まさおさまの 何でも倫理学

日々のささいなことから世界平和まで、何でも倫理学的に語ってしまいます。

その名も 「流星軒」!

2016-07-29 15:54:42 | 飲んで幸せ・食べて幸せ
今年になってから発見したお店、その名も 「カレー屋 流星軒」

4号線と平和通りがぶつかる交差点より少し北上したところにある 「サンクス」 の向かいにあります。

外観はこんな感じ。



いかにも怪しい感じです。

中に入るとユニークな店長さんが気さくに話しかけてきてくれます。

何回か通って話をうかがってみたところ、御自身がマンガ、アニメやアイドルが好きなオタク系なので、

その色を存分に出しながらお店づくりをしたそうです。

こちらのカレーは基本的にチキンカレーとビーフカレーの2種類。



あとはそれにライスや肉の量のバリエーションがある感じです。

さらに辛さのバリエーションもプラス5段階用意されています。



「激辛の世界」 と銘打たれています。

とにかく辛いという評判を聞きつけたので、

辛いもの好きの私としてはこれはぜひと思い、通い始めることになったのでした。

初めてうかがったときはLV1のチキンカレーを選択してみました。



LV1で十分辛いです。

ふだん 「CoCo壱番屋」 で食べている4辛と同じか、それよりもちょっと辛いくらいではないでしょうか。

たしかに辛いですがとても美味しいです。

この頃のチキンカレーには手羽元肉が2本添えられていました。

その次に行ったときにはLV2のビーフカレーにしました。



これは辛いです。

わたし的にはもうヤバイ感じです。

先ほどのメニューには、店長もかつてはここが限界点だったと書いてありましたが、

私もここが限界点かもしれません。

その後もまだLV3より上には進んでいません。

一度ちょい辛を頼んでみましたが、逆にそれは平和すぎてあまりにももの足りませんでした。

その後、こういう選択肢もあることに気づきました。



「あきらかにルー増し」。

説明文のなかにある 「全がけになります」 の意味がはじめよくわからず、

卵とかいくつかあるトッピングを全部かけるということなのかなと思っていましたが、

そういうことではなく、とにかくルーを増量するオプションだということに何回目かに気づきました。

「全がけ」 というのは白いライスがまったく見えなくなるまでルーを全体にかけるという意味なのです。

これは素晴らしい選択肢じゃないですか。

カレーを食べていて何が悲しくなるって、

ルーが足りなくなってライスだけ余ってしまうことほど悲しいことはありません。

たとえそうならなかったとしても、途中から残りのライスとルーの比率を十分に見定めて、

ライスだけが残ってしまわないように、一口ごとにあまりルーを多用しすぎないよう、

十分に気をつけてセーブしながら食べていくのってけっこうストレスフルだったりします。

これはぜひ一度 「あきらかなルー増し」 やってみたいものです。

というわけでやってみました。



これはスゴイです

まさに 「全がけ」 です。

ルーの残量を気にする必要は一切ありません。

というよりもルーのほうが確実に多いです。

ひとすくいのスプーン上で白いライス部分を見なくてすむなんていうレベルではありません。

ライスの一粒一粒をルーの海のなかで泳がせて、

一粒一粒がすべてルーをたっぷりまとっているという状態にして最後まで食べ続けることができます。

これは画期的です。

ここに至って初めて、ウガンダ師匠の 「カレーは飲み物である」 という名言は完成し、

一般人にも通用する普遍的真理と化するのだと思います。

他のカレー屋さんでもルー増量というサービスをやっているのは知っていましたが、

今までそれを利用したことはありませんでした。

「あきらかなルー増し」 というキャッチコピーに釣られて初めて注文してみましたが、

これはあきらかな別世界へと誘 (いざな) われる体験でした。

今後は別の店でもぜひルー増量を忘れずに付け加えてみたいと思います。

なお、今の写真は最近撮ったやつですが、チキンカレーの鶏肉が手羽元から胸肉に変わっています。

メニューには 「食べ易くなりました」 と書いてあり、たしかに若干食べやすくはなりましたが、

手羽元だってしっかり煮込んであってホロホロと肉ははがれるため別に食べにくくはなかったので、

肉のしっとり感や旨味から考えると、個人的には手羽元肉に戻していただきたいものです。

さて、激辛なカレーが食べられるということでうかがってみた 「流星軒」 ですが、

今のところLV2止まりで、調子のいい日はLV2、調子の悪い日や自重したい日はLV1と、

穏健な路線をさまよっています。

いつの日かLV3やLV5に挑戦する日が来るのか、

LV5を完食すると店内に写真を掲示してもらえるそうなのですが、

はたしてそんな日が訪れるのか、お腹具合と相談しながらじっくり考えてみたいと思います。

まあLV1やLV2で十分美味しいのですからそれで満足すればいいはずなんですが、

私の心のなかの少年が 「そんなにレイドバックしてていいのか」 とけしかけてくるんですよねえ。

挑戦するべきか、自重するべきか、それが問題だっ

ああ、どうしようかなあ…


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