2022年 4月
今回は Former - Cross Grain Flake
ダンタバコで製造している Former ブランドのVaPer において
今回は最後のブレンドとなります
その名も クロスグレイン ということであり
バーズアイと ストレートグレインがミックスしたブレンドを連想させるでしょうか
いずれのブレンドも フレイクになっており ダンの場合はそのフレイク自体が固まっている傾向になり
マクバレンとは違ってフレイク自体が結着しておりますので剝がしにくいです…
まあそれでも縦に割いてから解すと問題なく詰めることが出来ます
バーズアイはペッパーに特徴があり辛め
ストレートグレインにおいては ペリクに特徴があってかなりペリクが効いています
当ブレンドはというと 程よい強さのペリクと これまた程よいバージニアの香り立ちがある
いいとこどりのブレンドになっているかと思いました
ブライトとレッド そしてブラウンのバージニアの存在を感じるのですが
製造法的には 加熱加圧されたダークバージニアの手法を感じさせるブレンドになっています
これらの3ブレンドはいずれもそういった手法を感じるのですが
当ブレンドが一番バージニアの風味を感じるように思いますね
ニコチンも強めで 少しだけ心地よい苦みを感じますので
やはりそれはブラウンのバージニアの存在があるのかもしれません
色を比較すると
左が当ブレンドになり 右のがペリクの強いストレートグレインになります
右のSGF の方が色が黑っぽいです
さらにBEF も比較してみると
手前にあるのが BEF になりますから
色の濃さでは
SGF>CGF>BEF
という数式が成り立ちます
同時にペリクの味の濃さでは
SGF≫CGF>BEF
ということになるのですが
それとは別に BEF におけるペッパーは強く感じますので
それをペリクの強さという時もあるようですが ペリクの酸味ではなく辛みスパイスという区別になりますから 本来のペリクとは違うように思います
そしてバージニアの香り立ちなのですが
CGF>SGF≒BEF
という順位になるのですが
各々のブレンドにおける バージニアの構成には違いがあって
BEF においてはブライトの風味を強く感じるのですが
SGF においてはレッドの風味が強いです
そして一番バランスが良いのが当ブレンドになるのですが
ブライトとレッドの他にブラウンの特徴も感じるように思います
いずれのブレンドにおいてもダークバージニアの存在は感じますが
一番強く感じるのは 当ブレンドになるかと思います
やはり比較の対象としては OGS になりますがそれは皆さんがよく知っているということであって
似ているわけではありません
その一番の原因はOGS においてはペリクの存在はほとんど感じませんが
当ブレンド群は 味わいに占めるペリクの存在がとても強いです
ですから酸味も感じるのですが
その分 伸びやかなバージニアの香り立ちにおいてはダークバージニアのせいか
おとなしさを感じることになるのですが
そういった意味においても当ブレンドが一番バージニアをよく味わうことが出来ると思いました
ペリクの強いSBF も魅力的ですが 当ブレンドのバージニアは美味いと思います
そういったことを考えると
当ブレンドが一番バランスがよく 一番出来が良いのかなと感じ入ります。
感想
Former のブレンドにはフルーティなフレイバーを感じませんが いずれのブレンドにも軽いhoney のテイストを感じるようです弱いものですが
一番明るい甘さは BEF になるのですが ペッパーがよく効いていますので この私にとっては鬼門となります
SGF はC&D のような強いペリクの存在とレッドバージニアの風味を感じますが ペリク好きでないと少々きついのかもしれません ニコチンも強めです
それに対し当ブレンドは 程よいペリクの酸味とダークフルーツの味わいに
種々のバージニアの風味を味わえるなかなか出来の良いブレンドになっているようですから
一般的には当ブレンドが一番美味いと感じました
ただこのブレンドもニコチンは強めに感じます
しかしバージニア自体はとても穏やかに制御されていますので味も濃くすいやすく 飽きの来ないブレンドになっていると思います
フレイク自体はある程度よく解して喫うと良いかと思います
点火とともに
軽いシトラスの香りに載ってバージニアがやって来るのですが
軽いハニーの香りに載って 程よいペリクの酸味がやって来ます
レイズンとプラムの香りは ある程度の強さもあって
今回別に買った エリザベシアンよりも強く Sutliff の1849 よりも弱い感じのペリクになりますから本当に程よい感じになります
ペッパーの辛さはほとんど感じませんので喫いやすいと思います
問題はバージニアになります
ブライトから始まるこのブレンドのバージニアは レッドの深みのある甘さに深まってゆくのですが
ヘイの香り立ちは強いものではなく それよりもパフるとより感じる
発酵感のある小麦のテイストになります
圧をかけストーヴされたバージニアの香りと風味になりますが この香りが当ブレンドに落ち着きと
深みを与えるようです レッドの風味と混じり合ってこのブレンドの味を作るのですが
その中にニコチンの強さを少し感じ 落ち着きのある苦みを少し感じるのは
ブラウンのバージニアの存在になりますでしょうか
OGS のバージニアとはそこが違います
あちらはもっとフルーティな甘さもあり バージニアの香り立ちとタバコ感も目立つのですが
こちらのブレンドは バージニア自体の香り立ちが制御された感じで味が暴れないです
その分少しタバコ感の物足りなさも感じるのですが ペリクの働きもあって酸味があり味も濃く
それでいて落ち着いた旨さがあります
この私はOGS よりこちらが好きですね
バージニア自体の味わいは地味ですが 飽きの来ないブレンドかと思いました
Former のブレンドでは 当ブレンドが一番のお勧めとなります
いつでも買えないのが残念ですが
そういった感想となります
それでは また
今回は Former - Cross Grain Flake
