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今野敏サスペンス 機捜235

2020年04月27日 | ドラマあれこれ
2020年 4月

先週の金曜日(4/24) にテレ東で放送された
今野敏サスペンス  機捜235

この警察ドラマがとても面白かった
このドラマに関しての記事は  こちらになります
原作者の  今野敏(びん)さんについては こちらを参照

今野敏(こんの びん)
1955年北海道三笠市生まれ。上智大学文学部新聞学科在学中、「怪物が街にやってくる」で問題小説新人賞を受賞。大学卒業後、東芝EMI入社。ディレクターと宣伝を勤める。主な担当は、TMネットワークの前進バンド『スピードウエイ』。宣伝では、オフコース、甲斐バンド、チューリップなどニューミュージックを担当。1981年、同社を退社、作家に専念。
2006年『隠蔽捜査』で第27回吉川英治文学新人賞を受賞。2008年『果断 隠蔽捜査2』で、第21回山本周五郎賞、第70回推理作家協会賞を受賞。
2018年は「作家生活40年」のメモリアルイヤーで多くの特集が組まれている。主な企画作品に、2018年7月、任侠シリーズ最新刊『任侠浴場』刊行。新シリーズとして同年10月『継続捜査ゼミ』を刊行した。



原作者の 今野敏さん(左から二人目)を挟んで
右端が 平岡祐太さんで 主役の 中村梅雀さんとの相棒と言う事になります

左端が 警視庁捜査一課の管理官を演じる 榎木孝明さんとなり
このドラマではこの方が一番かっこいい 目立つ役になります。


機捜(きそう) というのは機動捜査隊 の略で 警視庁では捜査一課とは格が違うようで
捜査一課の格下となるようです なので手伝いでしか殺人などの捜査はしないようです。


この 平岡祐太さんは 捜査一課に憧れる熱血漢の機捜の隊員ですが
相棒がケガで長期離脱したため その穴埋めとして
彼が属する 第二機動捜査隊に助っ人として


この

中村梅雀さんが加わることになるのですが
定年を控えてもなおヒラの巡査部長である この中村さんを
平岡さんは ぞんざいに扱います

でも 次第にこの中村さんが たぐいまれな能力の持ち主であり
観察眼も鋭く 合気道の達人でもあり
自分等より力も経験も備わった実力者であることに気づいて行くのですが

その行程と 気持の変化が面白い
そこがこのドラマのとても面白い所になります
相棒などもそうですが まだ見る方が登場人物の能力や気持ちをよく分からない状態の時
だんだんその人の気持ちや 能力などが相方を通してわかって行くときに
面白みが出るものです。
そんな面白さをこのドラマは丁寧に見せてくれたのだと思います
つくりも原作がある為か とても丁寧で大変良かったと思いますね

管理官の 榎木さんも 昔はこの中村さんと相方を組んでいたということで
親しそうに会話をする二人のシーンがとても良かったと思います。
榎木さんも楽しそうだったな


中村さんというと 信濃のコロンボですが
この方凡庸そうに見えながら鋭い観察眼を持ち 理にかなった推理をする役がお似合いですね
このドラマはもっとすごい能力があり
指名手配犯 1000人余りの顔と名前を憶えているらしい・・・
人の顔を覚える能力が凄いんですね。
そこのところが少しルール違反になりますが

温かみのあるドラマで 良き警察を感じさせるドラマでした
続編を期待します。

それでは また
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