寝転がって気ままに想う事

 世の中ってこんなもんです・・
面白可笑しくお喋りをしましょうか ^^

元祖は永遠なり…

2016年05月04日 21時51分39秒 | 日記
こんにちわ。
永い休みで頭が 呆けてきてます^^;
一昨日でした。
女房が 買い物から戻ってきて 私を見るなり ハイ と 袋ビニール を差し出しました。
ん? なんの袋だろ!?スーパーの買い物袋には違いありませんが…
女房は私がキョトンとしているのが 不満らしくて 「ほら、あんたが 言ってた エースコックよ」ドン!と目の前に置かれて 確かに エースコックのワンタンメンです(^^)
懐かしいなぁ~
薄い黄色のパッケージ。
ね、 女房は念を押すようにすると その5袋入りのワンタンメンを台所の引き出しに仕舞いかけました。

ち、ちょっとマッタケ(^^)
エースコックのワンタンメンは見ればわかるけど なぜ 今さら なんだろ…
また私が 納得いかない顔をしていたので今度は強めに 「あんたが 欲しい 言ったから買って来たのよ」 んん!? 再び 私は呆けた顔をしなければなりませんでした。
「わしが 欲しい 言うたのか?」
すかさず「言ったやん」「 いつ!?」
いつって… 今度は女房が呆れた顔をしました^^;
そして やれやれ…という顔をしてから、
「私がラーメン無くなったから 買いに行くけど 何か欲しいのある と聞いたら あんたは ワンタンメンがええなぁ、 と言ったじゃない」

語尾がキツメなのは 怒りが頂点にある女房の癖みたいなもので、 余りの剣幕に
私はタジタジとしましたが、ちょっと考えても ワンタンメンが欲しい と言った覚えがありません。
そりゃあ その前の日に 日清のラ王を二人分作ったのは私だし、それでちょうど無くなったよ、とまでは 話してましたから…
それが なんでワンタンメンになるんだろ? 「だ・か・ら…」
女房は先ほどと同じ内容をクドクドとしかもキツメに繰り返します。むむ^^; この言葉を一文字ずつ切りながら言うのはかなり 怒りがあるよう^^;

う~ん^^; こいつの言う通り わしはワンタンメンを買ってきてほしい… と 頼んだとしたら う~ん^^;
まるで覚えがないし、 う~ん…^^;
唸り声をあげるわしは犬かいな…^^;
自嘲しながらも、自分がワンタンメンを欲しい、買ってきてほしい…どちらにしても
口からワンタンメンが出た記憶ないし そりゃあワンタンメンは好きなラーメンです(^^) でも でも でも 女房に頼んだりするほどでもないし、
可笑しな話で ひょっとしたら 女房が ワンタンメンでも買ってこようか、 と声を掛けて それにつられて 、そうだね、と反射的に返事をしたならわかります。 けど 女房は 「あんたが はっきり エースコックのワンタンメン と言ったよ」
と断言します。
む~ん^^;
台所にエースコックのワンタンメンであろうが 金ちゃんヌードルでも 何でも好きだからいいけど 兎に角 自分の口からワンタンメン と出ているのが腑に落ちないのですね。
自分が話した事を 簡単に忘れてしまう…イヤ覚えていない^^; これって 痴呆の始まりかな(汗)

女房との いさかいは こんな調子で 私の戦意が喪失して終わりました。
そして台所には 紛争のもとの エースコックのワンタンメンがあります。
こらこら ワンタンメンよ(^^)
私が君を 忘れた と言ったのは あくまでも 物のやり取りだけのことなんだょ。
けっして 君を 邪魔扱いしたわけじゃないからね(^^)
台所の片隅にポツリと 置かれたエースコックのワンタンメン(^^) 話がスムーズに済んでいたら、今ごろ君は 台所の収納引き出しの中だったね。
たぶん 君は 私ら夫婦のいさかいに呆れ果て、どうしていいのかわからなくなっちまったんだよね。
でも それは 君の 誤解だよ。
少なくとも私は君をとっても愛(いと)しく思っているんだよ♪
そうだ! 意識なくてうわ言をいうのは 本心だと 言うじゃないか(^^)
私はエースコックのワンタンメン5袋入りを改めて眺めていました。

