まちとも こころのおもむくままに

==ボランティア時々写真撮影==
日々の暮らしの中で感じたこと、時々撮る写真などを綴っていきます。

レポート添削から学ぶ

2021-10-17 18:07:07 | 社会福祉専門職
以前書いたように今、通信教育のレポート添削に明け暮れています。
今回のレポートの課題の一つに、テキストに書かれているコラムを読んで考えたことを書くというものがあります。
コラムには様々な立場の方が、自分の精神障害者支援にかかわるエピソードを書かれています。
受講者のみなさんも、そこから学ばれることが多く、それを読むことでまちともの体験の振り返りもでき、自分自身が学ぶことが多くあります。

あるコラムは、地域に障害者施設を作ることで、その地域の理解拡大につながったというもの。
これを読んだ受講者が、当たり前にそこにあり、当たり前に活動しているが、そこに至るまでの苦労や、施設があることが地域の理解拡大につながることがわかったと書かれていました。
その通り!と思わず言いたくなるようなレポートが多くあり、レポートを読むことが楽しく、また新たな気づきが生じます。

また、あるコラムでは、長期入院していた方の退院に至る経過と退院してからの体験が書かれています。
受講者からは、その人に合った支援の難しさと大切さを学んだという内容のレポートがありました。
まちとも自身も40年前から長期入院の方の退院に関わり、グループホームを通じて数百人の方の支援をしてきました。
そんな自身の支援を思い起こしながら、レポートへのコメントを書いています。

これから支援者になろうという人たちに、自身の経験から学んだことを伝えていくことが大切だと思いながら添削を進めています。

写真は吉田公園の桜紅葉




ボッチャを楽しむ

2021-10-16 19:06:16 | NPO法人
昨日、NPO法人“T”のレクリェーションが行われました。
10月には例年バス旅行を行ってきましたが、現在の状況下ではそれも躊躇されます。
そこで、利用者とスタッフでともに楽しく過ごす場を設けようと、ボッチャのチーム対抗戦を行いました。
まずはボッチャのボールを的に目がけて投げる練習ということで、いくつかのゲームを行います。



得点を競うゲームで真剣に投球、得点が入るとみんなで喜び合っていました。



ボッチャは公式競技と同じように1チーム6個のボールを使って競技します。
ジャックボール(白いボール)に近づけようと真剣に投げます。
終盤になると1発逆転を狙ってジャックボールを動かそうとしますが、思うようにはいきません。
今まで何回かやってきて、ゲームの駆け引きができるまでに上達してきたようです。



昼食は法人が提供した釜めしをみんなでいただきました。



午後はいくつかの出店を用意し、玩具銀行の紙幣を渡してそれを上手に使ってもらうよう工夫したイベントでした。



楽しく過ごすことができた1日でした。
写真は一部加工してあります。


遊水地 四季彩々(2021/10/15)

2021-10-15 21:28:31 | 山野草
遊水地の山野草シリーズNo.56

シリーズを続けるかどうか考えましたが、遊水地には今までシリーズで掲載した以外に多くの山野草が生えています。
今まで掲載したことがない種類、1、2回しか掲載していない種類についてはシリーズとして扱っていくことにします。

ヤブマメ
初見です。
散策路脇のセイタカアワダチソウ等に絡まりながら花をつけていました。





コセンダングサ
これは今までも掲載しています。
散策路脇の所々に見られます。





センニンソウ
花はすでに終わっていて、髭の生えた実が目に留まるようになりました。
仙人の髭にはまだ早かったようです。




フジバカマとコスモス

2021-10-14 18:05:26 | 写真
静岡県営吉田公園のフジバカマが咲きました。



まだ咲き始め。
この先、11月にかけて咲いています。




アサギマダラの飛来は10月末頃でタイミングが合えば撮影に行きたいですね。

公園内のコスモスが高く伸びて咲いていました。
2メートル近い丈のところもあり花を見上げる感じです。
この公園は海岸に近く風が吹くので、全体が風になびいて撮影には苦労しました。





最後のレポート添削

2021-10-12 21:30:01 | 社会福祉専門職
精神保健福祉士の国家試験の受験資格を得るための通信教育、その一部の科目を担当して11年になります。
非常勤講師も年齢制限が設けられ、今年でお役御免、最後のレポート添削をしています。
最初はレポートそのものが送られてきていましたが、いつからかオンラインで添削するようになりました。
11年も担当していれば業務の進め方も変わるものですね。

科目の担当教員は変わらないので、レポート課題はずっと同じ、評価の要領も心得て最初のころよりも時間をかけないで添削できるようになりました。
たまにテキスト丸写しの内容があったり、どこかのサイトの文章をコピペしたようなものがあったりと不心得者もいましたが、そのような文章は読んでいてだいたいわかりますね。
それらは自分で考えた痕跡がない文章になります。
また中には、制限文字数以下で提出しているものもありました。
わざわざ再提出になることがわかっていて出すというのは、期限までに間に合わないためとりあえず提出して時間を稼ぐという作戦だったのかもしれません。

ほとんどの方が仕事をしながら通信教育を受講しているので、レポートを書く時間を確保するのも大変です。
私自身も20数年前に社会福祉士の受験資格を得るために通信教育を受講しました。
仕事が終わった後の1時間はテキストを読む時間にしていました。
そんな経験から受講者の苦労もわかりますが、資格取得をめざす以上、自分の頭で考える時間を作ることが大切ですね。

最後に落とし穴が。
最後のレポート添削に取り掛かり、1人目、書かれている内容は自分で考えたものになっていますが「課題」から外れています。
再提出の判定。
2人目もやはり「課題」から外れた内容。
何かおかしいなと思い、とりあえず評価しないで何人か読んでみても、みな「課題」から外れたものでした。
専任教員に連絡したところ、講師に送られてきた「課題」は以前のもので、今回は課題を変えたけど、以前のものを送ってしまったと訂正の課題が送られてきました。
納得、改めて新しい課題に基づき評価に取り組んでいます。

10月末までに60人余のレポートを評価します。
最後の仕事、がんばります。

静岡県営吉田公園のコスモス。