少々遅れ気味だったが、タイミングとしては最適なのかな。新型コロナの5類移行と併せて名称を「コロナ2019」に変更する事が検討されている様である。この儘ズルズルと使い続けて新幹線の様に定着されてしまうと次のパンデミックの時に困るだろうし、妥当な判断である。しかし海外ではCOVID-19と云う名称が定着しているのだから、それに合わせて「コヴィッドナイティーン」にしても良かったと思う。横文字(これも古臭い言い回しである)を極力使わず分かり易い表現で、と云う所に配慮しなければならないのかも知れないが、だったらまずはコロナウィルスに和名を付けるのが先決だろう。本来の意味のコロナには「光冠」と云う訳が当てられているので何とかなりそうだが、問題は戦前から使われ続けているウィルスの方で、それらしい訳語も無い。これは日本語化した外来語だと割り切るにしても「光冠二〇一九」の方はちょっと厚労省に頑張ってもらえないかと思うのである。