こんにちわ
二月に入りました。今までは好天続きでしたが 遂に冬将軍到来です。
今年は、穏やかな小春日和でこの分なら‥と思っていましたが 奈良のお水取りの時期にも割と寒さが
覆い尽くすのが例年の事。暖冬だとか地球温暖化と言われるのに 寒気団がひとつ フワッ~と流れて来ると
もういけません。
近頃は寒さや降雪に成れていない所為か 雪を見るだけで縮こまってしまいます。
たぶん年齢的なモノもあるでしょうが、雪かき、雪投げ、雪どけ・・言い方は地方それぞれあるようですが
それだけ昔はどこでも雪が降ったのですね。
例えば 有名な忠臣蔵。討ち入りの日は朝から雪が降り出して瞬く間に市中一面真っ白。
吉良上野之介の家は今でいう東京駅付近ですから今でも少し降りますがあんなには積もりません。
上方落語に「不動坊」という演目があります。これは大阪市中に雪の降るお話しです。
今では大阪市内で雪が降ることはめったにありません。
このように昔は東西に関わらず雪は当たり前に降っていたようです。
最近、人伝(づて)に訊いたのに 節分寒波 があります。また クリスマス寒波というのもあります。
クリスマスの頃の初雪に合せてるような気がしますし節分は 時期も時期だしもう本格的な積雪になりそうです。
暦をみていますと この節分の次の日が 立春なのです。なにか理解に苦しみそうですが、立春とはあくまでも
春を告げる予告編みたいなモノだと思えば納得とまではいかなくても流せるところでしょうか。
江戸時代の俳句で面白いのがありました。
欲という 鬼が豆打つ 世也けり 高桑 蘭更 (1726年~1798年)
世なりけり と読むのでしょうが、二百年以上昔でも節分には豆まきをやっていたようですね。
それの風刺的な俳句ですが、いつの世にも欲の皮が突っ張ってるヤツはいるようです。
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