民主主義についての第2稿です。書いていると、言いたいことが沢山出てきたので、次回も民主主義についてです。 最近は、土曜日に投稿していますが、来週末に可愛い孫達と、久しぶりに故郷に帰る予定の為、次回は18日(金)に投稿する予定です。
【韓国の民主主義】
韓国併合時代には、内地に住む朝鮮人や台湾人にも日本人と同じ参政権(投票権と立候補権)が認められていました。外地(朝鮮半島や台湾)に住む日本人にも現地人にも参政権は認められていませんでした。 右翼の人達は「併合で有って、植民地では無い」と言いますが、外地の人達に参政権を与えていたら、”併合”だったかも知れません。そうしたら、日本人自身の考え方が変わり、現在の日韓問題はかなり違ったものになっていたと、私は思います。
(私はまだ勉強不足ですが、)1930年頃に朝鮮や台湾には権限が限定された地方議会が設けられて、選挙権と被選挙権が与えられました。然し、当時の日本人には民主主義思想が普及していませんでしたから、今から考えると民主的な地方議会では有りませんでした。
(あと知恵ですが) 韓国を併合した1910年から憲兵補助員として朝鮮人を多量に採用して、武器を与えたと思われます。陸軍士官学校には朝鮮人の入学を認めたのですから、併合地の住民に参政権を与え、自治を認めていたら日本人自身の考え方が広くなったのでは?と思います。 両班の略奪に苦しめられていた朝鮮人に、開放感が生まれたとも思います。 そして、共同体の一員で有ると考える様になったでしょう!
敗戦が色濃くなった1944年9月に、朝鮮で徴兵制が施行されました。1945年4月に外地にも衆議院の参政権を認める公布をしましたが、選挙を行う前に終戦になったのです。
韓国は、1988年の選挙で大統領になった盧泰愚(ノ・テウ)から民主主義国家になったと、私は見ています。まだ、30年程しか民主主義を経験していないのです。 (反日教育は為政者に都合の良い”思想教育”の一種だと思います。思想教育を続ける限り、民主主義思想は”いびつな発展”しか出来ないと私は思います。)
戦後(1945年)、アメリカは独裁者が登場し難い議院内閣制を日本に押し付けました。共産主義国と地続きの韓国には、絶大な権限を持たせた大統領制を導入させて、万一の場合に備えたのだと私は見ています。 現在は、北朝鮮が一方的に韓国に進撃する恐れが無くなっており、韓国の民主主義思想が”いびつ”な事を考えると、「議院内閣制に変わったほうが、韓国の為には良いのでは」と私は思います。
【北朝鮮の民主化】
北朝鮮は戦後、李氏朝鮮の時代に近い、非民主国家に戻ってしまいました。私が一番気にしているのは、連座制による恐怖政治と強制収容所の存在です。(グーグルアースで、強制収容所らしき建物群が見られます。)
他国が強制収容所を問題にするのは、まだ世界の常識では”内政干渉”なんですね!北朝鮮と外交関係を結んでいる国は、イギリス、ドイツを含め160ヶ国も有るそうです。 それらの国の多くは、北朝鮮と経済的な繋がりは殆ど無いのに、どうして非民主的な国を認めるのでしょうか? 私は人道主義の観点からは、拉致問題よりも強制収容所の存続の方が大きな問題だと考えています。私の予想では、毎日・罪の無い人が収容所で骨と皮になって100人程亡くなっています。!
金王朝が続く為には強制収容所は不可欠です。 逆に言うと、国民が豊かになれるのは、連座制による恐怖政治が維持出来るレベルまでです。 豊かになり過ぎると、国民の不満が大きくなると思われるからです。
中国が介入して金王朝を倒し、強制収容所を廃止したら、北朝鮮は中国並みの民主化が達成出来ると思われます。 文大統領と従北派の人達は、金王朝を存続させた南北統一を夢見ている様ですから、最悪の場合は韓国に強制収容所が出来るかも知れません!
