一昨日、「看護学校 「哲学」 FAQインデックス (2016年版)」 をアップしました。
昨日の2回目の授業で前回のワークシートを返却し、
皆さんからいただいた質問を、(1)授業中にすでにお答えしたもの、(2)以前に書いたことのあるもの、
(3)今後ブログに書くかもしれないものに分類しておいたわけですが、
(2) に関してインデックスを利用して記事を探して読んでいただけたでしょうか?
あれを作るのもけっこう大変だったので (有り難いでしょ)、ぜひお読みいただければと思います。
今後は (3) に関して少しずつお答えしていきたいと思います。
今日は答えやすいところで、14期生のクラスの印象について書いておきます。
以前はこういう質問はまったくなかったのですが、
最近になってこの手の質問をよくいただくようになりました。
11期生では代表質問に選ばれていましたし、
12期生でも聞いてくれた人がいてこのブログ内でお答えしました。
これも自己意識 (=外界ではなく自分のことを省みる意識) の表れなんでしょうか。
さて、14期生の場合は私の印象を待つまでもなく、誰の目にも明らかな客観的特徴があります。
それは38名中、男子学生が11名もいるということです (「哲学」 受講者のみでの集計)。
男子が2ケタもいるというのは相馬の看護学校史上初めてのことでしょう。
そんなクラスを見ての最初の印象はこうでした。
A-1.名前の覚えやすそうなクラスだなあ!
7行上でリンクを張っておいた先の記事でも書きましたが、
私は毎年、座席表を使って皆さんの名前を覚えるようにしています。
覚えていく際には特徴的な名前の人であったり、同姓とか同名の人たちとかがまず頭に入り、
そこと関連させてだんだんまわりの人の名前を覚えていくことになります。
そのなかでも多数派の女子に囲まれた男子というのは、名前を覚える際の重要な起点です。
その起点が今年は11名もいるのですから、きっと覚えやすいだろうなあと直観しました。
これ以上増えて半々ぐらいになってしまうともはや起点にはならず何の助けにもなりませんが、
4分の1ぐらいというのはいい感じじゃないだろうかと予想したのです。
その予想はみごとに当たりました。
これも毎年のことですが、2回目の授業に向かう車中で座席表を覚えていくのですが、
一度、端から順番に覚えていっただけで、ほぼ一発で暗記することができました。
例年だと窓側から順次覚えていって、廊下側まで来たときには窓側はもう忘れてしまっていて、
何回もやり直さないと覚えられないのですが、今年はひじょうにスムースに覚えられました。
ただし、今年の場合は完璧に覚えてやったぜという過信があったことと、
座席表で見た漢字だけから勝手に男子女子を判断していたのが、
実は男女が間違っていたという人が2人もいて、それで完全に調子が狂ってしまい、
ワークシートを返却するときに間違って渡してしまうというミスが何回か生じてしまいました。
逆にこんなに間違えたのは初めてじゃないかな。
名前を覚えやすそうという印象は当たっていましたが、
それと、正しく覚えられるかどうかというのは別問題なんだということを痛感させられました。
このクラスのもうひとつの印象。
これも男子が多いということに関連しているのですが、次のようなものです。
A-2.遠慮・礼節があるから、GWの答えが真面目!
一昨日のインデックスの冒頭にも書きましたが、
「哲学の先生に聞きたいこと」 のグループワークで出された代表質問が真面目なものばかりでした。
実はこの傾向は郡山の看護学校にもあって、
あそこは相馬の14期生なんかとは比べものにならないくらい男子比率が高く、
一般的には男子のほうが不真面目な学生が多いので (傾向としては確実にあります!)、
グループワークでも不真面目というか突飛な答えや質問が増えるかと思いきや、
むしろとっても真面目な答えや質問が多くなるという逆転 (?) 現象が生じるのです。
その原因を私は次のように理解しています。
けっきょくグループワークをリードするのは真面目な女子学生たちです。
その彼女たちがグループのなかにいる男子を意識すると遠慮や礼節が自ずと生まれ、
思ったことを何でも言える雰囲気にはならず、
その結果、真面目な答えに落ち着いていっているのではないかと思うのです。
(たまに真面目な男子学生がいて彼が議論をリードしたとしても同じことが起こるでしょう。)
それに対して男子が極端に少なかったり、女子だけという代はぶっ飛んだクラスになります。
代表質問が私のプライベートに関する質問や人生相談、恋愛相談ばかりになってしまったり、
第2回の、人間の特徴で最も重要な特徴は何かというGWでは、
セックスに関する特徴だけがずらりと並んだりということになってしまうのです。
女子ばかり集まって異性の目がなくなると遠慮も礼節も失われて本音が出るということなのでしょう。
予想通り、昨日の第2回の授業のGWでは、重要な特徴ばかりでなくユニークな特徴としても、
14期生からはセックスがらみの回答はひとつも出されませんでした。
性的特性が何ひとつ挙げられなかったのは相馬の看護学校創設以来初めてのことです。
やはり男子が多いというのは学びの内容にも大いに影響を及ぼしているのですね。
史上最多の男子を擁するこのクラスが今後どんな成果を出してくれるのか楽しみにしています。
昨日の2回目の授業で前回のワークシートを返却し、
皆さんからいただいた質問を、(1)授業中にすでにお答えしたもの、(2)以前に書いたことのあるもの、
(3)今後ブログに書くかもしれないものに分類しておいたわけですが、
(2) に関してインデックスを利用して記事を探して読んでいただけたでしょうか?
