2021年 10月
今回は Gawith, Hoggarth & Co. - Coniston Cut Plug
Coniston(コニストン)というのは地名になります
GH のブレンドには イギリス北西部のいわゆるレイクランド地方の名前がついているブレンドが多いです
湖がたくさんあるこれらの地方は ハリーポッターのホグワーツを想像すると良いのかもしれません
Coniston の地図
Ennerdale と同じような湖がある土地になりますが
ケンダルを含めこれらの地域はとても近いところにあるようです
とても水が綺麗で 花の香りもするようなそういった土地柄なのでしょうか
ハーヴと花の香りの満載の あのLakeland scents は何となくこの写真からも想像できそうです
当ブレンドについては 以前は Plug そのものと Aromatic があったようですが
今買えたのは こちらのPlug をブロウクンフレイクにカットしてあるものだけとなります
ほとんど同じもののような気がしますが
この写真のように
かなり色が黒くて そこは Bosun Plug よりもさらに色が濃くなっていますね
その原因はやはり使用されている葉っぱの違いが大きいようです
このBosun Plug とConiston Cut Plug
味わい的にはかなり似たところがあるのですが やはり味わい的には少し違いがあって
そこのところを比較してみたいと思います
喫ってみた感じでは
強さ的にはどちらも少し強めのブレンドになりますが 同じような強さかと思います
ケンダル香が強く出ているのは Coniston のほうになります
Bosun の方は ケンダルは控えめですが クローヴオイルとバラの香りがきつく感じます
バージニアの甘さを強めに感じるのは Bosun になり
ウッディでスモーキーなラタキアのようなバージニアの重いあじわい感じるのは Coniston になります
マラウィバーレイのドライ感を感じるのも当ブレンドとなります
しかし 当ブレンドが甘くないわけではなく より甘さを感じるのは
おそらく当ブレンドに使用されている トンカ豆の清涼感のある甘さのと思います
そこが大きな違いになります
葉組を比較してみると
Bosun Plug の場合は
With only slightly over 50% (54%) flue-cured Virginias from Brazil, Zimbabwe and Malawi, and 31% dark fired leaf, this is a fairly strong smoke. The addition of some sweeter sun cured leaf from Malawi, and the rich cigar type notes from the dark air cured Indian grade help to round off the blend.
基本の54%のflue-cured されたバージニアに31%のdark fired された強いバージニアを混ぜ(ブラジル、ジンバブエ、マラウィの混合物を) そこに甘いサンキュアされたマラウィのバージニアと
リッチなシガーテイストの ダークに自然乾燥されたインディアンリーフ(バージニアです)を加えて出来上がりになりますが このブレンドには クローヴオイルとバラのゼラニウムの味付けがしてあります。
この様になっておるのですが どう見てもバーレィは入っていないようです
ここで問題になるのが dark fired leaf の比率となります
また dark air cured された Indian leaf の存在となります
一方 Coniston の方は
This tobacco is a blend containing 75% dark fired leaf 12.5% Malawi burley and 12.5% Virginia.
この様にしか書かれていないのですが
75%のdark fired leaf
12.5%のMalawi burley
12.5%のVirginia で構成されており
そこには Indian leaf の存在はありません しかし大量のdark fired leaf(virginia)の存在と
Burley の存在が大きな違いとなります
この中で 12.5%のバージニアがどういったバージニアなのかはわからないのですが大きな違いとはならないと思われます
まとめてみると
dark fired leaf が 31%→75%
基本バージニアが 54%→12.5%(推測)
dark fired Indian leaf が 7.5%(推測ですが)→0
そして 12.5%の Malawi burley の存在が大きな違いとなるようです
当ブレンドも
空き缶に移して喫うのですが
ラタキアのように火でいぶされたバージニアが多いですから
ブロウクンフレイクと言えども 弾力性が強くて簡単にほぐれてはくれません…
湿気も少しあるのかもしれませんので少し乾燥させた方が良いかもしれません
その方が燃えやすくなるようです
しかしいったん火が付くと静かな燃焼で クールスモーキンがが出来ます
感想
このブレンド 少し強いように書かれておりますが そんなことはなく
ニコチンもさほど強くはなく喫いやすいブレンドでした
しかしながら ラタキアのように火でいぶされたバージニアが多いですので味わいはヘヴィといえます
ラタキアのようなウッディでスモーキーな味わいと少しターリィなところを感じるようです
その味わいがこのブレンドを強いと言わせるのだと思います
当ブレンドにはシガーライクなインディアンリーフは入っていませんので
そういった味わいではなく もっとどんよりとしたラタキア的な重さを感じるようです
点火と同時にやって来るのは
少し薬っぽく感じるあのケンダル香になります
Bosun に比べるとその香りは強いでしょうか