【香港の民主化要求デモ】
巨大な中国相手では勝ち目が無いと分かっていても、香港の人達は必死に民主化を訴えています。彼らが言っている様に、世界の国々で中国大使館や領事館の前で大規模なデモをしたら、中国政府も考え直さざるを得ないと思われます。 然し、まだまだ、どの国の民主主義も「他国の国民を救済するのが義務だ!」とする程は成長していません。
【中国の民主化】
民主主義の発展を要約して置きます。 君主+貴族が統治していました、 →→産業革命で富を蓄えた庶民が増加して来ました、 →→豊かになった旦那衆達が、自分達に都合の悪い政治を行わせないために、庶民の議会の権利を拡大しました、 →→君主制度を廃止したり、立憲君主制にします。 →→女性も含めた国民全員に参政権を与え、真の民主国家になりました。
1978年に鄧小平が改革開放政策を打ち出した時、中国としては毛沢東が進めた共産イデオロギーからの転換でしたから、大改革でした。然し、鄧小平が中国市場を開放するに当たって設けた条件は、非常に身勝手なものでした。西側諸国の指導者や中国に投資/進出した企業のトップは、「これで中国は豊になり、蓄財した商売人が増えるから、いずれ民主化運動が起こって、民主化されたら条件は緩和される」と勝手に思い込んだのだと推察します。
確かに、1989年に天安門事件(民主化運動)が起こりましたが、その後、中国は解放の方針を(西側諸国の期待する方向とは逆の方向に)手直ししました。 その後も、西側諸国は呑気に「いずれ民主化するよ!」と、放置し、更に中国に投資したのです。
その後、中国は非民主的な体制を旨く活用して、急激に成長し、”世界の工場”と言われる様になりました。貿易黒字は拡大し、米ドルを多量に蓄積しました。そこに登場したのがトランプ大統領です。→→米中貿易戦争に突入したのです。
チベットや新疆ウイグルでは酷い圧政をしている様ですが、それで利益を得ているのは、中国政府と漢民族の一般人です。 これらの地域で圧政を敷くには沢山の軍人と警察官を投入する費用が必要ですが、膨大な地下資源から得られる利益の方が多いいので、資源が枯渇するまで植民地的支配は続くでしょう!
一党独裁側に立って莫大な金を得た人達が沢山いますが、彼ら自身「何時までもこの体制は続かないだろう」と考えている様に見られます。彼等は、子供をアメリカで出産させてアメリカの市民権を取得したり、日本の土地を買って、万一の場合に備えています。 将来、民主化運動が激しくなったら、彼等は国外に脱出する準備をしているのでしょうか? 現在豊かな人達は、民主化運動には参加しないと思われます。
習近平は2018年から毛沢東思想に戻る方向に方針転換した様に見受けられます。「これで共産党独裁政治の終わりが近づいた!」と言われる方がいますが、中国共産党は柔軟ですから、旨く行かなくなったら、第二の鄧小平が現れると私は予想しています。 私の生きている間に、中国が民主化するとは考えられません。
(私の推察) 民主化運動を抑える手段として私が考えた案です。 共産党員と準党員に優先的に豊かになるチャンスを与えます。 その他の人が豊かになったら、適当な理由を付けて”こっそり”と富を収奪します。中国ではキャッシュレス化が進んでいますから、全ての国民の預金額は簡単に把握出来ます。人手を掛けずに、国家が個人の蓄財を収奪出来ます。 →→民主化運動の芽を早い段階で摘んでしまうのです。 人類共通の悪癖の一つが、「豊かな隣人への妬み」です。 金持ちが罪も無いのに、蓄財を国に没収されても、留飲を下げる人が多いいと思います。
他にも色々な手段が考えられます。 中国共産党の崩壊/民主化を議論する場合は、”奥の手”についても考慮する必要が有ります。
【民主主義の基本】
民主主義の基本は三権分立(立法権、行政権と司法権が独立していること)ですよね! 然し、民主主義を後退させないで、発展させる為には、他にも色々重要な事が有ります。逆行する動きには、多くの人を結集して断固として反対する必要が有ります。
行き過ぎた自由について、真面目に考える必要が有ります。 例えば、①幼稚園児に教育勅語を教える、②日本国内での金王朝を礼賛する教育、③麻原彰晃を崇拝する宗教、等々・・・
★ 立法権 :
★ 行政権 :
★ 司法権 :
★ 思想/言論の自由 :マスコミの活躍は重要です!
