モエレのオジロワシ 3/12 漁場は春恵と一二郎の庭

2022/3/12　土曜日　晴れですが　風が強い…


この日の朝は暖かくて　漁場の氷も張っていなかったのですが
風が強く吹いており　寒さの堪える日となりました

期待して訪れたモエレになりますが　漁場にオジロワシの姿を見ることが出来ません…
しかし　遠く原野の木の上の巣には

2羽のオジロワシの姿が見えますので　一二郎と春恵は巣にいるようです



漁場は氷が張っていませんので





ミコアイサが元気に泳いでいます



キツネも現れますが

何もないのですぐに立ち去ってゆきます


アオサギも現れて

漁場で餌を待っています


ミコアイサは複数いて



メスも2羽いるのですが


オスの方は

3羽の姿が見えます


そんな時間が過ぎてゆくのですが　ついにオジロワシがやって来ました

いつものように




右から回り込んで


一二郎が

いつものポジションにやって来ます



するとすぐその後には　一二郎の隣に




春恵が降りてきました　
こうしてみると　歳こそ違えど春恵は富江によく似ています

春恵は尾羽に縁もあり　翼にまだ白いところがある若いオジロワシなのですが
大きくて気性も激しいところがありますね
目つきも鋭く富江を彷彿とさせます
まだ頭のてっぺんに黒いタテ縞が見えるのが特徴です
胴体脇の羽は茶グレーがかったベタな感じで　黒と白の羽が所々に見える感じです

去年まで見た記憶がないのですが
数年前よりこの界隈でたまに見ることのあった　清四朗　という若鳥がいたのですが
今思うとその清四朗に顔つきが似ているような気もしますので
あるいは清四朗が　この春恵だったのかもしれないという気がするのですが
定かではありません…



春恵は

漁場を見回していましたが



すぐに春恵が飛び降り　一二郎もその後に続きます！


左上を飛んでいるのは一二郎になりますが

右下で水に飛び込んでいるのは春恵になります
獲物を見つけたのでしょうか　水しぶきがあがっています


春恵は




獲物を掴んでいるようにも見えますが…




こちら岸に降りようとしている一二郎を追って春恵は水の中から






跳びあがってくるのですが



その足には




残念ながら　獲物の姿はありませんでした…
どうやら逃がしたようです



そして一二郎の頭の辺りで




一二郎の横にふわりと




降りてきます



春恵と一二郎




少しだけ年の離れたペアになりますが



2羽仲良く漁場に立って
あたりを見回しています


上空も

2羽一緒に見ています


　





冒頭の写真になりますが
ここで交尾が始まるのかと思ったのですが


そうはならず
一二郎はすぐに飛んで行きます


漁場の左手を




飛んで行き


土手の上を駆け上って
土手の木の根元に




一旦降りて　辺りを見ています



漁場の春恵は




獲物を待っているように見えます



一二郎はすぐ後に

跳びあがって立ち去り



原野の巣の上に

戻ってゆくのがかすかに見えました…。




春恵は漁場を


　


歩き回りチャンスを窺うのですが
あいにくここで春恵も姿を消してしまいました…



さらに時間が経ったときに
漁場の後ろの木の上に








春恵がまた現れましたが



何事も起こらず　また姿を消してしまいます

天気自体は悪くはないのですが　風が強く
木の上の春恵の前傾姿勢を見てもそれがわかると思うのですが

このおっさんもかなり寒さがこたえて　ここで退散となりました
漁場の氷は溶けていたのですが何事もなく
ただ一二郎と春恵が一緒に現れただけの日となりました

それでは　また