まさおさまの 何でも倫理学

日々のささいなことから世界平和まで、何でも倫理学的に語ってしまいます。

東横イン本、東京で大量発見!

2014-11-11 01:54:24 | お仕事のオキテ
11月11日 (火) に高千穗大学で講演を行うので上京してまいりました。

ですので講演をするというのが今回の上京の一番の目的ですが、

わたし的にはもうひとつの目的を持って東京に乗り込んできました。

東横イン本 (巷ではタイトルがあまりに長すぎるためもう愛称がつけられているらしい) が

実際に売られているところをこの目で見ておきたかったとともに、

カメラに収めて福島の人々に知らしめたかったのです。

だって福島ではまだどこにも売ってないんだもん。

昨日は21時東京着だったのでほとんど諦めていましたが、

有楽町駅前の三省堂書店はフツーに開いていました。

そして、こんな時間になんでこんなにと思うくらいお客さんで溢れかえっています。

さすがは都会です。

夕方どきと変わらぬ混雑のなか捜索を開始いたしました。

まずは新刊本コーナーを探しましたが見つからりません。

2階建ての店内を闇雲に探しても時間のムダですので、検索マシーンで検索してみました。



そうしたら 「在庫あり」 と出てきました。

おお、素晴らしい!

さすが福島とは違います。

在庫は予想もしなかったところに置かれているみたいでした。

さっさと検索してよかったです。

1階ではありますが、一番奥まったコーナーに配置されているようです。

さっそく行ってみました。

そうしたら、おおおっ



ちゃんと平積みで置かれているではないですかっ

奥側ですのでポールポジションとは言えませんが、

平積みして表紙を見せてくれているのはありがたいことです。

しかもこんなにたくさん積まれています。



さすがは東京。

1軒の本屋さんでこの本をこんなに売っちゃってくれるんですね。

いやあ、自分の本ではありませんが、ちょっとドキドキしてしまいました。

やっぱりぱんつさんが衝撃を受けて興奮してしまうのもムリはありません。

福島では行く店、行く店スカだったから、

1軒回っただけでこんなにこの本をたくさん見つけられるとは思っていませんでした。

みんなちゃんと誰かに買ってもらうんだよ

そして、福島の本屋さんにちゃんと置いてもらえるよう圧力かけようと思いました。

今どき地方でもAMAZONで頼めば確実に本を手に入れることはできますが、

ネット通販というのはあらかじめ主体的に情報を持っている人でないと本を買えません。

まったく知らなかったし買う気もなかったけど、

表紙を見て惹かれちゃうとかタイトルを見てやられてしまうという経験は本屋さんでしかできません。

この本はそういう出会いにピッタリな本だと思うのですよ。

福島の書店連合の皆さん、こういう本を平積みにして売らなきゃダメですよ~


P.S.

福島の皆さん、この本どこそこの本屋で売ってましたよ~という情報、お待ちしています。

今日発売!&今日から上映!

2014-11-07 23:59:17 | 人間文化論
いよいよ今日発売です!



『愛する人に東横インをプレゼントしよう』!

残念ながら福島中の本屋とコンビニを回りましたが、どこにもありませんでした( ; ; )。

たぶんぼくが行く前に全部売り切れてしまったか、

福島にはまだ荷物が届いていないかのどちらかでしょう。

Amazonで注文していた人にはもうちゃんと届いたようです。

さっそくこんな礼状 (?) をいただきました。

「『愛する人に東横インをプレゼントしよう・解説』、さきほど届きました。
久々に笑える本だった。
たしかに理解不能な本だった。
何より解説が笑えた。
こんなにイキイキ書かれた文章なんてなかったのでは。
今までで一番いい文章かもしれないと感じました。
宝島社で 「まさおさまのなんでも倫理学」 が出版される日も遠くはないでしょう。」

さっそくの高評価、どうもありがとうございます。

さあ、まだ買ってない人は今すぐ本屋へ、あるいはAmazonへ!

そして、もうひとつ。

今日からフォーラム福島で 『DANCHI NO YUME』 が上映開始です!

といっても今日と明日と、来週の木曜日 (13日) の3回だけですのでお見逃しなく!

来週木曜はてつカフェ付きです。

ぜひっ!