思い起こせば、私がインスタントのラーメンに出会ったのは 遥か遠い昔でした…
それは私が 中学生だったかな^^;
ん~ 指折り数えて 記憶をたどり たどり
たぶん 食べ盛りの中学生! 間違いなし(^^)
それまでの私ら田舎の小学生時代といったら おやつ…そうそう おやつを「お八」 と書いてある小説ありましたが 最初何のことかわかりませんでした^^;
これは江戸時代に由来する言葉で 今の時刻で2時~4時を昔は八つ時(やつどき)と呼んでいたのですね
江戸時代は一日朝晩二食の生活で中間に補食していたのが、ちょうど八時(やつどき) それらから 3時ごろ食べるのを おやつと呼んだそうです…
皆さん勉強になりましたね(^^)
さて 話を戻しましょう。
私の小学生時代に忘れられない おやつがありました。
フナ焼き です(^^)
小麦粉を水で溶いて ちょっと砂糖をまぶして フライパンで ジューと焼くだけ。
今の ホットケーキを手作り したようなものです(^^)
味は!? ムフフッ ♪
小麦粉を焼いた味 ^^; せめてシロップかバターがあれば もうちょっと マシな味になっていたでしょうが なにせ昭和の自給自足の時代^^;
材料だってロクなものもなかったのですね。ふくらし粉、膨脹剤みたいな上等なんかありゃあしない時代 ホットケーキはふんわかで柔らかな歯応えでしょう。
ところが フナ焼き はベチャ~としてて 噛めば中から 半焼きの小麦粉のドロッとしたのが 出てきてね^^;
ま、兎に角 素朴といえば 聞こえはいいけど、端的にいえば貧素、今でも たまにその話で盛り上がることありますね(苦笑) それともうひとつ これも 中々忘れることが出来ない おやつ がありました。おかき ですね(^^)
これは 先ほどのフナ焼きの小麦粉がお店屋さんの買い物だったのですが、 おかき は百% 自家製でした。
まず、餅米(もちごめ)を 蒸して柔くして その中に黒豆の砕いたのをパラパラとまぶします。あとは乾かして ハイ、これで出来上がりました^^;
後は数日間、竿に掛けて日陰干しにして カチカチになったら そこらにぶら下げて 完了(^^)
このおかきは 主に冬場の おやつでしたね。
食べる時は火鉢の上に網を置いて じっくり焼くのです。 おかきは暖かくなると何故か反(そ)るんですね。それを杓文字(しゃもじ)で 丁寧に撫でて直し 引っくり返して また杓文字。
火鉢って 一抱えくらいありました。
寒い冬に 腹は減ったし寒いし フナヤ焼きは独りじゃ出来ないし(小学生では無理なのよ) 柿も 無くなった… お菓子? そんなもの 有りますかね^^; おかき…懐かしいですね(^^)
あ、そうだ今ある あられ
あれとは 違います。 あられは美味しいけど おかき は美味しくない(@_@)
おかきは 乾燥させた餅を火で炙って 食べる非常食みたいなもので 戦国時代戦(いくさ)の時の携帯非常食が由来だとか。
美味い不味(まず)い じゃなく単に空腹を満たす食糧的な意味合いが強かった食べ物でした。

食感だって あられはパリポリ 軽快な歯応えで 美味しく食べられます。
おかき は噛めば なんだかねちっこくて 黒豆の味なんかないし味はしないし ほんと ただただ 腹を満たさせるだけのものでしたね(^^)
こうして紹介したフナ焼きにしてもおかきでも 嗜好的なものはないのですから、以降に出てきた チョコやあられ、ジュースや冒頭のインスタントのラーメンなどを 最初に口にした時 驚愕 !頬っぺたが落ちた とは正にこのことだったのです。

インスタントのラーメンは 日清食品のチキンラーメンが諸説ありますが、ほんと お湯を掛けて待つこと3分。
他に調理らしきものもないし、一体 こんな簡単なやり方で 美味しいなんて 今までの感覚では考えられないし魔法にかかったようでした。
それから日清食品がインスタントのラーメンでは先行しましたが、すぐに他の食品会社が追い掛けましたね。
サンヨー食品はサッポロ一番、明星食品はチャルメラ、東洋水産はマルチャン、 徳島製粉は金ちゃんラーメン、そして エースコックはワンタンメン(^^)
これ等は詳しくわかりませんが 昭和四十年代に挙(こぞ)って 発売しました。
今でもその時の 各社のラーメンの味はこの舌やのどにはっきりと残ってます♪

そして
一週間ほど前に スーパーに行ったとき、インスタントのラーメンコーナーを見て廻ったら ある ある あります(^^)
チキンラーメン、ワンタンメン、チャルメラ、サッポロ一番(^^)
オオ~ マルタイの棒ラーメンも あるやん(^^)
どれも 一世を風靡した名品、名ラーメンばかりですね♪
あれから四十数年…
どのメーカーも 様々なラーメンを出していますが、私はあの時からのラーメン 好きだなぁ~(^^)
コメント
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