子どもの頃、世界は驚き (タウマゼイン) に満ち溢れていました。
世界の仕組みをまだよくわかっていない子どもにとっては、
毎日が発見の連続だったのです。
私はボーッとした子どもだったので、それほど好奇心の強いほうではありませんでしたが、
それでも自分なりにしばらく悩んでいた問題に対して、
ある日突然その答えがわかったりしたときには、
「おおーっ」 と驚き、目からウロコが落ちたような気分になることが幾たびかありました。
そんなシリーズをお届けします。
栄えある第1回は、まーちゃんの発見の中でも1、2を争うものすごい発見です。
発見その1 「エレベーターのドアは二重になっているっ!」
おおーっ、ものすごい。
そうだったのかあ。
ヘンだなと思っていたんだよ。
エレベーターが来るのを待っているときエレベーターのドアは閉まっていますね。
エレベーターがやってきてドアが開き、エレベーターに乗ります。
そしてドアが閉まります。
エレベーターは別の階に移動します。
移動しているあいだドアは閉まったままですね。
さっき1階で待っていてエレベーターに乗り、今は5階あたりを通過中なのですが、
今このとき1階のエレベーターのところはどうなっているのでしょうか?
あのドアは今は5階に来てしまっているのですから、
とすると1階はドアがなくなり、大きな穴が開いてしまっているのでしょうか?
そんなのはとても危険ではないでしょうか?
つまり、エレベーターが停まっていない階のエレベーターホールは、
全部ぽっかり穴が開いているのでしょうか?
しかし、エレベーターを待っているときもドアは閉まっていましたよね。
不思議だっ!
エレベーターのドアってホントはどうなっているんだろう?
こんなことを不思議に思っていたのは私だけでしょうか?
皆さんは子どもの頃からわかっていましたか?
私としては、子ども心にとっても不思議で、
デパートとかに行くとしげしげとエレベーターのドアが開閉するところを見ていたものです。
しかし、当時エレベーターなんてめったに見る機会はありませんでしたから、
たまにデパートに行ってちょっと覗き込んだくらいでは、
この謎は解明されませんでした。
だってエレベーターのドアってとてもよくできていたんですもの。
解明のカギは古い洋画から得られました。
そこには昔のエレベーターが映されていたのです。
昔のアメリカのエレベーターって、乗るための箱がオリみたいにスケスケじゃないですか。
(意味わかります? 鉄格子みたいになっているのです)
しかも、ドアは手動で。
で、見ていると主人公たちはエレペーターを乗り降りするとき、
ドアを2回ずつ開け閉めしているのです。
つまり、待っている人たちが落っこちてしまわないようにするための各階のドアと、
上下に動く箱のためのドアと、その2枚を開け閉めしないといけないわけです。
これはとても理に適っています。
エレベーターのドアは二重になっているのか?
しかし、次にデパートに行ったときにエレベーターのドアを見てみても、
分厚いドアが1枚あるだけでした。
それが1発でガーッと開き、1発でガーッと閉まっています。
謎は深まるばかりです。
けっきょくこの謎が解明されたのは、おばさんのマンションに遊びに行ったときです。
エレベーターで何度も上に行ったり下に行ったりし、
ドアが開閉するのを繰り返し横からジーッと見つめてみて、
やはり、一見一体化しているように見えるけど、
実はドアが二重になっているということが判明したのです。
うーん、すごい発見だっ。
なんか、こんなことをこんなに一生懸命書いていると、
当時の私はちょっと頭の弱い子だったのかなあと心配になってきます。
今回の発見はそれでもまだ自慢できるほうの発見なので、
これから先はさらにイタイ感じになっていきます。
うーん、皆さんは今なら当たり前と思えるようなことを、
子どもの頃すごく不思議に思っていたことってありませんか?
こんなのぼくだけなのかなあ?
世界の仕組みをまだよくわかっていない子どもにとっては、
毎日が発見の連続だったのです。
私はボーッとした子どもだったので、それほど好奇心の強いほうではありませんでしたが、
それでも自分なりにしばらく悩んでいた問題に対して、
ある日突然その答えがわかったりしたときには、
「おおーっ」 と驚き、目からウロコが落ちたような気分になることが幾たびかありました。
そんなシリーズをお届けします。
栄えある第1回は、まーちゃんの発見の中でも1、2を争うものすごい発見です。
発見その1 「エレベーターのドアは二重になっているっ!」
おおーっ、ものすごい。
そうだったのかあ。
ヘンだなと思っていたんだよ。
エレベーターが来るのを待っているときエレベーターのドアは閉まっていますね。
エレベーターがやってきてドアが開き、エレベーターに乗ります。
そしてドアが閉まります。
エレベーターは別の階に移動します。
移動しているあいだドアは閉まったままですね。
さっき1階で待っていてエレベーターに乗り、今は5階あたりを通過中なのですが、
今このとき1階のエレベーターのところはどうなっているのでしょうか?
あのドアは今は5階に来てしまっているのですから、
とすると1階はドアがなくなり、大きな穴が開いてしまっているのでしょうか?
そんなのはとても危険ではないでしょうか?
つまり、エレベーターが停まっていない階のエレベーターホールは、
全部ぽっかり穴が開いているのでしょうか?
しかし、エレベーターを待っているときもドアは閉まっていましたよね。
不思議だっ!
エレベーターのドアってホントはどうなっているんだろう?
こんなことを不思議に思っていたのは私だけでしょうか?
皆さんは子どもの頃からわかっていましたか?
私としては、子ども心にとっても不思議で、
デパートとかに行くとしげしげとエレベーターのドアが開閉するところを見ていたものです。
しかし、当時エレベーターなんてめったに見る機会はありませんでしたから、
たまにデパートに行ってちょっと覗き込んだくらいでは、
この謎は解明されませんでした。
だってエレベーターのドアってとてもよくできていたんですもの。
解明のカギは古い洋画から得られました。
そこには昔のエレベーターが映されていたのです。
昔のアメリカのエレベーターって、乗るための箱がオリみたいにスケスケじゃないですか。
(意味わかります? 鉄格子みたいになっているのです)
しかも、ドアは手動で。
で、見ていると主人公たちはエレペーターを乗り降りするとき、
ドアを2回ずつ開け閉めしているのです。
つまり、待っている人たちが落っこちてしまわないようにするための各階のドアと、
上下に動く箱のためのドアと、その2枚を開け閉めしないといけないわけです。
これはとても理に適っています。
エレベーターのドアは二重になっているのか?
しかし、次にデパートに行ったときにエレベーターのドアを見てみても、
分厚いドアが1枚あるだけでした。
それが1発でガーッと開き、1発でガーッと閉まっています。
謎は深まるばかりです。
けっきょくこの謎が解明されたのは、おばさんのマンションに遊びに行ったときです。
エレベーターで何度も上に行ったり下に行ったりし、
ドアが開閉するのを繰り返し横からジーッと見つめてみて、
やはり、一見一体化しているように見えるけど、
実はドアが二重になっているということが判明したのです。
うーん、すごい発見だっ。
なんか、こんなことをこんなに一生懸命書いていると、
当時の私はちょっと頭の弱い子だったのかなあと心配になってきます。
今回の発見はそれでもまだ自慢できるほうの発見なので、
これから先はさらにイタイ感じになっていきます。
うーん、皆さんは今なら当たり前と思えるようなことを、
子どもの頃すごく不思議に思っていたことってありませんか?
こんなのぼくだけなのかなあ?