当地の地区社協では、毎年、正月準備の行事として正月のお飾り作りの教室を開催しています。
これは、地域の伝統的な正月飾りの作り方を伝えていくこと、世代間の交流をはかり地域の親睦を深めることなどを目的に行われてきました。
今年はコロナ禍で、開催をどうするか話し合いを重ねてきました。
例年、小学校の体育館に300人余が集まって、その場でお飾りを作ります。
それでは過密な状態になってしまうということで、今回は、材料のセットを持ち帰ってもらい、自宅で作ってもらうことで実施することになりました。
昨日、自作してもらうための作り方の説明書を作成しました。
ここは、まちともの得意分野です。
会場にパソコンを持ち込み、ベテランの作業手順を撮影しながら、作成しました。
本日は、小学校体育館で材料一式と説明書を渡しました。
役員が準備した材料一式が並べてあります。
どうしても教わりながらでないと作れないという方は、体育館で間をあけて作業してもらいました。
会場で作った方は例年の1割ほど、30人前後でした。
それでも準備した材料一式はほとんどなくなり、思った以上に多くの方に持ち帰っていただきました。
ほとんどの地域行事が中止となる中、例年とは違う形ですが正月の準備ができて良かったと役員の感想が聞かれました。
なお、地域の病院や特別支援学校などに毎年地元で作ったお飾りを贈っていますが、これは先日役員が作ったものをそれぞれの施設に持っていき、大変喜ばれました。
また地域の高齢者にも役員が作ったお飾りを贈っており、民生委員のみなさんが手分けして届けました。
コロナ禍でも確実に正月はきます。
その準備は例年と違うものになるかもしれないですが、粛々と進めていきたいものです。