クララが返ってきた

2014-11-06 14:03:51 | お仕事のオキテ

先週の水曜日に 「クララが立った2014」 として、締切2日遅れで科研費申請書を書き上げて、

学内提出したことをお伝えしましたが、

あれから1週間経ってなんとクララが返ってきてしまいました

返ってきたというのは本学の研究振興課のほうで申請書をチェックしてくれて、

いろいろと修正意見が付されて戻ってきたのです。

以前から、書式の統一や経費の計算など学者が犯しがちなミスに関して、

研究振興課がチェックしてくれて修正するということはよくあったのですが、

今回は締切を過ぎてしまっていましたので、

さすがにそんなことはしてもらえないんだろうなと諦めておりましたし、

そのつもりでミスがないように気をつけたつもりではありました。

ところが、締切を過ぎていたにもかかわらず事務方がチェックしてくださって、

しかも今回の修正意見というのは、たんなる数字や書式の形式的チェックだけでなく、

研究目的や研究計画の内容に踏み込んで、ここはこう書き直したほうがいいとか、

過去の科研費研究との関係を明示したほうがいいといったことが、

事細かにA4用紙1枚半ぐらいにわたって書いてあったのです。

福島大学には倫理学者・哲学者は私ひとりしかいませんので、

私の研究のことを理解してくれる人は福大のなかにはいないと思っていましたが、

どうしてどうして、いただいた意見はどれも的確で納得のいくものばかりでした。

大学が科研費の申請・獲得に躍起になっていて、

そのための支援に力をいれていることはわかっていましたが、

ここまでしてくれるとは思っていませんでした。

前回4年前の申請のときと比べてもはるかに手厚いサービスです。

事務職員の皆さんの支援のおかげで私たちは研究できているんだなあ。

科研費の申請・獲得のためにこれだけのエネルギーを注がなきゃいけない

今のシステム自体は壮大な時間の浪費だと思いますが、

とりあえずそのシステムのなかで成果を出さなければいけない研究者にとって、

事務方の皆さまのご助力はなくてはならない有り難いものです。

事務局棟に足を向けて寝られないな。

さて、修正作業だ。

それにしても、今日はこのあとずっと授業だし、明日からは多文化関係学会だし、

いったいいつ修正すればいいんだろう

てつがくカフェ@多文化関係学会

2014-11-05 20:32:44 | 哲学・倫理学ファック
いよいよ 「てつがくカフェ@ふくしま番外編」 が今週末に迫ってきました。
今回は多文化関係学会のなかで 「オープンフォーラム」 という形で開催いたします。

多文化関係学会第13回年次大会
オープンフォーラム 「福島で生活するとは?」
日 時 11月8日(土) 15:30~17:00
会 場 コラッセふくしま401


多文化関係学会の会員の皆さまには下記のような形で告知しておきました。

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今年のオープンフォーラムでは巷で噂の 「哲学カフェ」 を開催します。
「哲学カフェ」 とは、専門知識を持たない一般市民が集い、
様々な哲学的・倫理学的テーマについて互いに対等な立場で、
できるかぎり専門用語を用いずにそれぞれの思いや考えをぶつけ合い深めていく、
哲学的対話の場のことです。
福島では2011年の5月以来、毎月1回のペースで 「てつがくカフェ@ふくしま」 が開催されています。
今回は、未曾有の大震災・原発事故を被り放射線被害や風評被害に苦しめられながら、
さらに社会的排除や差別まで経験している福島に暮らす一般市民の方々と
多文化関係学会会員の皆さまとで、「今、福島で生活するとはいかなることか?」 について
ともに考え合い語り合っていきたいと思います。
議論の皮切りとして、福島大学行政政策学類の田村奈保子教員より、
震災後、外部から投げかけられた言葉に強く反応した経験をきっかけに、
大学教員・研究者であると同時に一生活者でもある立場から、
福島で生活することについて感じ考えたことを話題提供していただきます。
それを承けてフロアの皆さまと様々な経験や学びや思考を共有していきたいと思います。
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なお、大会参加費に関する重要なお知らせをてつカフェのブログのほうに上げておきましたので、
そちらもぜひご覧ください。

11月9日 (日) の13:00~14:00には牧野英二さんによる基調講演もあります。
そちらもぜひ奮ってご参加ください。


郡山の看護学校も終講2014

2014-11-04 15:53:35 | 教育のエチカ
郡山の看護学校も2週間遅れで終講いたしました。
こちらは週1コマずつ、計7コマしか授業がありませんので、
積極的傾聴の練習をしたりするヒマはありませんし、
ワークシートを書いてもらう余裕もないので、振り返りシートと銘打って、
A4用紙一枚の裏表に7回分の枠を設けて、毎回の授業の振り返りを書いてもらっていました。
最後の回は 「倫理学」 の授業でどんなことを学んできたのかを振り返ってもらい、
そのなかで一番印象に残ったことは何だったかを書いてもらいました。