ダンタバコで製造している Former ブランドのVaPer において
今回は最後のブレンドとなります
その名も クロスグレイン ということであり
バーズアイと ストレートグレインがミックスしたブレンドを連想させるでしょうか
いずれのブレンドも フレイクになっており ダンの場合はそのフレイク自体が固まっている傾向になり
マクバレンとは違ってフレイク自体が結着しておりますので剝がしにくいです…
まあそれでも縦に割いてから解すと問題なく詰めることが出来ます
バーズアイはペッパーに特徴があり辛め
ストレートグレインにおいては ペリクに特徴があってかなりペリクが効いています
当ブレンドはというと 程よい強さのペリクと これまた程よいバージニアの香り立ちがある
いいとこどりのブレンドになっているかと思いました
ブライトとレッド そしてブラウンのバージニアの存在を感じるのですが
製造法的には 加熱加圧されたダークバージニアの手法を感じさせるブレンドになっています
これらの3ブレンドはいずれもそういった手法を感じるのですが
当ブレンドが一番バージニアの風味を感じるように思いますね
ニコチンも強めで 少しだけ心地よい苦みを感じますので
やはりそれはブラウンのバージニアの存在があるのかもしれません
色を比較すると
左が当ブレンドになり 右のがペリクの強いストレートグレインになります
右のSGF の方が色が黑っぽいです
さらにBEF も比較してみると
手前にあるのが BEF になりますから
色の濃さでは
SGF>CGF>BEF
という数式が成り立ちます
同時にペリクの味の濃さでは
SGF≫CGF>BEF
ということになるのですが
それとは別に BEF におけるペッパーは強く感じますので
それをペリクの強さという時もあるようですが ペリクの酸味ではなく辛みスパイスという区別になりますから 本来のペリクとは違うように思います
そしてバージニアの香り立ちなのですが
CGF>SGF≒BEF
という順位になるのですが
各々のブレンドにおける バージニアの構成には違いがあって
BEF においてはブライトの風味を強く感じるのですが
SGF においてはレッドの風味が強いです
そして一番バランスが良いのが当ブレンドになるのですが
ブライトとレッドの他にブラウンの特徴も感じるように思います
いずれのブレンドにおいてもダークバージニアの存在は感じますが
一番強く感じるのは 当ブレンドになるかと思います
やはり比較の対象としては OGS になりますがそれは皆さんがよく知っているということであって
似ているわけではありません
その一番の原因はOGS においてはペリクの存在はほとんど感じませんが
当ブレンド群は 味わいに占めるペリクの存在がとても強いです
ですから酸味も感じるのですが
その分 伸びやかなバージニアの香り立ちにおいてはダークバージニアのせいか
おとなしさを感じることになるのですが
そういった意味においても当ブレンドが一番バージニアをよく味わうことが出来ると思いました
ペリクの強いSBF も魅力的ですが 当ブレンドのバージニアは美味いと思います
そういったことを考えると
当ブレンドが一番バランスがよく 一番出来が良いのかなと感じ入ります。
感想
Former のブレンドにはフルーティなフレイバーを感じませんが いずれのブレンドにも軽いhoney のテイストを感じるようです弱いものですが
一番明るい甘さは BEF になるのですが ペッパーがよく効いていますので この私にとっては鬼門となります
SGF はC&D のような強いペリクの存在とレッドバージニアの風味を感じますが ペリク好きでないと少々きついのかもしれません ニコチンも強めです
それに対し当ブレンドは 程よいペリクの酸味とダークフルーツの味わいに
種々のバージニアの風味を味わえるなかなか出来の良いブレンドになっているようですから
一般的には当ブレンドが一番美味いと感じました
ただこのブレンドもニコチンは強めに感じます
しかしバージニア自体はとても穏やかに制御されていますので味も濃くすいやすく 飽きの来ないブレンドになっていると思います
フレイク自体はある程度よく解して喫うと良いかと思います
点火とともに
軽いシトラスの香りに載ってバージニアがやって来るのですが
軽いハニーの香りに載って 程よいペリクの酸味がやって来ます
レイズンとプラムの香りは ある程度の強さもあって
今回別に買った エリザベシアンよりも強く Sutliff の1849 よりも弱い感じのペリクになりますから本当に程よい感じになります
ペッパーの辛さはほとんど感じませんので喫いやすいと思います
問題はバージニアになります
ブライトから始まるこのブレンドのバージニアは レッドの深みのある甘さに深まってゆくのですが
ヘイの香り立ちは強いものではなく それよりもパフるとより感じる
発酵感のある小麦のテイストになります
圧をかけストーヴされたバージニアの香りと風味になりますが この香りが当ブレンドに落ち着きと
深みを与えるようです レッドの風味と混じり合ってこのブレンドの味を作るのですが
その中にニコチンの強さを少し感じ 落ち着きのある苦みを少し感じるのは
ブラウンのバージニアの存在になりますでしょうか
OGS のバージニアとはそこが違います
あちらはもっとフルーティな甘さもあり バージニアの香り立ちとタバコ感も目立つのですが
こちらのブレンドは バージニア自体の香り立ちが制御された感じで味が暴れないです
その分少しタバコ感の物足りなさも感じるのですが ペリクの働きもあって酸味があり味も濃く
それでいて落ち着いた旨さがあります
この私はOGS よりこちらが好きですね
バージニア自体の味わいは地味ですが 飽きの来ないブレンドかと思いました
Former のブレンドでは 当ブレンドが一番のお勧めとなります
いつでも買えないのが残念ですが
そういった感想となります
それでは また
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