間違いなく日本の安全保障の問題では無く、既に解っているように憲法第9条の存在に
対しての法律だと思われる。例え、戦争でなくとも日本の自衛隊は戦場に立たされるであろう、そして
その活動内容からは決して憲法9条平和主義を連想されない軍事行為になることは必然となる。
不思議なものでこの安保法を戦争をしない為の積極的平和主義と称する人物も居るが、果たしてそれが
達成されるものであるかどうかは不透明であり、これまで国益や平和とは程遠い偽善という名の下に
戦争が行われてきた既成の事実を無視してまで安保法が肯定されることに意味はあるのだろうか。
日本国憲法の9条から飛躍した自衛隊の活動は「違憲」との判断以上に国際的な場において日本の
平和主義的な立場を反故にしてしまうことは想像にたやすい。 勝手な判断で安全保障を詠い、戦争を肯定する
ような国に平和主義が適応されることはなく、また一歩憲法9条を形骸化し法治主義を蝕む行為に及んだと
印象を持たざる負えない。
それにしても防衛相の自衛隊が国防軍に変化するなどの具体的な内容を議論することは本当に少なかったな。
日本の核兵器3原則も今となっては空しい話だ。キューバ危機の時に日本にはメースBという核兵器が在ったそうだ。
確か安倍総理は第一次内閣の時に持病を理由にその職を辞任したのだが、その理由はこういうことなんだな。
高まったと判断して過言では無い。現実的にはこの法案を廃案にするまでの
行政的な対応は少し難しいと思われる。
この法案に関してこれまで安倍政権に縋っていた他の議員の声もトーンダウンしている。
官房長官の菅はここまで一切の目立った発言を控えている。
既に組閣組から左遷させられた石破茂に至っては「国民の理解を得られていない」と
恨み節から安倍総理に手の平返しをみせている。ましてや防衛相関連の人物からの
発言は一向にみられない状況だった。
衆院通過前には法案の中身ではなく、安倍総理も自ら国民に説明をすると喘ぐに止まった。
総理の理解の真髄にまで迫る反対派の声に対して事後承諾で説明すると釈明するのはこれは
与党の数の原理によるものでしかなく、国会でのプロセスを踏まえていない。
ほとんど安倍総理が一人で成立させようとしている法案である。思い返せば安倍総理の
祖父に当たる。岸信介元総理も米国との新安保法を作り出した人物でもある。CIAの系譜は
今も尚、日本政治に深く根を下ろしている事ばかりが流れてくる。嫌味なものだ。
これについて最も卑怯だと思うのが自民党の政治家、自ら担いだ総理なのだからきっちりと
安保法の成立についても加担する必要があるはずだ。それを拒み、時には反旗を翻すのは
ちょっと理解しかねる。敢えて都合の悪い部分に関しては総理の孤軍奮闘に任せてしまっている。
政党としての責任を達成しかねていない、その為に安倍総理個人の立場ばかりが表に出ている始末だ。
法案の内容によって国民からの反発が必至だと判断するや否や、一気に安倍総理の周りからは
人が引いていった現金な下心がそうさせてしまっている。 ネトウヨに関しては更にその下を
這いずり回り、何かを引き合いに比喩表現ばかり並び議論には相応しくない弁明に追われている。
安保法の目的は間違いなく日本の安全保障の問題では無く、既に解っているように憲法第9条の存在に
対しての法律だと思われる。例え、戦争でなくとも日本の自衛隊は戦場に立たされるであろう、そして
その活動内容からは決して憲法9条平和主義を連想されない軍事行為になることは必然となる。
不思議なものでこの安保法を戦争をしない為の積極的平和主義と称する人物も居るが、果たしてそれが
達成されるものであるかどうかは不透明であり、これまで国益や平和とは程遠い偽善という名の下に
戦争が行われてきた既成の事実を無視してまで安保法が肯定されることに意味はあるのだろうか。
日本国憲法の9条から飛躍した自衛隊の活動は「違憲」との判断以上に国際的な場において日本の
平和主義的な立場を反故にしてしまうことは想像にたやすい。 勝手な判断で安全保障を詠い、戦争を肯定する
ような国に平和主義が適応されることはなく、また一歩憲法9条を形骸化し法治主義を蝕む行為に及んだと
印象を持たざる負えない。
それにしても防衛相の自衛隊が国防軍に変化するなどの具体的な内容を議論することは本当に少なかったな。
日本の核兵器3原則も今となっては空しい話だ。キューバ危機の時に日本にはメースBという核兵器が在ったそうだ。
確か安倍総理は第一次内閣の時に持病を理由にその職を辞任したのだが、その理由はこういうことなんだな。