昨日は入学式でしたが、授業開始前のラストチャンスということで、
年休を取って歯の定期検診のため東京に行って参りました。
と Facebook で報告したらすぐに、口さがない友人から、
「まさおさますげー 歯診てもらうのに東京へ」 というコメントをいただきましたが、
これは仕方ないんですよ。
幼少のみぎりのトラウマでとにかく私は歯医者が大嫌いでした。
どれくらいキライかというと、その幼い頃にやってもらった奥歯の詰め物が取れて、
歯にぽっこりと大きな穴が空いてしまったんですが、
歯医者に行くのが怖くてそのままほったらかしにし、
食事のたびにご飯粒がその穴に詰まるのも無視して3年、
とうとうその歯が痛み出して、歯医者の恐怖よりも歯痛のほうが勝って耐えられなくなったときに、
やっと歯医者通いを始めたというほど歯医者が大嫌いでした。
それってもう福島大学に勤めはじめていた頃の話なんですが、
歯が痛み出してもすぐに歯医者に行ったわけではありませんでした。
絶対に痛くしない歯医者さんを徹底的に探しまくったのです。
私の小さい頃の歯医者というのは麻酔の注射が痛かったんです。
ものすごい頑強な注射器を歯茎にグイッと突き刺して麻酔薬を注入するのですが、
その痛みが耐えがたく、子ども心に麻酔の注射をする前に全身麻酔かけてくれよと思ったものです。
しかも、そんなに痛い麻酔注射をしたくせに、治療が始まるとけっこう痛い思いをさせられましたし、
あの音と匂いも恐怖と痛みをいや増してくれました。
こんなふうに今思い返してみるだけでも身体が竦んでしまうくらい、
歯医者には痛い目に合わされてきたわけです。
ですので、弱虫と言われようと何と言われようと、
とにかくあんな目にだけはもう合いたくないということで、
絶対に痛くしない歯医者を探しまくったわけです。
最初は福島で探していたんですが、当時あまり福島に知り合いがおらず、
福島で歯医者にかかったことのある知り合いはさらに限られてくるので、
恐怖を乗り越えられるほど十分安心できる情報が得られませんでした。
で、けっきょく東京で痛くない歯医者をやっと見つけることができました。
それが今も通っている朝日デンタルオフィスさんです。
私としては当初、その詰め物が取れて痛み出した歯だけを治してもらうことを考えていたのですが、
受診した結果、それ以外の歯もほとんど全滅状態だということが判明しました。
で、けっきょく1年ぐらいの時間と100万近くのお金をかけて徹底的に治療することになりました。
(後にも先にも確定申告で医療費控除を受けられたのはあのときだけです。)
それくらい長期間通い続けられるほど、そこの歯医者さんはまったく痛くなかったわけです。
しかもこちらがスゴイのは 「予防歯科」 と呼ばれる予防医療に力を入れている点で、
治療しておしまいではなく、その後も虫歯を発生させないように保つ、
定期的なメンテナンスのほうをメインとしているのです。
年に数回 (本当は3ヶ月ごとくらいがいいらしいですが、私の場合は年に2回)、
歯科衛生士さんに歯と歯茎の状態のチェックと、歯石除去をしてもらいます。
いくら痛くなかったとはいえ、あの出費は相当痛かったので、
私も予防歯科の重要性を納得し、今も私は東京の歯医者に通い続けているわけです。
さて、昨日は行く前からちょっと気がかりなことがありました。
本来なら春休みのあいだに定期検診に行くべきがこんな時期になってしまったのは、
今年の3月があまりにもイベントや飲み会の予定が多かったからですが、
飲み過ぎて記憶を失ってしまった夜が多く、歯を磨かずに寝たであろう日がたくさんあったのです。
そのせいか歯が痛むというほどではありませんが、何となく不穏な感じを抱いていました。
すると案の定、歯と歯茎のチェックを終えた歯科衛生士さんから、
「なんか虫歯っぽいところがありますね」 と言われました。
歯茎は歯槽膿漏の一歩手前になっていて出血も多く、歯も黒ずんでいるのだそうです。
歯石除去をしてから虫歯なのかどうか確認しますとのことでした。
今回は歯石除去にいつもより時間がかかり相当不安を煽られましたが、
けっきょく虫歯ではなかったそうでほっと一安心いたしました。
歯石が折り重なって付いていて、しかもそれが黒ずんでいたのだそうです。
(たぶん赤ワインのせいではないかと思われます。)
さらにそれが歯茎も圧迫していて歯槽膿漏を引き起こしかけていたとのことでした。
ああ、恐ろしい。
今回は何とか虫歯未遂ですみました。
やはり定期検診は重要ですね。
授業が始まってしまうとなかなか東京まで来られませんから、
このラストチャンスに検診を受けられて本当によかったです。
夏休みまで放置していたら絶対にヤバかったでしょう。
今後も気をつけたいと思います。
P.S.
