まちの安全管理センター

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避難勧告は2時間早く出せた

2015-06-05 08:42:13 | 日記
 昨年8月20日に発生した広島市の土砂災害では、気象情報などをうまく活用して整理・分析すれば、約2時間前に避難勧告を発令することが可能だったとの意見があります。74人の死者を出した広島・土砂災害から教訓を得るために、市が設置した「8.20豪雨災害における避難対策等検証部会」は、今後改善すべき避難対策をまとめた中間報告を市長に提出しました。
 しかし、どうでしょう?雨が降ったのは夜中です。雨もこれまでに前例の無い短時間で局地的に降っています。住民には、お年寄りもも多いので、二次被害や混乱を考えると、避難勧告を出す判断は難しかったと思います。広島市は元々地盤の弱い土地です。地下鉄も技術開発が進んだのでようやく作ることが出来ました。(建設が予定されている新たな地下鉄もあるので少し心配ですが)急激な人口増加によって山間部を無理やり開発した「つけ」が回ってきたのでしょう。自分も近くに行ったことがありますが、ハッキリ言って山です。急な坂道ばかりです。地球温暖化により、日本も温暖化しています。東南アジアの「スコール」のように局地的で急激な雨が降る危険があると認識すべきです。