高橋まゆみ・創作人形「まゆみの気まぐれ日記」

農道をかっぽして歩く笑顔のおじいちゃん。姿が見えなくなるまで手を振るおばあちゃん。やさしさはいつもそばにいた。

葉物がい~っぱい!

2006-11-10 10:01:45 | まゆみのつぶやき室
今、我が家の裏庭には、沢山の野菜がなっている。春菊、ほうれん草、水菜、長ネギなど。もう一つ、長峰といって、小高い運動公園にも畑があり、そこでは大根、野沢菜、かぶなどが取りきれないほどになっている。

百姓はほとんど年寄り任せだが、食事の支度担当の私は、幸せそのもの。

昨日も、桃のようなでっかいカブをスライスしきゅうりとにんじんで色目を良くし、即席漬けにした。はい!漬物OK
水を含んだ大根と、掘りたてのさといも、買ってあった鳥の手羽と時間をかけて煮込んだ。はい!薫物OK
後は、炬燵が恋しい季節になってきているので、きしめんより太い、ごんぶと麺があったので、豚肉と長ネギをたっぷり入れて主食の一品完成。

そして、そして、何と今しかお目にかかれない、鮭の生子があったので、塩水で解き、酒、みりん、醤油で味付けし手作りのいくら丼。
何て、贅沢、幸せなんだろう。まだ、古米が残っているので、新米は口に入らないが、自給自足の味を噛み締めています。

そんな先日、友達のかっちゃんに連れられて、自分も出品しているという灯り展を見に行く為に長野に向かった。
真っ赤に実ったりんご畑の農道を走る。
「ねえ、かっちゃん。あのりんご私に食べてくださいって呼んでるよ
男っぽいかっちゃん「いや!呼んでねぇ~から・・・」しばし無言。

「でもほらぁ~  手の届く所で食え!食え!って言ってる」
「ふざけんなぁ~!高橋まゆみりんごどろぼう・・で新聞に載っても知らねぇ~ぞ!」

そんな冗談のような、本気のような会話は続いたが、本当に、買ったものではなく、あの木になって揺れているりんごがどうして旨そうに見えるのか不思議だ。
会場に着き、創作された灯りの数々。

世の中には器用な人、アイデアマン、職人気質の人などさまざま。
暗い部屋に灯された明かりは何とも幻想的だった。
ちなみにかっちゃんの作品は和紙と流木で作られた、素朴な温かみのある作品だった。

久しぶりの芸術鑑賞の日でした。