それにしても歯医者のあの設備って拷問部屋を彷彿とさせますね。
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治療のためではなく定期検診のために来たんだといくら自分に言い聞かせても、
背筋に冷たいものを感じざるをえません。
こんな設備を自宅に買ってもらったという黒井マヤのことを思い出してしまいました。
年休を取って歯の定期検診のため東京に行って参りました。
と Facebook で報告したらすぐに、口さがない友人から、
「まさおさますげー 歯診てもらうのに東京へ」 というコメントをいただきましたが、
これは仕方ないんですよ。
幼少のみぎりのトラウマでとにかく私は歯医者が大嫌いでした。
どれくらいキライかというと、その幼い頃にやってもらった奥歯の詰め物が取れて、
歯にぽっこりと大きな穴が空いてしまったんですが、
歯医者に行くのが怖くてそのままほったらかしにし、
食事のたびにご飯粒がその穴に詰まるのも無視して3年、
とうとうその歯が痛み出して、歯医者の恐怖よりも歯痛のほうが勝って耐えられなくなったときに、
やっと歯医者通いを始めたというほど歯医者が大嫌いでした。
それってもう福島大学に勤めはじめていた頃の話なんですが、
歯が痛み出してもすぐに歯医者に行ったわけではありませんでした。
絶対に痛くしない歯医者さんを徹底的に探しまくったのです。
私の小さい頃の歯医者というのは麻酔の注射が痛かったんです。
ものすごい頑強な注射器を歯茎にグイッと突き刺して麻酔薬を注入するのですが、
その痛みが耐えがたく、子ども心に麻酔の注射をする前に全身麻酔かけてくれよと思ったものです。
しかも、そんなに痛い麻酔注射をしたくせに、治療が始まるとけっこう痛い思いをさせられましたし、
あの音と匂いも恐怖と痛みをいや増してくれました。
こんなふうに今思い返してみるだけでも身体が竦んでしまうくらい、
歯医者には痛い目に合わされてきたわけです。
ですので、弱虫と言われようと何と言われようと、
とにかくあんな目にだけはもう合いたくないということで、
絶対に痛くしない歯医者を探しまくったわけです。
最初は福島で探していたんですが、当時あまり福島に知り合いがおらず、
福島で歯医者にかかったことのある知り合いはさらに限られてくるので、
恐怖を乗り越えられるほど十分安心できる情報が得られませんでした。
で、けっきょく東京で痛くない歯医者をやっと見つけることができました。
それが今も通っている朝日デンタルオフィスさんです。
私としては当初、その詰め物が取れて痛み出した歯だけを治してもらうことを考えていたのですが、
受診した結果、それ以外の歯もほとんど全滅状態だということが判明しました。
で、けっきょく1年ぐらいの時間と100万近くのお金をかけて徹底的に治療することになりました。
(後にも先にも確定申告で医療費控除を受けられたのはあのときだけです。)
それくらい長期間通い続けられるほど、そこの歯医者さんはまったく痛くなかったわけです。
しかもこちらがスゴイのは 「予防歯科」 と呼ばれる予防医療に力を入れている点で、
治療しておしまいではなく、その後も虫歯を発生させないように保つ、
定期的なメンテナンスのほうをメインとしているのです。
年に数回 (本当は3ヶ月ごとくらいがいいらしいですが、私の場合は年に2回)、
歯科衛生士さんに歯と歯茎の状態のチェックと、歯石除去をしてもらいます。
いくら痛くなかったとはいえ、あの出費は相当痛かったので、
私も予防歯科の重要性を納得し、今も私は東京の歯医者に通い続けているわけです。
さて、昨日は行く前からちょっと気がかりなことがありました。
本来なら春休みのあいだに定期検診に行くべきがこんな時期になってしまったのは、
今年の3月があまりにもイベントや飲み会の予定が多かったからですが、
飲み過ぎて記憶を失ってしまった夜が多く、歯を磨かずに寝たであろう日がたくさんあったのです。
そのせいか歯が痛むというほどではありませんが、何となく不穏な感じを抱いていました。
すると案の定、歯と歯茎のチェックを終えた歯科衛生士さんから、
「なんか虫歯っぽいところがありますね」 と言われました。
歯茎は歯槽膿漏の一歩手前になっていて出血も多く、歯も黒ずんでいるのだそうです。
歯石除去をしてから虫歯なのかどうか確認しますとのことでした。
今回は歯石除去にいつもより時間がかかり相当不安を煽られましたが、
けっきょく虫歯ではなかったそうでほっと一安心いたしました。
歯石が折り重なって付いていて、しかもそれが黒ずんでいたのだそうです。
(たぶん赤ワインのせいではないかと思われます。)
さらにそれが歯茎も圧迫していて歯槽膿漏を引き起こしかけていたとのことでした。
ああ、恐ろしい。
今回は何とか虫歯未遂ですみました。
やはり定期検診は重要ですね。
授業が始まってしまうとなかなか東京まで来られませんから、
このラストチャンスに検診を受けられて本当によかったです。
夏休みまで放置していたら絶対にヤバかったでしょう。
今後も気をつけたいと思います。
P.S.
それにしても歯医者のあの設備って拷問部屋を彷彿とさせますね。
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治療のためではなく定期検診のために来たんだといくら自分に言い聞かせても、
背筋に冷たいものを感じざるをえません。
こんな設備を自宅に買ってもらったという黒井マヤのことを思い出してしまいました。
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