簡単に読めるインスタントブログ

ガチな内容やプチなネタまで幅広く載せるよ。HP開設前の準備的なブログだと思うよ。

政治家の国籍スキャンダル

2016-09-05 23:49:35 | 政治
今のネット民総出で行われている蓮舫へ向けた『二重国籍』疑惑です。

こうした国籍の問題で名指しされるケースは政治の場では常套手段で過去にはオバマ総理にも

国籍スキャンダルが発生した。しかしハワイ州での出生証明が何よりもオバマ氏がアメリカ国籍

だと証明するモノとなり疑惑が晴れた。


少し前に次期大統領選挙で共和党から出馬しトランプ候補に最後まで対抗した有力候補のテッド・

クルーズ氏もカナダ生まれでキューバからの移民として「二重国籍」であったが、こちらの方は

2014年にカナダ国籍を破棄したとされる。


台湾国籍で有名な人と言えばホームラン王で国民栄誉賞を授与された王貞治さんが有名です。

王さんが台湾国籍にこだわっていたのは中国との統合により台湾国籍が無くなり、行政地区と

して扱われることに寂しさを感じてせめてアイデンティを失わない様に例え困難でも

台湾国籍を保持した上で生きて行く道を選んだとされている。王さんばかりでなく初代公明党の

党首を務めた神崎武法も台湾国籍を保持したうえで政党の党首を務めた。




旧民主党で今は民進党の有力女性議員を叩く癖が横行している自民ネットサポ達。

何時ごろからだろうか、党名が民主党から民進党に変化する頃からか旧民主党は女性議員を

党の一面に出していく方向性を強めていた。

しかし民主党の枝野や海江田と同様に野党の顔となる人物に対しては例え女性であろうと

めっぽうな強さの個人攻撃の雨霰で容赦なく出ばなを挫いて来た。

山尾志桜里議員はガソリン代で叩き、次期党代表候補の蓮舫も二重国籍で叩きです。


もぅ本当にアレですな。 

『保育園落ちた日本死ね。』と書かれたブログが反響を受けてからは旧民主党は女性が

活躍できる政党となる為にも女性起用を強く意識していたが、若干裏目に出たようです。

盤石の態勢で政権を維持している与党自民党のネックが女性の社会参加にあると読んだのは

間違いでは無かったが、それを上回る自民党による野党叩きが効果を出している。


しかし山尾叩きにしろ枝野叩きにしろ、叩きの内容が濡れ衣であったり、実際は自民党の方が

ガソリン代でも政治献金でも悪評を受けてしまう結末になる傾向があり自民党は負けてしまう

のが何時ものオチなのだが、勝敗の結果の印象はそれ程有権者に興味を注がないらしい。

あくまでも内容が間違いであっても叩きの勢いとなれば、印象操作は出来ると考えてる。

この辺りは自民党が国民をバカにしはじめた感が強い。


枝野への政治献金問題は甘利へのUR公団口利きになり、山尾のガソリン代は安倍、菅の

両閣僚にそのまま振りかかり、菅に関しては神奈川県からの迂回献金にまで発展した。それでも

国会対策で野党叩きこそが政治だとするならば、衆愚政治で生まれた政党なだけに虚勢を

張っているだけである。民主主義の原点である国会を軽視するところは増々危機感を募らせる

場合もあることを忘れている。

経済策にしろ安全保障にしろ防衛予算にしろ議論すべき多くの事柄を投げ捨てて

消費税増税10%論さえ適わない今の議会には一抹の恐ろしささえ感じる。

そしてこの蓮舫の二重国籍問題は国際社会から特に国籍に思い入れが強い台湾からは決して

好感を得られるものではないと付け加えておく。

まぁーいつもの集団的IT工作に右ならえですな。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする