2022年 1月
今回は Tabac Manil - Réserve du Patron (Pure Semois)
何やら安っぽい包装のタバコであるが ヨーロッパではかなり有名なタバコであり
以前より人気も高いタバコのようです
Semois(セモア) というベルギーの霧深い渓谷でしか採れないバーレィ葉であり 独特の風味があります
その味わいは独特で アメリカやアフリカで採れるバーレィ葉とは味わいも風味もかなり異なるようです
どちらかというと ホワイトバーレィに少し近いのかな…とおもいますが もっとシガーリーフのラッパーの様に香ばしくて明るい甘さと少し懐かしさを感じるハーヴィーな漢方の様な風味を感じるようです
パッケージは真空にはなっておらず 銀紙で四角く包まれた実に手抜きされたような包装になっているのですが
別に手を抜いているということではなく しっかり乾燥させて喫うべきタバコであり
その方がおいしくて 正味の重量で水分でかさまししてはいないと謳われておるようです
乾燥しすぎるとタバコが辛くなってしまうのではないかと考えてしまうのですが
どうもそうではなく この状態がこのタバコにとって一番おいしく喫える状態のようです
本当かな…と思って 一度少しだけ湿気を与えて喫ってみましたが
この乾燥した状態と比べて味の広がりがなくなるように思いました
なので少しカッサカサですがこの状態がいいのだと思いました。
パッケージの裏側には
この様な絵が描かれていますが
SPDC で供給される このTabac Manil のバーレィブレンドは 全部で4ブレンドあるのですが
いずれのパッケージの裏側も この絵になっているようで
セモアは、ベルギーのセモイス川地域で何百年もの間開発されてきたバーリー品種で、ソギーで霧に包まれた地面にあります。TRDCの説明を訳させました
この様に説明された土地の絵かと思います
このタバコ 封印してある端のところを指ではがして 中で固まった状態の葉っぱを指を差し込みながら 缶に取り出すと
色が濃い茶色のカッサカサのシャグカットが出てくるのですが
どうやらシャグとリボンの中間位のカットになるようです
このブレンドは セモアが100%のようですが
先にも述べたように 4ブレンドあって
純粋のセモアだけを使ったブレンドは 全部で3ブレンドあり
その違いは カットの大きさと形態の違いによります
4つのブレンドをあげて見ると
①Le Petit Robin
②Réserve du Patron
③La Brumeuse
④La Volute
これらの4ブレンドがあるのですが
①が一番最初のブレンドになり このブレンドだけ例外で セモアが30%に対し 70%に当たるそれ以外の部分を バージニアと ケンタッキーで占める いわゆるミクスチュアタイプ となっております
細かい内わけは記載されてはおりませんが ブロンドのリーフと書かれているのがバージニアになり
この部分がクリーミィな煙になるかと思うのですが 4つのブレンドの中で 1つだけが混じりものの
ブレンドとなっているようです。
このブレンドは人気も高いのですが 綺麗なシャグカットになっているようです
②~④までがセモア100%のブレンドになるのですが
カットの違いが味わいを分けるようです
当ブレンドの②がミドルカット(シャグと言えなくもないですが…)なのに対し ③はカットが大きいようです 人気は②の方が高いようです
そして④が一番新しいブレンドになるのですが
ラ・ヴォルトゥールは、ヴィンセント・マニルの最新のベルギーの御馳走です。ラ・ブルミューズと同様のプロフィールで、La Voluteは葉の微妙なニュアンスが輝くことを可能にする遅い長持ちする火傷を与えるはるかに異なるクランブルケーキの方法でカットされています!
注を翻訳させました
ちょうど ③のカットをクランブルケーキにしてあるようです
このため燃焼速度は緩やかになり 香りも強く出るようで
気になるブレンドとなっています
①と④に関しては是非とも試してみたいブレンドかと思いますね
これらのブレンド フランス語で意味がよくわかりませんが
カットの違いは
Le Petit Robin is Coupe Fine/ Thin cut. Réserve du Patron is Coupe Moyenne/ Middle Cut. La Brumeuse is Grosse Coupe/ Big Cut.