★ 宗教の自由 :
★ 中立な教育 :思想教育の排除
★ 内部告発者の保護 :
(余談) フランス革命のスローガンは「自由、平等、博愛」だと教えられた記憶がありますが、最近は「自由、平等、友愛」の方が正しい様です。私は、日本の民主主義は進歩しましたから、日本のスローガンは「自由、平等、弱者への愛」を推奨します。
【地方自治体の長と民主主義】
選挙で選ばれた地方自治体の”長”でも、自分の考えの通りに、組織を動かしたいと思うでしょう!自分(長)を束縛する物(議会等)は邪魔な存在になって来ます。 公務員は”長”の考えを忖度して(悪い言葉では:顔色を伺いながら)仕事をします。長く”長”を続けると、”長”の周りにはイエスマンばっかりになってしまいます。法律で地方自治体の”長”は2選までと規定すべきです! 2期・8年で仕事を残す様では、3期目でも仕事は終わりません。
★★フィクションです!★★
”長”は、議会を思う様に動かす為に、古手の”どす黒い”議員に特権を与えます。”長”が代わっても、”どす黒い”議員は、「俺が反対したら議案は成立しないぞ!」と言って、特権を維持します。そう言うメカニズムで議会が運営されている事は、マスコミが報道しないので、選挙民には分かりません。 地方自治体の職員の一部は、当然の事ですが”どす黒い”議員の存在を知ります。然し、彼等は”どす黒い”議員の言う事を聞いた方が、仕事がやり易いと考えるでしょう!
”どす黒い”議員の選挙区の住民は、『彼は頼りがいが有る人間』と評価します。地方自治体と取引の有る企業は、こっそりと金を渡して仕事を依頼するのです。 気骨のある人が”長”になって、”どす黒い”議員から特権を剥奪しようとすると、裏政界で金と力のある ”もっとどす黒い”人間の所に、”長”を連れて行って、強引に裏金を受け取らせ、マスコミにリークします。”長”は辞職に追い込まれます。 次にまた気骨のある人間が”長”になって、”どす黒い”議員の存在をマスコミにリークして、初めて皆が問題の本質を理解する事になるのです。
この話は、どこの自治体でも起こりそうな問題だと思われませんか? 特に東京都の様に収入が多いい自治体では、”どす黒い”議員が暗躍する可能性が高いと思われます。 私は防止対策を色々考えて見たのですが、妙案は思い浮かびません。 議員に任期制限を設ける(例えば、3選以上は禁止)、・・・皆さんも考えて見て下さい!
【韓国の民主主義】
韓国併合時代には、内地に住む朝鮮人や台湾人にも日本人と同じ参政権(投票権と立候補権)が認められていました。外地(朝鮮半島や台湾)に住む日本人にも現地人にも参政権は認められていませんでした。 右翼の人達は「併合で有って、植民地では無い」と言いますが、外地の人達に参政権を与えていたら、”併合”だったかも知れません。そうしたら、日本人自身の考え方が変わり、現在の日韓問題はかなり違ったものになっていたと、私は思います。
(私はまだ勉強不足ですが、)1930年頃に朝鮮や台湾には権限が限定された地方議会が設けられて、選挙権と被選挙権が与えられました。然し、当時の日本人には民主主義思想が普及していませんでしたから、今から考えると民主的な地方議会では有りませんでした。
(あと知恵ですが) 韓国を併合した1910年から憲兵補助員として朝鮮人を多量に採用して、武器を与えたと思われます。陸軍士官学校には朝鮮人の入学を認めたのですから、併合地の住民に参政権を与え、自治を認めていたら日本人自身の考え方が広くなったのでは?と思います。 両班の略奪に苦しめられていた朝鮮人に、開放感が生まれたとも思います。 そして、共同体の一員で有ると考える様になったでしょう!