あれを作るのもけっこう大変だったので (有り難いでしょ)、ぜひお読みいただければと思います。
今後は (3) に関して少しずつお答えしていきたいと思います。
今日は答えやすいところで、14期生のクラスの印象について書いておきます。
以前はこういう質問はまったくなかったのですが、
最近になってこの手の質問をよくいただくようになりました。
11期生では代表質問に選ばれていましたし、
12期生でも聞いてくれた人がいてこのブログ内でお答えしました。
これも自己意識 (=外界ではなく自分のことを省みる意識) の表れなんでしょうか。
さて、14期生の場合は私の印象を待つまでもなく、誰の目にも明らかな客観的特徴があります。
それは38名中、男子学生が11名もいるということです (「哲学」 受講者のみでの集計)。
男子が2ケタもいるというのは相馬の看護学校史上初めてのことでしょう。
そんなクラスを見ての最初の印象はこうでした。
A-1.名前の覚えやすそうなクラスだなあ!
7行上でリンクを張っておいた先の記事でも書きましたが、
私は毎年、座席表を使って皆さんの名前を覚えるようにしています。
覚えていく際には特徴的な名前の人であったり、同姓とか同名の人たちとかがまず頭に入り、
そこと関連させてだんだんまわりの人の名前を覚えていくことになります。
そのなかでも多数派の女子に囲まれた男子というのは、名前を覚える際の重要な起点です。
その起点が今年は11名もいるのですから、きっと覚えやすいだろうなあと直観しました。
これ以上増えて半々ぐらいになってしまうともはや起点にはならず何の助けにもなりませんが、
4分の1ぐらいというのはいい感じじゃないだろうかと予想したのです。
その予想はみごとに当たりました。
これも毎年のことですが、2回目の授業に向かう車中で座席表を覚えていくのですが、
一度、端から順番に覚えていっただけで、ほぼ一発で暗記することができました。
例年だと窓側から順次覚えていって、廊下側まで来たときには窓側はもう忘れてしまっていて、
何回もやり直さないと覚えられないのですが、今年はひじょうにスムースに覚えられました。
ただし、今年の場合は完璧に覚えてやったぜという過信があったことと、
座席表で見た漢字だけから勝手に男子女子を判断していたのが、
実は男女が間違っていたという人が2人もいて、それで完全に調子が狂ってしまい、
ワークシートを返却するときに間違って渡してしまうというミスが何回か生じてしまいました。
逆にこんなに間違えたのは初めてじゃないかな。
名前を覚えやすそうという印象は当たっていましたが、
それと、正しく覚えられるかどうかというのは別問題なんだということを痛感させられました。
このクラスのもうひとつの印象。
これも男子が多いということに関連しているのですが、次のようなものです。
A-2.遠慮・礼節があるから、GWの答えが真面目!
一昨日のインデックスの冒頭にも書きましたが、
「哲学の先生に聞きたいこと」 のグループワークで出された代表質問が真面目なものばかりでした。
実はこの傾向は郡山の看護学校にもあって、
あそこは相馬の14期生なんかとは比べものにならないくらい男子比率が高く、
一般的には男子のほうが不真面目な学生が多いので (傾向としては確実にあります!)、
グループワークでも不真面目というか突飛な答えや質問が増えるかと思いきや、
むしろとっても真面目な答えや質問が多くなるという逆転 (?) 現象が生じるのです。
その原因を私は次のように理解しています。
けっきょくグループワークをリードするのは真面目な女子学生たちです。
その彼女たちがグループのなかにいる男子を意識すると遠慮や礼節が自ずと生まれ、
思ったことを何でも言える雰囲気にはならず、
その結果、真面目な答えに落ち着いていっているのではないかと思うのです。
(たまに真面目な男子学生がいて彼が議論をリードしたとしても同じことが起こるでしょう。)
それに対して男子が極端に少なかったり、女子だけという代はぶっ飛んだクラスになります。
代表質問が私のプライベートに関する質問や人生相談、恋愛相談ばかりになってしまったり、
第2回の、人間の特徴で最も重要な特徴は何かというGWでは、
セックスに関する特徴だけがずらりと並んだりということになってしまうのです。
女子ばかり集まって異性の目がなくなると遠慮も礼節も失われて本音が出るということなのでしょう。
予想通り、昨日の第2回の授業のGWでは、重要な特徴ばかりでなくユニークな特徴としても、
14期生からはセックスがらみの回答はひとつも出されませんでした。
性的特性が何ひとつ挙げられなかったのは相馬の看護学校創設以来初めてのことです。
やはり男子が多いというのは学びの内容にも大いに影響を及ぼしているのですね。
史上最多の男子を擁するこのクラスが今後どんな成果を出してくれるのか楽しみにしています。
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