また要らぬ反感を買う様な真似をする。Windows11 22H2の最新アップデートを適用した一部非推奨環境で、「システム要件が満たされていません」と云う透かしが表示される様になったそうである。要件が満たされていないのに動作するのは何故かと云う形而上的な問いを投げ掛けている訳ではなさそうだし、自己責任で回避している人にとっては大きなお世話である。レジストリを弄れば消せるらしいので、そこら辺は自己責任の追加トッピングで試して欲しい。そもそもWindows11がセキュリティに厳密になったのは、公的機関や大企業での運用を考慮したからであろう。「セキュアブートにしていなかったら危ない所だった」と云う体験談は聞いた事が無い。自身が不慮の死を遂げた際、BitLocker内の秘蔵品を闇から闇へ葬れると云う実益も無くは無いが、レアケースだろう。企業向けと個人向けの二本立てにするコストを厭う気持ちも分かるが、せめて見て見ぬふりぐらいは出来ないものかと思うのである。