敗戦が色濃くなった1944年9月に、朝鮮で徴兵制が施行されました。1945年4月に外地にも衆議院の参政権を認める公布をしましたが、選挙を行う前に終戦になったのです。
韓国は、1988年の選挙で大統領になった盧泰愚(ノ・テウ)から民主主義国家になったと、私は見ています。まだ、30年程しか民主主義を経験していないのです。 (反日教育は為政者に都合の良い”思想教育”の一種だと思います。思想教育を続ける限り、民主主義思想は”いびつな発展”しか出来ないと私は思います。)
戦後(1945年)、アメリカは独裁者が登場し難い議院内閣制を日本に押し付けました。共産主義国と地続きの韓国には、絶大な権限を持たせた大統領制を導入させて、万一の場合に備えたのだと私は見ています。 現在は、北朝鮮が一方的に韓国に進撃する恐れが無くなっており、韓国の民主主義思想が”いびつ”な事を考えると、「議院内閣制に変わったほうが、韓国の為には良いのでは」と私は思います。
【北朝鮮の民主化】
北朝鮮は戦後、李氏朝鮮の時代に近い、非民主国家に戻ってしまいました。私が一番気にしているのは、連座制による恐怖政治と強制収容所の存在です。(グーグルアースで、強制収容所らしき建物群が見られます。)
他国が強制収容所を問題にするのは、まだ世界の常識では”内政干渉”なんですね!北朝鮮と外交関係を結んでいる国は、イギリス、ドイツを含め160ヶ国も有るそうです。 それらの国の多くは、北朝鮮と経済的な繋がりは殆ど無いのに、どうして非民主的な国を認めるのでしょうか? 私は人道主義の観点からは、拉致問題よりも強制収容所の存続の方が大きな問題だと考えています。私の予想では、毎日・罪の無い人が収容所で骨と皮になって100人程亡くなっています。!
金王朝が続く為には強制収容所は不可欠です。 逆に言うと、国民が豊かになれるのは、連座制による恐怖政治が維持出来るレベルまでです。 豊かになり過ぎると、国民の不満が大きくなると思われるからです。
中国が介入して金王朝を倒し、強制収容所を廃止したら、北朝鮮は中国並みの民主化が達成出来ると思われます。 文大統領と従北派の人達は、金王朝を存続させた南北統一を夢見ている様ですから、最悪の場合は韓国に強制収容所が出来るかも知れません!
【香港の民主化要求デモ】
巨大な中国相手では勝ち目が無いと分かっていても、香港の人達は必死に民主化を訴えています。彼らが言っている様に、世界の国々で中国大使館や領事館の前で大規模なデモをしたら、中国政府も考え直さざるを得ないと思われます。 然し、まだまだ、どの国の民主主義も「他国の国民を救済するのが義務だ!」とする程は成長していません。
【中国の民主化】
民主主義の発展を要約して置きます。 君主+貴族が統治していました、 →→産業革命で富を蓄えた庶民が増加して来ました、 →→豊かになった旦那衆達が、自分達に都合の悪い政治を行わせないために、庶民の議会の権利を拡大しました、 →→君主制度を廃止したり、立憲君主制にします。 →→女性も含めた国民全員に参政権を与え、真の民主国家になりました。
1978年に鄧小平が改革開放政策を打ち出した時、中国としては毛沢東が進めた共産イデオロギーからの転換でしたから、大改革でした。然し、鄧小平が中国市場を開放するに当たって設けた条件は、非常に身勝手なものでした。西側諸国の指導者や中国に投資/進出した企業のトップは、「これで中国は豊になり、蓄財した商売人が増えるから、いずれ民主化運動が起こって、民主化されたら条件は緩和される」と勝手に思い込んだのだと推察します。
確かに、1989年に天安門事件(民主化運動)が起こりましたが、その後、中国は解放の方針を(西側諸国の期待する方向とは逆の方向に)手直ししました。 その後も、西側諸国は呑気に「いずれ民主化するよ!」と、放置し、更に中国に投資したのです。
その後、中国は非民主的な体制を旨く活用して、急激に成長し、”世界の工場”と言われる様になりました。貿易黒字は拡大し、米ドルを多量に蓄積しました。そこに登場したのがトランプ大統領です。→→米中貿易戦争に突入したのです。
チベットや新疆ウイグルでは酷い圧政をしている様ですが、それで利益を得ているのは、中国政府と漢民族の一般人です。 これらの地域で圧政を敷くには沢山の軍人と警察官を投入する費用が必要ですが、膨大な地下資源から得られる利益の方が多いいので、資源が枯渇するまで植民地的支配は続くでしょう!
