おはようございます。
秋深き 隣は何をする人ぞ 松尾 芭蕉
この句は晩年の芭蕉の作品として知られています。隣の人 とはなんだか意味深な表現ですね。
ただ 書き連ねた文を読み解くと言いますか文中の謎を解く そんな哲学的な一面が俳句にはあるそうです。
この句を秋になったら一度披露しようと思っていました。
ですが 待っていても秋にはなかなかならず でも季節的には秋だからいいかな‥軽い漢字で
載せました。この句の解釈は色々ありますが門下生が揃って句会を催しますが、病床に伏していた芭蕉は
その句会に出ることが出来ず やむなくこの句を披露したそうです。芭蕉はそのあと二週間ほどで亡くなりました。
50歳でした。今なら まだまだのお歳ですが、東北から北陸に掛けて旅回り‥有名な 奥の細道です。
まぁ無理をしたのが祟ったのか帰ってくると、疲労が取れずに体調が思わしくなく 赤痢にも罹ったような記録もありますが
治療が稚劣な江戸初期ですから安静にしながら体力で治癒するしかなかったようです。
然し 今の我々は恵まれていますねぇ。きっと芭蕉翁のぶんまで長生きしよう。と思ってますが
既に一回り以上も長く生きています。ですが芭蕉のような後世に残るようなモノ なにか一つでもいいからと
思いますが、なかなか思いつきません。
旅に病んで 夢は枯野を かけ巡る
芭蕉の辞世の句 とされています。旅行がすきだったんですねぇ
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