郡山の看護学校も2週間遅れで終講いたしました。
こちらは週1コマずつ、計7コマしか授業がありませんので、
積極的傾聴の練習をしたりするヒマはありませんし、
ワークシートを書いてもらう余裕もないので、振り返りシートと銘打って、
A4用紙一枚の裏表に7回分の枠を設けて、毎回の授業の振り返りを書いてもらっていました。
最後の回は 「倫理学」 の授業でどんなことを学んできたのかを振り返ってもらい、
そのなかで一番印象に残ったことは何だったかを書いてもらいました。
「私は倫理学の授業で一番印象に残っているのは、人間と他の動物の違いだ。それは私にとっては難しく感じる事だったが、先生が 『弱者の世話をするのは人間だけ』 といったがなるほどと思えた。なぜなら自分もよく考えてみるとささいなことながら多くの人に支えてもらっているからだ。だからこそ、それについて意識することは 『人間』 らしさにつながると思うし、私もそうありたいと思った。」
「尊厳死と安楽死の所が一番覚えている。死なせてあげるべきなのか、自然死を選ぶべきなのか自分も考えなきゃいけない日が来るし、もしかしたら患者さんを尊厳死か安楽死にするかを家族にきく立場になってるかもしれないことを考えたら怖かった。けどこの授業を通して死に前向きに考えられるようにもなったので、もしものときのために家族にも意見を聞いとこうと思った。」
「一番印象として強かったものは脳死と植物状態とは一緒なのかというテーマでした。グループワークをする中でみんなそれぞれ考えている答えが違っていたり、同じことを考えていたりして、とても自分のためになりました。私がはじめ考えていたのは、脳死も植物状態も同じとくくっていたが、病態を理解し、話を聞くことで考えもかわり、別であるという考えに変わりました。先生がおっしゃったようにこの授業で終わりということではなく、これからのなんらかのきっかけになれば良いなと思いました。」
「私が今までの授業で1番記憶に残っていることは、『人の死とは何か』 についてです。倫理学の授業では、死について沢山考え、学んできました。学ぶ前は、そんなに死について考えることがありませんでした。ですが、授業を受けてからは、死はとても悲しいことだけど、人間はいつかは死んでしまうということを改めて考え、自分の人生について見つめなおすことができました。これからも、死について学んだことをわすれずに楽しんですごしていきたいです。」
「生きている中で、自分の死について考えることはなかったし、考えれば考えるほど死とは何かということも考えることができた。そして、死を考えると同時に、これからの人生をどういうふうに充実させていかなければいけないのか、ということも考えることができ、すべてに対してのやる気がわいてきた。」
「死についての学びが最も深まった。生きるもの全てが死を迎えるのは知っているが、いざ考えてみると、なぜ死を迎えるのか、また逆に生きている意味は何なのか分からなくなることもあった。今ここに存在する自分は一つの試練として生きることを学ばされているのかとも考えた。」
「死について、脳死や安楽死、理想の死をたくさん考えてきたが、今まで死に対してあまり考えないようにしていたが、今回しっかりと考えてみて、改めて自分の考えや周りの人の考えを聞け、いろいろな事を学べたと思う。前にも死について、なぜ人間は死ぬのかと考え思った事はあったが理由など出てこず、また 『死』 を悪いものだとだけ考えていた。しかし、『死』 に直面するからこそ人間として全てが有り難く、感謝することが大切なんだと分かった。いまだに 『死』 に対して悪いイメージもあるが、考えを変えれば、『死』 を考える事で人間が人間らしく生活できるようになるのかと思う。」
「最初 『死』 については全然それまで考えたことはなかったけれど、学んでいくうちに先のことも段々と読めてきて、毎回の授業がとても楽しかった。他の授業よりもやり方が違く、90分毎回あっという間だった。色んな考え方を学べたのでとても自分にプラスになったので嬉しい。他の授業でも、これくらい深く学べるようにしたい。」
「この授業の中で一番学びが深まったものは、最後にやった 『看護と倫理』 です。その中の 『死の教育』 と 『病気の贈り物』 が特に印象に残りました。私は今まで一度も人が死んだ場面を見たことがありません。親が葬式につれて行ってくれなかったからです。死の教育の話を聞き、もし葬式があるのなら、次はついて行き、人の死を見てみようと思いました。病気の贈り物では、自分が看護師として働くことになった際に、患者さんに 『病気になってよかった』 と思ってもらえるような看護をしたいと思うようになりました。」
「私が一番印象に残っているのは、今回の授業の病気の贈り物についてだ。病気は私たちが何気なく過ごしている中で当たり前ではない、新しい気づきを教えてくれた。また、病気は気づきであり、今までの人生、生活について振り返りを与えてくれる。病気にかかって、落ち込みはするものの ”ありがとう” と感謝していた。『ありがとう=有り難い』。『ありがとう』 はとても深い言葉であるということが理解できた。このことは今後の学業にも、看護師になってからも、自分に学びを与えてくれると思う。」
「一番印象に残ったことは、『考え続けなければならない』 ということでした。看護師が、身体、魂の世話を行ううえで、常に考えて患者さんを1人の人間として看護するということが大事なんだなと気づいた。自分の考えも何もないのに人に何も与えることはできないので、自分もしっかりと考えを深め、患者さんに何かを感じてもらえるようになりたいと思った。」
郡山の看護学校は授業時数が半分のためゆっくり考えてもらう余裕がないのですが、
そんななかでみんなにはそれなりにいろいろと学んでもらえたようです。
これからも考え続けて理想の看護師になってください。
