どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

あってもなくてもいいもの。

どうでもいい四百字 4201

2024-07-08 19:20:25 | 時間の無駄
なるほど分からん。「太陽光燃料」の量産化に向けた施設が、ドイツで稼働を始めたそうである。何でも農業廃棄物から得られた炭素と太陽光で高温化した水蒸気を反応させると、一酸化炭素と水素が出来るらしい。それを更にアレコレすると液化した燃料になるそうだが、「化学式の上ではそうだよな」と云う感想しか出て来ない。その化合を太陽の熱エネルギーだけで実現出来るなら誠に結構な話であり、我が国もスパイを送り込んででも真似すべきだろう。2033年までに100万トンの生産を目指しているそうだが、欧州で利用が前のめりで進められているe-fuelの需要には遠く及ばないそうだから、人類はどれだけ化石燃料を燃やしているのかと暗澹たる気持ちになる。それでも将来的に生ゴミと水から太陽光燃料を大量生産出来れば科学技術の大勝利ではあるのだが、今度は深刻な炭素不足に悩まされそうな気もするのであり、ヨノナカ美味い話はそうそう転がっていないものなのである。