高橋まゆみ・創作人形「まゆみの気まぐれ日記」

農道をかっぽして歩く笑顔のおじいちゃん。姿が見えなくなるまで手を振るおばあちゃん。やさしさはいつもそばにいた。

暖冬の雪国

2007-01-22 08:17:17 | まゆみのつぶやき室
昨日、我が家の裏の土手で蕗のとうを見つけましたよ!
勿論、夕飯のおかずはこの初物の蕗のとうの天ぷら。
毎年春一番でいただく蕗のとうはやわらかく、苦い中にも甘みがあって、それは新鮮でうまい。

しかし、この何とも早い今年の蕗は、とても苦く、硬い。

その訳は、暖冬で雪にかぶっていないからだ。{雪の下になっていない}
かぶるって方言かナァ~

やはり、雪をかぶった蕗のとうは、水分を含み、雪の下で寝かせられて甘みを増すのだ。

この雪不足、去年は3メートルにも4メートルにも壁が出来たほど雪が降ったので、
裏の家の車庫は壊れ、隣の家の物置もつぶされた。
雪降しのお年よりも、重たい雪と共に落ちて亡くなった方もいたほど、雪国で暮らす人間は命がけでもある。

そういう意味では、今年の冬は大寒なのに雪も無くベランダに干した洗濯物も乾くほどあたたかく過しやすい。
ところが、雪が無い・・・というのは、これまた寂しい所があって、ささやかではあるが、雪像コンテストやイベントを交えた飯山雪祭り・・・信濃平のかまくら祭、スキー場でのさまざまな催しが危機にさらされている。

まだ、一月中旬なので、これから恵みの雪くらいあってもいいかな・・・と思う今日この頃でした。