「私は倫理学の授業で一番印象に残っているのは、人間と他の動物の違いだ。それは私にとっては難しく感じる事だったが、先生が 『弱者の世話をするのは人間だけ』 といったがなるほどと思えた。なぜなら自分もよく考えてみるとささいなことながら多くの人に支えてもらっているからだ。だからこそ、それについて意識することは 『人間』 らしさにつながると思うし、私もそうありたいと思った。」

「尊厳死と安楽死の所が一番覚えている。死なせてあげるべきなのか、自然死を選ぶべきなのか自分も考えなきゃいけない日が来るし、もしかしたら患者さんを尊厳死か安楽死にするかを家族にきく立場になってるかもしれないことを考えたら怖かった。けどこの授業を通して死に前向きに考えられるようにもなったので、もしものときのために家族にも意見を聞いとこうと思った。」

「一番印象として強かったものは脳死と植物状態とは一緒なのかというテーマでした。グループワークをする中でみんなそれぞれ考えている答えが違っていたり、同じことを考えていたりして、とても自分のためになりました。私がはじめ考えていたのは、脳死も植物状態も同じとくくっていたが、病態を理解し、話を聞くことで考えもかわり、別であるという考えに変わりました。先生がおっしゃったようにこの授業で終わりということではなく、これからのなんらかのきっかけになれば良いなと思いました。」

「私が今までの授業で1番記憶に残っていることは、『人の死とは何か』 についてです。倫理学の授業では、死について沢山考え、学んできました。学ぶ前は、そんなに死について考えることがありませんでした。ですが、授業を受けてからは、死はとても悲しいことだけど、人間はいつかは死んでしまうということを改めて考え、自分の人生について見つめなおすことができました。これからも、死について学んだことをわすれずに楽しんですごしていきたいです。」

「生きている中で、自分の死について考えることはなかったし、考えれば考えるほど死とは何かということも考えることができた。そして、死を考えると同時に、これからの人生をどういうふうに充実させていかなければいけないのか、ということも考えることができ、すべてに対してのやる気がわいてきた。」

「死についての学びが最も深まった。生きるもの全てが死を迎えるのは知っているが、いざ考えてみると、なぜ死を迎えるのか、また逆に生きている意味は何なのか分からなくなることもあった。今ここに存在する自分は一つの試練として生きることを学ばされているのかとも考えた。」

「死について、脳死や安楽死、理想の死をたくさん考えてきたが、今まで死に対してあまり考えないようにしていたが、今回しっかりと考えてみて、改めて自分の考えや周りの人の考えを聞け、いろいろな事を学べたと思う。前にも死について、なぜ人間は死ぬのかと考え思った事はあったが理由など出てこず、また 『死』 を悪いものだとだけ考えていた。しかし、『死』 に直面するからこそ人間として全てが有り難く、感謝することが大切なんだと分かった。いまだに 『死』 に対して悪いイメージもあるが、考えを変えれば、『死』 を考える事で人間が人間らしく生活できるようになるのかと思う。」

「最初 『死』 については全然それまで考えたことはなかったけれど、学んでいくうちに先のことも段々と読めてきて、毎回の授業がとても楽しかった。他の授業よりもやり方が違く、90分毎回あっという間だった。色んな考え方を学べたのでとても自分にプラスになったので嬉しい。他の授業でも、これくらい深く学べるようにしたい。」

「この授業の中で一番学びが深まったものは、最後にやった 『看護と倫理』 です。その中の 『死の教育』 と 『病気の贈り物』 が特に印象に残りました。私は今まで一度も人が死んだ場面を見たことがありません。親が葬式につれて行ってくれなかったからです。死の教育の話を聞き、もし葬式があるのなら、次はついて行き、人の死を見てみようと思いました。病気の贈り物では、自分が看護師として働くことになった際に、患者さんに 『病気になってよかった』 と思ってもらえるような看護をしたいと思うようになりました。」

「私が一番印象に残っているのは、今回の授業の病気の贈り物についてだ。病気は私たちが何気なく過ごしている中で当たり前ではない、新しい気づきを教えてくれた。また、病気は気づきであり、今までの人生、生活について振り返りを与えてくれる。病気にかかって、落ち込みはするものの ”ありがとう” と感謝していた。『ありがとう=有り難い』。『ありがとう』 はとても深い言葉であるということが理解できた。このことは今後の学業にも、看護師になってからも、自分に学びを与えてくれると思う。」