一党独裁側に立って莫大な金を得た人達が沢山いますが、彼ら自身「何時までもこの体制は続かないだろう」と考えている様に見られます。彼等は、子供をアメリカで出産させてアメリカの市民権を取得したり、日本の土地を買って、万一の場合に備えています。 将来、民主化運動が激しくなったら、彼等は国外に脱出する準備をしているのでしょうか? 現在豊かな人達は、民主化運動には参加しないと思われます。
習近平は2018年から毛沢東思想に戻る方向に方針転換した様に見受けられます。「これで共産党独裁政治の終わりが近づいた!」と言われる方がいますが、中国共産党は柔軟ですから、旨く行かなくなったら、第二の鄧小平が現れると私は予想しています。 私の生きている間に、中国が民主化するとは考えられません。
(私の推察) 民主化運動を抑える手段として私が考えた案です。 共産党員と準党員に優先的に豊かになるチャンスを与えます。 その他の人が豊かになったら、適当な理由を付けて”こっそり”と富を収奪します。中国ではキャッシュレス化が進んでいますから、全ての国民の預金額は簡単に把握出来ます。人手を掛けずに、国家が個人の蓄財を収奪出来ます。 →→民主化運動の芽を早い段階で摘んでしまうのです。 人類共通の悪癖の一つが、「豊かな隣人への妬み」です。 金持ちが罪も無いのに、蓄財を国に没収されても、留飲を下げる人が多いいと思います。
他にも色々な手段が考えられます。 中国共産党の崩壊/民主化を議論する場合は、”奥の手”についても考慮する必要が有ります。
【民主主義の基本】
民主主義の基本は三権分立(立法権、行政権と司法権が独立していること)ですよね! 然し、民主主義を後退させないで、発展させる為には、他にも色々重要な事が有ります。逆行する動きには、多くの人を結集して断固として反対する必要が有ります。
行き過ぎた自由について、真面目に考える必要が有ります。 例えば、①幼稚園児に教育勅語を教える、②日本国内での金王朝を礼賛する教育、③麻原彰晃を崇拝する宗教、等々・・・
★ 立法権 :
★ 行政権 :
★ 司法権 :
★ 思想/言論の自由 :マスコミの活躍は重要です!
★ 宗教の自由 :
★ 中立な教育 :思想教育の排除
★ 内部告発者の保護 :
(余談) フランス革命のスローガンは「自由、平等、博愛」だと教えられた記憶がありますが、最近は「自由、平等、友愛」の方が正しい様です。私は、日本の民主主義は進歩しましたから、日本のスローガンは「自由、平等、弱者への愛」を推奨します。
【地方自治体の長と民主主義】
選挙で選ばれた地方自治体の”長”でも、自分の考えの通りに、組織を動かしたいと思うでしょう!自分(長)を束縛する物(議会等)は邪魔な存在になって来ます。 公務員は”長”の考えを忖度して(悪い言葉では:顔色を伺いながら)仕事をします。長く”長”を続けると、”長”の周りにはイエスマンばっかりになってしまいます。法律で地方自治体の”長”は2選までと規定すべきです! 2期・8年で仕事を残す様では、3期目でも仕事は終わりません。
★★フィクションです!★★
”長”は、議会を思う様に動かす為に、古手の”どす黒い”議員に特権を与えます。”長”が代わっても、”どす黒い”議員は、「俺が反対したら議案は成立しないぞ!」と言って、特権を維持します。そう言うメカニズムで議会が運営されている事は、マスコミが報道しないので、選挙民には分かりません。 地方自治体の職員の一部は、当然の事ですが”どす黒い”議員の存在を知ります。然し、彼等は”どす黒い”議員の言う事を聞いた方が、仕事がやり易いと考えるでしょう!
”どす黒い”議員の選挙区の住民は、『彼は頼りがいが有る人間』と評価します。地方自治体と取引の有る企業は、こっそりと金を渡して仕事を依頼するのです。 気骨のある人が”長”になって、”どす黒い”議員から特権を剥奪しようとすると、裏政界で金と力のある ”もっとどす黒い”人間の所に、”長”を連れて行って、強引に裏金を受け取らせ、マスコミにリークします。”長”は辞職に追い込まれます。 次にまた気骨のある人間が”長”になって、”どす黒い”議員の存在をマスコミにリークして、初めて皆が問題の本質を理解する事になるのです。
この話は、どこの自治体でも起こりそうな問題だと思われませんか? 特に東京都の様に収入が多いい自治体では、”どす黒い”議員が暗躍する可能性が高いと思われます。 私は防止対策を色々考えて見たのですが、妙案は思い浮かびません。 議員に任期制限を設ける(例えば、3選以上は禁止)、・・・皆さんも考えて見て下さい!