昨日(1月22日)は、関東地方で大雪のため大きな混乱が生じました。
高速道路は静岡県内まで交通止めになりました。
静岡県内でも御殿場など県の東部地域でかなりの積雪があったようです。
しかし、静岡市内の平野部では雨で、雪にはなりませんでした。
同じ市内でも、市街地に近く標高1000㍍を超える竜爪山は雪で白くなっていました。
上の写真は、今日の当地の景色です。このように全く雪は見られません。
これを拡大してみると、手前の山の奥に二つの山が重なっていて、二つとも雪で白くなっています。
こんな時が、一冬に1、2回あるかなというのが当地の状況です。
今回も静岡市の平野部では雪になりませんでした。自宅周辺で積雪があったのはいつだったのか記憶をたどるのも難しくなっています。
静岡地方気象台の記録によると、2001年に3㌢を記録して以降、今に至るまで積雪0が続いています。
同じ時期の県庁所在都市での積雪0は、沖縄と静岡だけということのようです。
それだけ暖かいということかもせれませんが、明日の最高気温は6度、明後日の最低気温は氷点下3度と予測されているように、寒い日も結構あります。
何よりも、南アルプスの山々によって雪雲がブロックされる地形が大きく影響しているのではないかと思います。
県の西部地方は、このブロックがないために一冬に何回か平野部での積雪があります。
このような気象状況もあって、静岡県中部では雪見遠足という行事もあります。
幼稚園や保育園などの子どもたちが、雪の積もった富士山のすそ野などに雪遊びに出かける行事です。
雪に触れる機会のない子どもたちにとっては楽しい行事のようです。
まちともも、自分の子どもが小さかった頃は毎年のように出かけていました。
まったく積雪への備えのない地域で、数センチの積雪になれば大きな混乱が生じるかもしれなせん。積雪0は、この先も続いてほしいものです。