「一番印象に残ったことは、『考え続けなければならない』 ということでした。看護師が、身体、魂の世話を行ううえで、常に考えて患者さんを1人の人間として看護するということが大事なんだなと気づいた。自分の考えも何もないのに人に何も与えることはできないので、自分もしっかりと考えを深め、患者さんに何かを感じてもらえるようになりたいと思った。」


郡山の看護学校は授業時数が半分のためゆっくり考えてもらう余裕がないのですが、
そんななかでみんなにはそれなりにいろいろと学んでもらえたようです。
これからも考え続けて理想の看護師になってください。

白河の看護学校終講2014

2014-11-03 23:09:27 | 教育のエチカ
先週の金曜日に看護学校の非常勤の授業が終わりました。
というか先週終わったのは郡山の看護学校で、
白河の看護学校のほうはその2週間前の10月17日には終わっていました。
しかし、ちょうどその頃は5年研があったり科研費の締切があったりしたので、
終講のご報告をする心の余裕がありませんでした。
まだいろいろイベントが控えていて慌ただしい感じではありますが、
まずは白河のほうから最後のワークシートの内容をご紹介しておきましょう。


「とっても楽しく、深く考えられる (させられるだけではなく) 授業でした。最初倫理学と聞いたとき 「絶対眠る!」 と思ってましたが、1度も眠くなりませんでした。自分の考え方も沢山変わったり、深くなったりして、この授業をうけてよかったです。」

「倫理学は、考えることが多くて大変だったけど、マサオサマが面白く楽しく授業してくださったので、色々と考えが深まり良かったです。最後に、立派な看護師になります。ありがとうございました。」

「倫理学の授業は、死について考えることばかりで、すごく難しかった。でも、先生おもしろかったし、たくさん笑った気がするので楽しかったです。倫理学の授業を受けて良かったです。」

「倫理学で 『死について』 『看護師』 について学ぶことで、これからの目標を高くもって看護師になろうと思える楽しい授業だった。国家試験に合格も目標だけど、理想の看護師になれるようにこれからも頑張ろうと思えた。」

「倫理の授業をうけて、死に対する考えがとても深まった。それとともに、自分が今目指しているものは本当に難しく大変な職であることも感じた。技術や知識はもちろんきちんとした死生観を持とうと決めた。先生の授業の内容は本当にたのしく色々と考えさせられた。ありがとうございました。」

「倫理学で、人としてどうあるべきなのか?/安楽死の考え方/死んだらどうなるか?など幅広く学ぶことができた。今までと考え方・意見も、この授業を通して違う見方になることができ、自分にとってプラスになることが多かった。また、看護師としての自分の理想を見つけ、日々その夢に向かって勉強し頑張っていこうと思った。とてもこの授業は深かった。ありがとうございました。」


楽しく受けて、それなりに自分の将来にもリンクさせながら考えてもらえたようでよかったです。
最後の回には積極的傾聴の練習もしたので、その感想も書いてもらいました。


「うなずきながら聴いてくれると、聴いてくれているんだなという気持ちになって、どんどん話そうという気持ちになった。患者さんと話をするときには積極的傾聴を活用したい。」

「話をきいてもらって、相づちをうってくれたりすると、ちゃんと聴いてもらってるんだなと思って安心するし、話しやすかった。今回の話は共感しやすくて自然に相づちが打てたけど、患者さんの話を聞くときには意識して相づちを打ったり反射ができるようになりたいと思った。」

「積極的傾聴をしてもらって、質問をしてくれたり、うなずいてもらったりするとすごく安心して話せた。自分の話を聞いてもらうということは、こんなに嬉しいことなんだと分かった。又、感情の反射は実際の臨床の現場で使えると思った。少し怖いけれど、使うときがきたら使ってみたいと思う。」

「積極的傾聴をしてもらうと、自分の意見に同意してくれているのだ、理解してくれているのだと思い、話をしやすかった。逆にうなずきながら聴くと、この人はそう思っているのかとすっと頭に入ってくるような気がした。」

「一生懸命聴いてもらうと安心して話せる。4分話すのはけっこう長い。でも、うなずいてもらったりすると嬉しいし、積極的傾聴って大事だなって思った。患者さんと接するときに、病気の情報をとっていくことももちろん大事だけど、それだけではなくて積極的傾聴をして、患者さんが言いたいことを自由に吐き出せるようにする (それによって不安の軽減に少しでもつながる) ことも必要だ。」

