まちの安全管理センター

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台風9号

2010-09-07 11:39:46 | 日記
 今回の台風9号では、大きな被害が出ました。しかし二年前に首都圏を襲った時とは違い、大きな河川の氾濫はありませんでした。(警戒水位は超えましたが)
 これは、地下50mにある『首都圏外郭放水路』のおかげなんだそうです。洪水を取り込む直径30m、深さ60mに及ぶ5本の巨大立杭、地中深く6.3kmにわたって走る直系10mの地底トンネル、重量500トンの柱が59本もそびえるマンモス水槽なんだそうです。しかし、これだけ巨大なのにまだ未完成なんだそうです。

 コンクリートが多い現在の都市は、地面が少ない為に雨水が地面に吸い込まれずに河川に大量の雨水が流れて氾濫してしまいます。このような外郭放水路が全ての都市にできる事を願います。