Bosun にはその代わりに ゼラニウムの強いフローラルな香りと クローヴオイルのハーヴィーな
スパイスの香りがありましたが
当ブレンドにもおそらくゼラニウムの香りはあるのでしょうが 強いクローヴの味わいはないようです
Bosun にあった基本バージニアの落ち着いた甘さとインディアンリーフのシガーライクなテイストは感じませんが
当ブレンドにはスパイシーさこそはありませんがラタキアのようなウッディでスモーキーな味わいを感じます それと同時に加熱されたバージニアの濃い甘さも少し感じるかもしれません(ここは微妙…)
Bosun においては 基本バージニアとサンキュアされたマラウィのバージニアの甘さがメインの甘さになりましたが 当ブレンドにおいてはここで別の甘さを感じることになります これが問題です
バニラのような甘さに近いのですが バニラのような倦怠感はありません
シナモンのような清涼感のある甘さになります
この甘さが良いですね
スモーキーでウッディな重さのある味わいの中で感じるこの甘さが実にいい
おそらく この甘さの原因はクマリンだとおもいます
トンカビーンズに含まれるこのクマリンは 桜餅のような清涼感のある甘さが特徴で
さっぱりとしてこの私は好きですね
C&D のSunset Harbor Flake にもおそらく使用されているのだと思うのですがイヤミがないのでうまく使われると
とても印象に残りますし美味いと思います
12.5%のバーレィもいい働きをしていると思います
少し香ばしさのあるドライ感と若干の酸味を与えるようで飽きの来ない味わいかと思います
Ennerdale のような強烈な香りこそありませんが 十分にレイクランド独特の香りのあるブレンドになっていますので やはりこの香りが苦手な方には難しいブレンドになりますが
この私にとってはとても素直で喫いやすいブレンドに感じるようです
この地方独特のとても清涼感と透明感 空気の澄んだ印象でありながら
どっしりとした感じの味わいは 複雑さこそありませんが腰の入ったとても味の濃い目の
旨いブレンドかと思います
Bosun の方もインディアンリーフの旨味と落ち着いたバージニアの甘さに
フローラルな香りとクローヴの味わいがよくマッチした美味いブレンドになっていますが
どちらかと言えば当ブレンドの方が好みかと思いました
ボディは強めですが とても喫いやすく美味いブレンドかと思います
ラタキアが好きでバージニアも好きで ケンダル香が気にならない方にはお勧めのブレンドになります
常喫とまではゆかないようですが クセになるブレンドです
そういった感想となります
Ennerdale も香りがもっときついのですが GH のケンダルタバコは香りも強いですが
バージニアもしっかりとそれぞれの味を出していますので素晴らしいかと思います
中にはとても強いブレンドはあるのですが
これらのいずれのブレンドもニコチンが強すぎるわけではありませんので
香りがきついのにもかかわらずすでに喫いきってしまいそうなのは驚きでしょうか
美味いんでしょうね そう思います
それでは また
今回は Gawith, Hoggarth & Co. - Coniston Cut Plug
Coniston(コニストン)というのは地名になります
GH のブレンドには イギリス北西部のいわゆるレイクランド地方の名前がついているブレンドが多いです
湖がたくさんあるこれらの地方は ハリーポッターのホグワーツを想像すると良いのかもしれません
Coniston の地図
Ennerdale と同じような湖がある土地になりますが
ケンダルを含めこれらの地域はとても近いところにあるようです
とても水が綺麗で 花の香りもするようなそういった土地柄なのでしょうか
ハーヴと花の香りの満載の あのLakeland scents は何となくこの写真からも想像できそうです
当ブレンドについては 以前は Plug そのものと Aromatic があったようですが
今買えたのは こちらのPlug をブロウクンフレイクにカットしてあるものだけとなります
ほとんど同じもののような気がしますが
この写真のように
かなり色が黒くて そこは Bosun Plug よりもさらに色が濃くなっていますね
その原因はやはり使用されている葉っぱの違いが大きいようです
このBosun Plug とConiston Cut Plug
味わい的にはかなり似たところがあるのですが やはり味わい的には少し違いがあって
そこのところを比較してみたいと思います
喫ってみた感じでは
強さ的にはどちらも少し強めのブレンドになりますが 同じような強さかと思います
ケンダル香が強く出ているのは Coniston のほうになります
Bosun の方は ケンダルは控えめですが クローヴオイルとバラの香りがきつく感じます
バージニアの甘さを強めに感じるのは Bosun になり
ウッディでスモーキーなラタキアのようなバージニアの重いあじわい感じるのは Coniston になります
マラウィバーレイのドライ感を感じるのも当ブレンドとなります
しかし 当ブレンドが甘くないわけではなく より甘さを感じるのは
おそらく当ブレンドに使用されている トンカ豆の清涼感のある甘さのと思います
そこが大きな違いになります
葉組を比較してみると
Bosun Plug の場合は
With only slightly over 50% (54%) flue-cured Virginias from Brazil, Zimbabwe and Malawi, and 31% dark fired leaf, this is a fairly strong smoke. The addition of some sweeter sun cured leaf from Malawi, and the rich cigar type notes from the dark air cured Indian grade help to round off the blend.