この様に記載されております
空気が通る程度に堅く詰めて静かに喫ってやるのが良いようです
感想
セモアというベルギーでしか採れないバーレィ葉の一種であるタバコ葉しか使用していない
当ブレンドですが いつも喫っているバーレィ葉とは味わいが随分と異なり
バーレィ特有の野趣あふれるエグミ渋みはほとんどなく
何のケーシングもしていないと謳ってありますが
明るく香ばしい甘さと やはり香ばしいシガーのラッパーの様な旨みのあるタバコの風味
そして 漢方のような少しハーヴィーな味わいと
さらには
藁をよく発酵させた堆肥のような(言い方を変えると馬糞のような)素朴な懐かしさを感じさせる
タバコのニオイに満ち溢れたタバコといえます
ちょっと懐かしさを覚えるような 昔喫ったことがあるようなタバコになりますが
堅く詰めたとしても 喫煙時間が短くなるところが欠点とも言えます
しかしそれを差し引いてもこのタバコの独特の風味は 他に比較するものがないほど素晴らしく
美味いタバコだとこの私は思いました
もともとこういったタバコが好きなんですね この私。
ある程度硬く詰めて火をつけるのですが
シャグのようなカットになっており 乾燥状態も申し分ないので簡単に火は付きます
点火とともにやって来るのは
チリチリという葉っぱの燃える音になりますが
すぐにその音は収まります
すぐに香ばしさを含んだ明るいモラセスのような甘さがやって来るのですが
ケーシングはされていないようですので セモアの甘さなのかもしれません…
バージニアの様なシトラスとかの風味はなく やはりもっとドライで粒子の粗い煙の質となります
思った以上にバーレィにしては甘さを感じることになりますが
すぐに懐かしさのあるいうなれば馬糞のような藁を発酵させたような風味のタバコ感のたっぷりと
感じられるこのタバコの風味が満ち溢れてきます
この風味が実に良いです
どこかホッとするような懐かしさを覚えるこの風味
以前どこかで嗅いだことがありそうです……
最初に思い出したのは 炒った大豆の香りと味わいになります
節分に撒く豆の香りになりますね
ナッティというには少し違うのですが
香ばしくて少し甘みを含んだあの味わいになります
まさしく大豆の味わいがすると思いましたね
どなたかが エンドウ豆のハーヴィーな香りと書かれていましたが
私が最初に感じたのは 炒った大豆の香ばしさになります
しかしこの香り少し旨さがあるようでそれから派生して思い当たるのは
ミニシガーのラッパーの風味と味わいになります
シガーはほとんど詳しくありませんのでよくわかりかねますが
シガーの風味はとても好きなんですねこの私
安いシガーやミニシガーでも このような旨味を含んだ香ばしさを感じるのですが
そういった風味がこのタバコに感じられるようです
ニコチンはさほど強いわけではありませんが そういった炒った大豆のような
言い換えれば シガーのラッパーのようなテイストを存分に感じることになります
タバコ自体の乾燥も十分すぎるほどですので
ドライで明るい甘さと シガーライクな旨味のあるタバコ感を十分に感じることになります
美味いなぁ~ このタバコは…
甘さも強くてさっぱりとしたナチュラルさがあります
炒った大豆のような香ばしさの様なうまみを含んだシガーの風味もしっかり感じられ
なんとも言われん農場の様な懐かしさと落ち着きを感じます
バーレィ葉特有の軽い酸味も感じるようです
シンプルだけど 実にホッとする味わいかと思いますね
ただし この美味さは長続きしないのが最大の欠点かと…
ボウルが熱くなるほど燃えるわけでもなくクールスモーキングが出来るのですが
すぐになくなってしまうんですね 燃えてね…
そこが残念なところになりますが
他のバーレィブレンドとは一味違う 美味いブレンドかと思いますね
値段も高いのですがそれだけの価値はあると思います
気になるのは バージニアとのミクスチュアである
Le Petit Robin と
クランブルケーキで火持ちの良い
La Volute になります
いずれやってみなくてはならないかとは思います
ニコチンもさほど強いわけではなく バーレィキックもほとんどなし
そしてさっぱりとした甘さをしっかり感じられる当ブレンド
バーレィ好きシガー好きの方にはお勧めのブレンドになります
当ブレンドでなくても面白いと思います
PS
もう20年ほど前になりますが 一頃 中南海ライト という中国産のシガレットを喫っていた頃があるのですが 随分この私気に入っていたものです
漢方とハーヴの味わいがあったのですが 少し馬糞臭いところもあったようです
