まちの安全管理センター

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学校の長寿命化

2014-02-09 10:08:46 | 日記
 「長寿命化改修」は,学校施設の老朽化対策を効率的・効果的に進めるための新しい改修方法だそうです。公共施設の約4割を占める学校施設のうち,公立小中学校については建築後25年以上を経過した建物が保有面積の約7割を占めるなど,老朽化が深刻です。
 厳しい財政状況の下で効率的・効果的に老朽化対策を進めるためには,従来のように建築後40年程度で建て替えるのではなく,コストを抑えながら建て替えと同等の教育環境を確保することができ,排出する廃棄物量も少ない新しい方法「長寿命化改修」への転換が求められています。
 文部科学省では,本年6月から有識者会議による検討を実施し,長寿命化改修の具体的な手法やノウハウについて分かりやすく体系的に解説した,地方公共団体向けの手引を初めて作成しました。「学校施設の長寿命化改修に係る手引作成検討会」(主査:上野淳 首都大学東京理事)   長寿命化改修の意義や建て替えとの工事費比較などの37の問いに対する一問一答形式の解説や,安全で豊かな教育環境にリニューアルした先進事例を掲載し,老朽施設を保有する全ての地方公共団体が長寿命化改修に一歩踏み出すためのきっかけとして活用していただける内容となっているそうです。費用のかかる立替工事ではなく、補修して延命処置を図る事が大切だと思います。少しでも費用を削減する為に考え方を変える必要があると思います。