こちらは週1コマずつ、計7コマしか授業がありませんので、
積極的傾聴の練習をしたりするヒマはありませんし、
ワークシートを書いてもらう余裕もないので、振り返りシートと銘打って、
A4用紙一枚の裏表に7回分の枠を設けて、毎回の授業の振り返りを書いてもらっていました。
最後の回は 「倫理学」 の授業でどんなことを学んできたのかを振り返ってもらい、
そのなかで一番印象に残ったことは何だったかを書いてもらいました。
「私は倫理学の授業で一番印象に残っているのは、人間と他の動物の違いだ。それは私にとっては難しく感じる事だったが、先生が 『弱者の世話をするのは人間だけ』 といったがなるほどと思えた。なぜなら自分もよく考えてみるとささいなことながら多くの人に支えてもらっているからだ。だからこそ、それについて意識することは 『人間』 らしさにつながると思うし、私もそうありたいと思った。」
「尊厳死と安楽死の所が一番覚えている。死なせてあげるべきなのか、自然死を選ぶべきなのか自分も考えなきゃいけない日が来るし、もしかしたら患者さんを尊厳死か安楽死にするかを家族にきく立場になってるかもしれないことを考えたら怖かった。けどこの授業を通して死に前向きに考えられるようにもなったので、もしものときのために家族にも意見を聞いとこうと思った。」
「一番印象として強かったものは脳死と植物状態とは一緒なのかというテーマでした。グループワークをする中でみんなそれぞれ考えている答えが違っていたり、同じことを考えていたりして、とても自分のためになりました。私がはじめ考えていたのは、脳死も植物状態も同じとくくっていたが、病態を理解し、話を聞くことで考えもかわり、別であるという考えに変わりました。先生がおっしゃったようにこの授業で終わりということではなく、これからのなんらかのきっかけになれば良いなと思いました。」
「私が今までの授業で1番記憶に残っていることは、『人の死とは何か』 についてです。倫理学の授業では、死について沢山考え、学んできました。学ぶ前は、そんなに死について考えることがありませんでした。ですが、授業を受けてからは、死はとても悲しいことだけど、人間はいつかは死んでしまうということを改めて考え、自分の人生について見つめなおすことができました。これからも、死について学んだことをわすれずに楽しんですごしていきたいです。」
「生きている中で、自分の死について考えることはなかったし、考えれば考えるほど死とは何かということも考えることができた。そして、死を考えると同時に、これからの人生をどういうふうに充実させていかなければいけないのか、ということも考えることができ、すべてに対してのやる気がわいてきた。」
「死についての学びが最も深まった。生きるもの全てが死を迎えるのは知っているが、いざ考えてみると、なぜ死を迎えるのか、また逆に生きている意味は何なのか分からなくなることもあった。今ここに存在する自分は一つの試練として生きることを学ばされているのかとも考えた。」
「死について、脳死や安楽死、理想の死をたくさん考えてきたが、今まで死に対してあまり考えないようにしていたが、今回しっかりと考えてみて、改めて自分の考えや周りの人の考えを聞け、いろいろな事を学べたと思う。前にも死について、なぜ人間は死ぬのかと考え思った事はあったが理由など出てこず、また 『死』 を悪いものだとだけ考えていた。しかし、『死』 に直面するからこそ人間として全てが有り難く、感謝することが大切なんだと分かった。いまだに 『死』 に対して悪いイメージもあるが、考えを変えれば、『死』 を考える事で人間が人間らしく生活できるようになるのかと思う。」
「最初 『死』 については全然それまで考えたことはなかったけれど、学んでいくうちに先のことも段々と読めてきて、毎回の授業がとても楽しかった。他の授業よりもやり方が違く、90分毎回あっという間だった。色んな考え方を学べたのでとても自分にプラスになったので嬉しい。他の授業でも、これくらい深く学べるようにしたい。」
「この授業の中で一番学びが深まったものは、最後にやった 『看護と倫理』 です。その中の 『死の教育』 と 『病気の贈り物』 が特に印象に残りました。私は今まで一度も人が死んだ場面を見たことがありません。親が葬式につれて行ってくれなかったからです。死の教育の話を聞き、もし葬式があるのなら、次はついて行き、人の死を見てみようと思いました。病気の贈り物では、自分が看護師として働くことになった際に、患者さんに 『病気になってよかった』 と思ってもらえるような看護をしたいと思うようになりました。」
「私が一番印象に残っているのは、今回の授業の病気の贈り物についてだ。病気は私たちが何気なく過ごしている中で当たり前ではない、新しい気づきを教えてくれた。また、病気は気づきであり、今までの人生、生活について振り返りを与えてくれる。病気にかかって、落ち込みはするものの ”ありがとう” と感謝していた。『ありがとう=有り難い』。『ありがとう』 はとても深い言葉であるということが理解できた。このことは今後の学業にも、看護師になってからも、自分に学びを与えてくれると思う。」
「一番印象に残ったことは、『考え続けなければならない』 ということでした。看護師が、身体、魂の世話を行ううえで、常に考えて患者さんを1人の人間として看護するということが大事なんだなと気づいた。自分の考えも何もないのに人に何も与えることはできないので、自分もしっかりと考えを深め、患者さんに何かを感じてもらえるようになりたいと思った。」
郡山の看護学校は授業時数が半分のためゆっくり考えてもらう余裕がないのですが、
そんななかでみんなにはそれなりにいろいろと学んでもらえたようです。
これからも考え続けて理想の看護師になってください。