佐賀県には 「柚子胡椒」 という特産品があります。
佐賀県に固有なのかどうかよくわかりませんが、
我が家では誰かがお墓参りなどで帰省するたびに買って帰ってきていました。
最近では東京や福島のお店でもよく見かけるようになりましたね。
どこの特産品かということとは関係なく、メジャーな香辛料になりつつあるようです。
だいたいこんな感じでビン入りで売られています。
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これがムチャクチャ辛いです。
我が家では味噌汁に入れたり、冷や奴や湯豆腐につけたりしますが、
ほんの少量で十分です。
ほんのちょびっとで柚子の香りとピリッとした辛みが効いて、
いろいろなものがとても美味しくなるのでたいへん重宝していますが、
量を間違えるととんでもないことになります。
見た目すりおろしたワサビに似ているので、
ワサビと同じ感覚で入れてしまう人がいますが、
そんなに大量に入れたらどんな料理も激辛料理になってしまいます。
耳かきの先ほども入れるか入れないかくらいで十分なのです。
さてこの柚子胡椒、1回に使う量がごく少量ですのでなかなかなくなりません。
特にうちは一人暮らしですし、ちゃんと毎朝お味噌汁を飲んだりもしないため、
残念ながら柚子胡椒を使う機会はものすごく少く、
よけいに柚子胡椒の消費量は限られてきてしまいます。
ですのでこの1ビンを使い切るのは容易なことではないのです。
何年もかかってしまいます。
で、うちにあるやつをいつから使っているんだったか調べてみたら、
なんとこんなことになっていました。
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この写真はちょっと見にくいかもしれませんが、
製造年月日が07年8月25日、
賞味期限が08年8月25日となっています。
なんともう3年も前に作られたんじゃありませんか。
賞味期限も2年以上前にとっくに切れているし。
しかし、なんの問題もありません。
風味も辛みも開栓したときのままですし、
そもそも香辛料ですから腐ったりカビが生えたりということもまったくありません。
先日もちらっと書きましたが、私、賞味期限表示なんて信じていませんので、
嗅いでみたりちょっと食べてみて大丈夫そうなものは平気で食べてしまいます。
卵とかも冷蔵庫に入れておけば1ヶ月くらいは軽くもつでしょう。
(昔 『古畑任三郎』 で卵の消費期限が謎解きのカギになる回がありましたが、
そんなことで犯人にされちゃたまらないなあと思って見ていました。)
だいたい消費期限とか賞味期限ってなにか科学的な根拠があって決まっているのでしょうか?
腐った物を食べて訴えられたら困るということで、
メーカー側が責任逃れのためにテキトーに決めているだけではないでしょうか?
最近、賞味期限の書き換えみたいな事件が起こっていて、
マスコミなんかは鬼の首を取ったように騒ぎ立てていますが、
私に言わせれば、賞味期限の切れたものはどんどん廃棄しなければならない、
という文化のほうがよっぽど問題だと思うのです。
まだまだ大丈夫なものであれば、当初想定していた賞味期限は切れましたが、
まだ美味しく食べられますよと安価で提供するとか、
あるいは最初から食品には製造年月日だけを記しておいて、
あとは消費者の側が自己責任でまだ食べられるかもうダメかを判断するようにする、
というほうがよっぽどいいと思うのです。
怪しいものを食べてお腹をこわしてしまったり、
最悪、食中毒になってしまったりしても、
それはそれで経験知が増えたなあと受け止めればいいのであって、
それをメーカーのせいにして訴訟を起こすなんて責任転嫁もいいところだと思うのです。
消費者の側が自分の五感を駆使して、
何が食べられて何がダメかを自分で判断できるようになることが大事だと思います。
というわけで今日は、我が家の柚子胡椒は年季が入っているという話をしていたつもりでしたが、
いつの間にか、賞味期限なんか要らないという私の年来の主張にすり替わってしまいました。
せっかくですので、農林水産省の方々、ご検討のほどよろしくお願い申し上げます。
佐賀県に固有なのかどうかよくわかりませんが、