基本の54%のflue-cured されたバージニアに31%のdark fired された強いバージニアを混ぜ(ブラジル、ジンバブエ、マラウィの混合物を) そこに甘いサンキュアされたマラウィのバージニアと
リッチなシガーテイストの ダークに自然乾燥されたインディアンリーフ(バージニアです)を加えて出来上がりになりますが このブレンドには クローヴオイルとバラのゼラニウムの味付けがしてあります。
この様になっておるのですが どう見てもバーレィは入っていないようです
ここで問題になるのが dark fired leaf の比率となります
また dark air cured された Indian leaf の存在となります
一方 Coniston の方は
This tobacco is a blend containing 75% dark fired leaf 12.5% Malawi burley and 12.5% Virginia.
この様にしか書かれていないのですが
75%のdark fired leaf
12.5%のMalawi burley
12.5%のVirginia で構成されており
そこには Indian leaf の存在はありません しかし大量のdark fired leaf(virginia)の存在と
Burley の存在が大きな違いとなります
この中で 12.5%のバージニアがどういったバージニアなのかはわからないのですが大きな違いとはならないと思われます
まとめてみると
dark fired leaf が 31%→75%
基本バージニアが 54%→12.5%(推測)
dark fired Indian leaf が 7.5%(推測ですが)→0
そして 12.5%の Malawi burley の存在が大きな違いとなるようです
当ブレンドも
空き缶に移して喫うのですが
ラタキアのように火でいぶされたバージニアが多いですから
ブロウクンフレイクと言えども 弾力性が強くて簡単にほぐれてはくれません…
湿気も少しあるのかもしれませんので少し乾燥させた方が良いかもしれません
その方が燃えやすくなるようです
しかしいったん火が付くと静かな燃焼で クールスモーキンがが出来ます
感想
このブレンド 少し強いように書かれておりますが そんなことはなく
ニコチンもさほど強くはなく喫いやすいブレンドでした
しかしながら ラタキアのように火でいぶされたバージニアが多いですので味わいはヘヴィといえます
ラタキアのようなウッディでスモーキーな味わいと少しターリィなところを感じるようです
その味わいがこのブレンドを強いと言わせるのだと思います
当ブレンドにはシガーライクなインディアンリーフは入っていませんので
そういった味わいではなく もっとどんよりとしたラタキア的な重さを感じるようです
点火と同時にやって来るのは
少し薬っぽく感じるあのケンダル香になります
Bosun に比べるとその香りは強いでしょうか
Bosun にはその代わりに ゼラニウムの強いフローラルな香りと クローヴオイルのハーヴィーな
スパイスの香りがありましたが
当ブレンドにもおそらくゼラニウムの香りはあるのでしょうが 強いクローヴの味わいはないようです
Bosun にあった基本バージニアの落ち着いた甘さとインディアンリーフのシガーライクなテイストは感じませんが
当ブレンドにはスパイシーさこそはありませんがラタキアのようなウッディでスモーキーな味わいを感じます それと同時に加熱されたバージニアの濃い甘さも少し感じるかもしれません(ここは微妙…)
Bosun においては 基本バージニアとサンキュアされたマラウィのバージニアの甘さがメインの甘さになりましたが 当ブレンドにおいてはここで別の甘さを感じることになります これが問題です
バニラのような甘さに近いのですが バニラのような倦怠感はありません
シナモンのような清涼感のある甘さになります
この甘さが良いですね
スモーキーでウッディな重さのある味わいの中で感じるこの甘さが実にいい
おそらく この甘さの原因はクマリンだとおもいます
トンカビーンズに含まれるこのクマリンは 桜餅のような清涼感のある甘さが特徴で
さっぱりとしてこの私は好きですね
C&D のSunset Harbor Flake にもおそらく使用されているのだと思うのですがイヤミがないのでうまく使われると
とても印象に残りますし美味いと思います
12.5%のバーレィもいい働きをしていると思います
少し香ばしさのあるドライ感と若干の酸味を与えるようで飽きの来ない味わいかと思います
Ennerdale のような強烈な香りこそありませんが 十分にレイクランド独特の香りのあるブレンドになっていますので やはりこの香りが苦手な方には難しいブレンドになりますが
この私にとってはとても素直で喫いやすいブレンドに感じるようです
この地方独特のとても清涼感と透明感 空気の澄んだ印象でありながら
どっしりとした感じの味わいは 複雑さこそありませんが腰の入ったとても味の濃い目の
旨いブレンドかと思います
Bosun の方もインディアンリーフの旨味と落ち着いたバージニアの甘さに
フローラルな香りとクローヴの味わいがよくマッチした美味いブレンドになっていますが
どちらかと言えば当ブレンドの方が好みかと思いました
ボディは強めですが とても喫いやすく美味いブレンドかと思います
ラタキアが好きでバージニアも好きで ケンダル香が気にならない方にはお勧めのブレンドになります
常喫とまではゆかないようですが クセになるブレンドです
そういった感想となります
Ennerdale も香りがもっときついのですが GH のケンダルタバコは香りも強いですが
バージニアもしっかりとそれぞれの味を出していますので素晴らしいかと思います
中にはとても強いブレンドはあるのですが
これらのいずれのブレンドもニコチンが強すぎるわけではありませんので
香りがきついのにもかかわらずすでに喫いきってしまいそうなのは驚きでしょうか
美味いんでしょうね そう思います
それでは また
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