「自分が話しているときに聞いている人たちが相づちをうちながら聞いてくれると、『あっ聞いてくれてる』 と実感した。もし、自分の悩み事を話していたら誰かが聞いてくれていると思うだけで気持ちが楽になると思った。患者さんはたくさんの気持ちを抱えていると思う。その中には不安や恐怖があると思う。その気持ちを私たち看護師が耳を傾け、聞くことで少しでも気が楽になればいいと思った。患者さんが気軽に話のできる看護師になりたい。」


全7回、14コマの授業でしたがいろいろと学んでいただけたようで安心しました。
君たちはまだ1年生。
あと2年、さらにたくさんの学びと経験を積んでいかなくてはなりませんが、
これからもどんどん吸収して、看護という人間にしかない貴重な文化を伝承していってください。

『愛する人に東横インを』 見本誌完成!

2014-11-02 18:05:50 | 幸せの倫理学
一昨日の晩から発症した風邪、順調にプロセスを踏んでいて、

ノドの痛みは完全に治まりましたし、

サラサラダーダーの鼻水は粘り気のあるやつに変わってくれたので、

鼻づまり気味ではあるものの昨晩はようやく眠ることができました。

今後はセキとタンの時代に突入していくものと思われますが、

今日はまだ少しセキが出るくらいで何となく小康状態を保っていました。

この隙にと思って今日は一瞬だけ大学に出かけ、

それほど重大ではないけど急ぎの用事を足してきました。

そうしたら大学に宝島社からゆうメールが届いていました。

そうです。

あの 『愛する人に東横インをプレゼントしよう』 の見本誌が届けられていたのです。

ジャーン、これですっ



おおおっ、みごとに出来上がりました。

校正のときに全ページ見てはいましたが、やはり1冊の本として見ると感慨が違います。

写真では光の加減で背表紙が水色っぽく写っていますが、

実物の背表紙は白地ですので本屋さんで探すときにお間違えなく。

とても可愛らしい本です。

大きさは新書本より一回り大きいくらい。



私たちが岩波書店から出した 『高校倫理からの哲学』 のシリーズとほぼ同じか、

ほんのわずか小さくって厚さは3分の2くらい。



全174ページ。

写真やらマンガやら満載であっという間に読めてしまう感じの楽しげな本です。

ところがその最後に私の解説です。



「理解不能な他者に寄り添うとは」。

まじめかっ

まじめです。

私が書いた解説のキーワードは 「愛と尊敬」 ですが、この本を通読してみると、

本書全体を貫くテーマが 「愛と尊敬」 だったことがわかると思います。

どうです、読みたくなってきたでしょう。

11月7日 (木) 発売です

予約してでも買っちゃいたくなってきたでしょう。

税込み1,080円です。

「100パーセントの愛の物語」、ご堪能あれ

風邪ひいたあ(>_<)

2014-11-01 22:09:58 | 生老病死の倫理学
大学は学際期間中で水曜日から授業は休講になっているので、

追い込まれた仕事をこなすには絶好の期間なはずなんですけれども、

風邪ひいてしまいましたあ

水曜日の夜から妻が来福しているんですが、妻が風邪ひいていたんですよ。

でも伝染らないように気をつけていたし、私は木曜日から調子が悪くて、

金曜日には完全に発症していましたので、たぶん妻からもらったわけではないでしょう。

このところ大学に泊まり込んだりなど身体に悪いことばかりしていましたから、

抵抗力が弱っていたのでしょう。

昨日の夜から鼻水が止まらなくなり、ノドが痛み始めました。

水曜日あたりから葛根湯はのんでいましたが、昨晩からは本格的な風邪薬に移行しました。

しかし、まったく効果なく一晩中ダラダラと鼻水が出続けるので、

寝たまま鼻をかめない私はほとんど眠れませんでした。

しかも朝起きたらノドの痛みもMAXに達してるし

妻は昨日から仙台に研修に出かけてしまっているので看病してくれる人もいません。

うーん、かわいそうなまさおさま。

とりあえず大学祭に出かけてジャンキーなものを食べまくるという計画はあきらめて、

おとなしく家で鼻を垂らしていようと思います。

来週の多文化関係学会や、再来週の高千穗大学連続講演の準備は鼻水が止まってからやることにいたしましょう。