我が家では誰かがお墓参りなどで帰省するたびに買って帰ってきていました。
最近では東京や福島のお店でもよく見かけるようになりましたね。
どこの特産品かということとは関係なく、メジャーな香辛料になりつつあるようです。
だいたいこんな感じでビン入りで売られています。

これがムチャクチャ辛いです。
我が家では味噌汁に入れたり、冷や奴や湯豆腐につけたりしますが、
ほんの少量で十分です。
ほんのちょびっとで柚子の香りとピリッとした辛みが効いて、
いろいろなものがとても美味しくなるのでたいへん重宝していますが、
量を間違えるととんでもないことになります。
見た目すりおろしたワサビに似ているので、
ワサビと同じ感覚で入れてしまう人がいますが、
そんなに大量に入れたらどんな料理も激辛料理になってしまいます。
耳かきの先ほども入れるか入れないかくらいで十分なのです。
さてこの柚子胡椒、1回に使う量がごく少量ですのでなかなかなくなりません。
特にうちは一人暮らしですし、ちゃんと毎朝お味噌汁を飲んだりもしないため、
残念ながら柚子胡椒を使う機会はものすごく少く、
よけいに柚子胡椒の消費量は限られてきてしまいます。
ですのでこの1ビンを使い切るのは容易なことではないのです。
何年もかかってしまいます。
で、うちにあるやつをいつから使っているんだったか調べてみたら、
なんとこんなことになっていました。

この写真はちょっと見にくいかもしれませんが、
製造年月日が07年8月25日、
賞味期限が08年8月25日となっています。
なんともう3年も前に作られたんじゃありませんか。
賞味期限も2年以上前にとっくに切れているし。
しかし、なんの問題もありません。
風味も辛みも開栓したときのままですし、
そもそも香辛料ですから腐ったりカビが生えたりということもまったくありません。
先日もちらっと書きましたが、私、賞味期限表示なんて信じていませんので、
嗅いでみたりちょっと食べてみて大丈夫そうなものは平気で食べてしまいます。
卵とかも冷蔵庫に入れておけば1ヶ月くらいは軽くもつでしょう。
(昔 『古畑任三郎』 で卵の消費期限が謎解きのカギになる回がありましたが、
そんなことで犯人にされちゃたまらないなあと思って見ていました。)
だいたい消費期限とか賞味期限ってなにか科学的な根拠があって決まっているのでしょうか?
腐った物を食べて訴えられたら困るということで、
メーカー側が責任逃れのためにテキトーに決めているだけではないでしょうか?
最近、賞味期限の書き換えみたいな事件が起こっていて、
マスコミなんかは鬼の首を取ったように騒ぎ立てていますが、
私に言わせれば、賞味期限の切れたものはどんどん廃棄しなければならない、
という文化のほうがよっぽど問題だと思うのです。
まだまだ大丈夫なものであれば、当初想定していた賞味期限は切れましたが、
まだ美味しく食べられますよと安価で提供するとか、
あるいは最初から食品には製造年月日だけを記しておいて、
あとは消費者の側が自己責任でまだ食べられるかもうダメかを判断するようにする、
というほうがよっぽどいいと思うのです。
怪しいものを食べてお腹をこわしてしまったり、
最悪、食中毒になってしまったりしても、
それはそれで経験知が増えたなあと受け止めればいいのであって、
それをメーカーのせいにして訴訟を起こすなんて責任転嫁もいいところだと思うのです。
消費者の側が自分の五感を駆使して、
何が食べられて何がダメかを自分で判断できるようになることが大事だと思います。
というわけで今日は、我が家の柚子胡椒は年季が入っているという話をしていたつもりでしたが、
いつの間にか、賞味期限なんか要らないという私の年来の主張にすり替わってしまいました。
せっかくですので、農林水産省の方々、ご検討のほどよろしくお願い申し上げます。
同じ意見の方々がたくさん声を上げ、社会の動向や監督官庁の動きを変化させる事を期待します。
冷蔵庫のなかの柚子胡椒の賞味期限がとっくに切れていたということを、
ちょっと大げさに書いてみたかっただけなので、
社会や監督官庁を動かそうというほどの気概をもって書いたわけではありませんでしたが、
そうなってくれるといいなとは思っております。