まさおさまの 何でも倫理学

日々のささいなことから世界平和まで、何でも倫理学的に語ってしまいます。

純ちゃんのスパニッシュ・フルコース

2014-08-13 03:25:11 | 飲んで幸せ・食べて幸せ
先日お伝えした 「連チャン突然飲み」 の狭間にもともと予定されていた飲み会が2日はさまりました。
7日は白河から教員免許更新講習を受けに来ているO先生夫妻を迎えて、純ちゃん宅でパーティ。
仕事で遅くなるR恵さんを待たずに、純ちゃんが渾身の腕を振るってくれました。
この日のテーマはスパニッシュとのことでした。
情報弱者だった純ちゃんがタブレット型コンピュータを購入し、
クックパッドで検索しながら作ってくれたそうです。
まずは何やらフタ付きのお椀が出されました。



開けてみると冷製スープです。
(ちなみにその向こうに見えているのは私の手土産のオリーブのオリーブオイル漬け)



濃厚な甘味のあとに爽やかな酸味がやってきます。
なんと桃のガスパッチョでした。
素晴らしいっ
福島産の桃がたくさんあったので作ってみたと言ってましたが、
フツー作らないだろう、いくらたんさんあったって。
最後にそのまま出してデザートにすればいいんだから。
最初から度肝を抜かれる一品でした。
続いてトマトとモッツァレラチーズのカプレーゼ。



カプレーゼは 「カプリ島の」 という意味ですからスパニッシュではなくイタリアンですが、
別にスペイン料理店に来ているわけではないのでそんなことは関係ありません。
次のは正真正銘のスペイン料理です。



パタタス・アリオリ。
ポテトのニンニクソースサラダです。
純ちゃん夫妻がスペインに旅行に行ったとき食べたものを再現してみたそうです。
レシピを検索してみるとマヨネーズとニンニクでソースを作るものが多くヒットしましたが、
純ちゃんはヨーグルトを使ってさわやかに仕上げてくれました。
そして定番のアヒージョ。



今回はエビとマッシュルームのアヒージョ。
アヒージョって簡単に作れると聞いたことありますが、私はまだ作ったことありません。
素晴らしい。
純ちゃんによるとスペイン料理ってニンニクとオリーブオイルの消費量がハンパないそうです。
この日だけでニンニク丸1個全部とオリーブオイルを1/3本ほど使用したそうです。
次は夏野菜のトマト煮込み。



シェフからは特に料理名の説明はありませんでしたが、
一見したところラタトゥイユかカポナータなんだろうなと思いました。
ラタトゥイユならフランス料理ですし、カポナータならイタリア料理です。
それに該当するスペイン料理は何だろうと調べてみたところ、
カポナータの材料である夏野菜、ナスやトマトがスペイン由来であるという説 (ここ) や、
カポナータという料理自体がスペインのカタルーニャ由来であるという説 (ここ) や、
そのスペイン料理の料理名がカポン・ド・ガレラであるという説 (ここ) などが散見されました。
ただしカポン・ド・ガレラでググっても上の記事以外何もヒットしませんでした。
とりあえずここではこの料理はカポン・ド・ガレラであったということにしておきましょう。
次は箸休め的な料理なんでしょうか。



アボカドとピンクグレープフルーツのサラダ。
これはデザートではなく、あくまでもサラダなんだろうと思います。
オッシャレー(≧∇≦)。
そしてメインディッシュ。



コック・オー・ヴァンです。
要するに鶏の赤ワイン煮ですね。
飲み会の懸賞で当てたシャトルシェフを駆使したメニューだそうだけど、なんだこの美味さはっ
完全に負けました。
私のようにお客さんが来てからオタオタすることもなく、
堂々とスペイン料理のフルコースを1人で振る舞ってくれました。
純ちゃんブラボーです

ここまででお腹も十分いっぱいになったことだし、
翌日も更新講習があるというお2人は帰っていかれましたが、
特に用のない私は (今年は更新講習は当たっていませんでした!) さらに居残り、
テーブルに残っているものを飲み食べ続けていました。
で、深夜になってきたところでいつもの悪い癖がでてしまいました。
シメの糖質が食べたくなってしまったのですね。
他の2人も正常な判断力を失っているのか食べる食べるということになり、
いちおう私がいつでも作れるようにと持ってきてあった材料でチャチャッと作りました。



ペンネ・ゴルゴンゾーラです。
もちろんスペイン料理ではありませんが、
スパニッシュの日と聞かされていたわけではないのでしかたないでしょう。
5人分と思って用意してきた4人分の材料を半分に減らすだけの理性は辛うじて残っていましたが、
フルコース終了後のシメとしてはトゥーマッチでしょう。
しかもゴルゴンゾーラチーズの風味でさらに赤ワインが進んでしまうという
旧友を迎えて暴飲暴食を極めたとても楽しい1日でした。
翌日の様子も一緒にお伝えしようかと思っていましたが、
思ったよりも長くなってしまったので、それはまた別の話。