今考えてみると 少しだけ似た風味があったのかもしれません
紙巻とパイプたばこでは味もうまさも全く違い別物ですが
どこか似たところがあったような気がします
そんなお話となります
それでは また
今回は Tabac Manil - Réserve du Patron (Pure Semois)
何やら安っぽい包装のタバコであるが ヨーロッパではかなり有名なタバコであり
以前より人気も高いタバコのようです
Semois(セモア) というベルギーの霧深い渓谷でしか採れないバーレィ葉であり 独特の風味があります
その味わいは独特で アメリカやアフリカで採れるバーレィ葉とは味わいも風味もかなり異なるようです
どちらかというと ホワイトバーレィに少し近いのかな…とおもいますが もっとシガーリーフのラッパーの様に香ばしくて明るい甘さと少し懐かしさを感じるハーヴィーな漢方の様な風味を感じるようです
パッケージは真空にはなっておらず 銀紙で四角く包まれた実に手抜きされたような包装になっているのですが
別に手を抜いているということではなく しっかり乾燥させて喫うべきタバコであり
その方がおいしくて 正味の重量で水分でかさまししてはいないと謳われておるようです
乾燥しすぎるとタバコが辛くなってしまうのではないかと考えてしまうのですが
どうもそうではなく この状態がこのタバコにとって一番おいしく喫える状態のようです
本当かな…と思って 一度少しだけ湿気を与えて喫ってみましたが
この乾燥した状態と比べて味の広がりがなくなるように思いました
なので少しカッサカサですがこの状態がいいのだと思いました。
パッケージの裏側には
この様な絵が描かれていますが
SPDC で供給される このTabac Manil のバーレィブレンドは 全部で4ブレンドあるのですが
いずれのパッケージの裏側も この絵になっているようで
セモアは、ベルギーのセモイス川地域で何百年もの間開発されてきたバーリー品種で、ソギーで霧に包まれた地面にあります。TRDCの説明を訳させました
この様に説明された土地の絵かと思います
このタバコ 封印してある端のところを指ではがして 中で固まった状態の葉っぱを指を差し込みながら 缶に取り出すと
色が濃い茶色のカッサカサのシャグカットが出てくるのですが
どうやらシャグとリボンの中間位のカットになるようです
このブレンドは セモアが100%のようですが
先にも述べたように 4ブレンドあって
純粋のセモアだけを使ったブレンドは 全部で3ブレンドあり
その違いは カットの大きさと形態の違いによります
4つのブレンドをあげて見ると
①Le Petit Robin
②Réserve du Patron
③La Brumeuse
④La Volute
これらの4ブレンドがあるのですが
①が一番最初のブレンドになり このブレンドだけ例外で セモアが30%に対し 70%に当たるそれ以外の部分を バージニアと ケンタッキーで占める いわゆるミクスチュアタイプ となっております
細かい内わけは記載されてはおりませんが ブロンドのリーフと書かれているのがバージニアになり
この部分がクリーミィな煙になるかと思うのですが 4つのブレンドの中で 1つだけが混じりものの
ブレンドとなっているようです。
このブレンドは人気も高いのですが 綺麗なシャグカットになっているようです
②~④までがセモア100%のブレンドになるのですが
カットの違いが味わいを分けるようです
当ブレンドの②がミドルカット(シャグと言えなくもないですが…)なのに対し ③はカットが大きいようです 人気は②の方が高いようです
そして④が一番新しいブレンドになるのですが
ラ・ヴォルトゥールは、ヴィンセント・マニルの最新のベルギーの御馳走です。ラ・ブルミューズと同様のプロフィールで、La Voluteは葉の微妙なニュアンスが輝くことを可能にする遅い長持ちする火傷を与えるはるかに異なるクランブルケーキの方法でカットされています!
注を翻訳させました
ちょうど ③のカットをクランブルケーキにしてあるようです
このため燃焼速度は緩やかになり 香りも強く出るようで
気になるブレンドとなっています
①と④に関しては是非とも試してみたいブレンドかと思いますね
これらのブレンド フランス語で意味がよくわかりませんが
カットの違いは
Le Petit Robin is Coupe Fine/ Thin cut. Réserve du Patron is Coupe Moyenne/ Middle Cut. La Brumeuse is Grosse Coupe/ Big Cut.
