新ブランドは斬新でなければはならない縛りでもあるのか。auが発表したpovoにしろahamoにしろ、日本人には読み難い音の並びになっている様に感じる。それでITに疎い高齢者をスクリーニングしようとしているのかも知れないが、「新発売の安いやつ一丁」と窓口にねじ込んでくる無敵老人を見くびっているとしか言い様が無い(オンラインのみと云う説明は無論読まない)。Softbank on Lineが一番マトモに見えて困るのだが、本題はそちらではない。5分以内通話無制限を500円のオプションにして2480円を打ち出したのは後発ながら立派であるが、データ専用SIMで頑張ろうとしていたMVNOにトドメを刺しにきたとも見做せる。10GB 2500円前後で回線速度は大きく劣るとなれば、余程の値下げが無ければ流出は必至だろう。尤も連戦連勝で勢いに乗る総務省が回線の卸売価格に手を突っ込まない訳は無いので、3月までには対抗プランが出揃うのだろうが、奇を衒ったネーミングだけは避けて欲しいのである。