この様に記載されております
空気が通る程度に堅く詰めて静かに喫ってやるのが良いようです
感想
セモアというベルギーでしか採れないバーレィ葉の一種であるタバコ葉しか使用していない
当ブレンドですが いつも喫っているバーレィ葉とは味わいが随分と異なり
バーレィ特有の野趣あふれるエグミ渋みはほとんどなく
何のケーシングもしていないと謳ってありますが
明るく香ばしい甘さと やはり香ばしいシガーのラッパーの様な旨みのあるタバコの風味
そして 漢方のような少しハーヴィーな味わいと
さらには
藁をよく発酵させた堆肥のような(言い方を変えると馬糞のような)素朴な懐かしさを感じさせる
タバコのニオイに満ち溢れたタバコといえます
ちょっと懐かしさを覚えるような 昔喫ったことがあるようなタバコになりますが
堅く詰めたとしても 喫煙時間が短くなるところが欠点とも言えます
しかしそれを差し引いてもこのタバコの独特の風味は 他に比較するものがないほど素晴らしく
美味いタバコだとこの私は思いました
もともとこういったタバコが好きなんですね この私。
ある程度硬く詰めて火をつけるのですが
シャグのようなカットになっており 乾燥状態も申し分ないので簡単に火は付きます
点火とともにやって来るのは
チリチリという葉っぱの燃える音になりますが
すぐにその音は収まります
すぐに香ばしさを含んだ明るいモラセスのような甘さがやって来るのですが
ケーシングはされていないようですので セモアの甘さなのかもしれません…
バージニアの様なシトラスとかの風味はなく やはりもっとドライで粒子の粗い煙の質となります
思った以上にバーレィにしては甘さを感じることになりますが
すぐに懐かしさのあるいうなれば馬糞のような藁を発酵させたような風味のタバコ感のたっぷりと
感じられるこのタバコの風味が満ち溢れてきます
この風味が実に良いです
どこかホッとするような懐かしさを覚えるこの風味
以前どこかで嗅いだことがありそうです……
最初に思い出したのは 炒った大豆の香りと味わいになります
節分に撒く豆の香りになりますね
ナッティというには少し違うのですが
香ばしくて少し甘みを含んだあの味わいになります
まさしく大豆の味わいがすると思いましたね
どなたかが エンドウ豆のハーヴィーな香りと書かれていましたが
私が最初に感じたのは 炒った大豆の香ばしさになります
しかしこの香り少し旨さがあるようでそれから派生して思い当たるのは
ミニシガーのラッパーの風味と味わいになります
シガーはほとんど詳しくありませんのでよくわかりかねますが
シガーの風味はとても好きなんですねこの私
安いシガーやミニシガーでも このような旨味を含んだ香ばしさを感じるのですが
そういった風味がこのタバコに感じられるようです
ニコチンはさほど強いわけではありませんが そういった炒った大豆のような
言い換えれば シガーのラッパーのようなテイストを存分に感じることになります
タバコ自体の乾燥も十分すぎるほどですので
ドライで明るい甘さと シガーライクな旨味のあるタバコ感を十分に感じることになります
美味いなぁ~ このタバコは…
甘さも強くてさっぱりとしたナチュラルさがあります
炒った大豆のような香ばしさの様なうまみを含んだシガーの風味もしっかり感じられ
なんとも言われん農場の様な懐かしさと落ち着きを感じます
バーレィ葉特有の軽い酸味も感じるようです
シンプルだけど 実にホッとする味わいかと思いますね
ただし この美味さは長続きしないのが最大の欠点かと…
ボウルが熱くなるほど燃えるわけでもなくクールスモーキングが出来るのですが
すぐになくなってしまうんですね 燃えてね…
そこが残念なところになりますが
他のバーレィブレンドとは一味違う 美味いブレンドかと思いますね
値段も高いのですがそれだけの価値はあると思います
気になるのは バージニアとのミクスチュアである
Le Petit Robin と
クランブルケーキで火持ちの良い
La Volute になります
いずれやってみなくてはならないかとは思います
ニコチンもさほど強いわけではなく バーレィキックもほとんどなし
そしてさっぱりとした甘さをしっかり感じられる当ブレンド
バーレィ好きシガー好きの方にはお勧めのブレンドになります
当ブレンドでなくても面白いと思います
PS
もう20年ほど前になりますが 一頃 中南海ライト という中国産のシガレットを喫っていた頃があるのですが 随分この私気に入っていたものです
漢方とハーヴの味わいがあったのですが 少し馬糞臭いところもあったようです
今考えてみると 少しだけ似た風味があったのかもしれません
紙巻とパイプたばこでは味もうまさも全く違い別物ですが
どこか似たところがあったような気がします
そんなお話となります
それでは また
検索したら家族で作ってるのか子供も手伝ってて微笑ましいというか(笑)
おっさん記事の④かな、MT車のシフトノブみたいな形のやつすごい興味あります
捩じ込んでトップに十字の切り込み入れるとか楽しそう
ブラジルのボサノバギターのトッキーニョみたいな…。
Ra Volute 喫ってみたいですね。