先の読めない時代に徳川家康を再評価するーーー元和偃武(げんなえんぶ)
慶長20年(1615年)徳川家康は大阪夏の陣(5月)において豊臣方を攻め滅ぼした。 これにより応仁の乱以来、150年近く続いた軍事衝突が終了した。 7月には元号を元和と改め天下...
菅首相の「コロナ敗走」で「四面楚歌」の状態
菅首相は、党内力学(派閥の長の個人的感情)によって無派閥であるが自民党総裁に選ばれた。 細田派の実質的オーナーの安倍晋三は石破茂が大嫌い。 禅譲期待の岸田前政調会長はインパクト...
コロナ過を甘く見た菅・二階政権ーーー支持率急落で慌てる覚悟の無さ
菅首相や二階幹事長は、国民に外出や飲食の自粛を要請しながら、自分たちは高級ステーキ店で忘年会をしていた。 仰いで天に愧(は)じず俯して地に怍(は)じず 孟子 何に対しても恥...
アメリカの大問題ーーバイデンが大統領になっても混乱は続くのか
アメリカの大統領選は、バイデン勝利で決着がついたのだが、不気味な火種が燻っている。 一つには、トランプ大統領が徹底的に抗戦して「自爆テロまがい」を行うことだ。 すでに恩赦を連発...
一大事のところ不足なりーーー武士の生きざま(大谷吉継)
石田三成が「一大事のところとは何か」と問う。 大谷吉継は「それは心よ」と答え、 「合戦で、人間が金銭で動くなどと思ったら大間違い。大将の人望や能力で人は動く。おぬしにはそれが足...
「いわゆる夜の街関連」に堕した永田町ーーー会食好きの安倍・菅・二階そして麻生
テレビのワイドショウによく出てくる常連の政治評論家の田崎史郎氏が、いみじくも述べた言葉がある。 (本人は陰で田崎スシローと呼ばれていることを知ってか知らずか) 石破さんは話を伺...
モラル崩壊の安倍・菅政権、そして自浄能力無き自民党。
トランプ大統領と安倍晋三前首相はは思考パターンが似ている。 「ルールは破られるためにある」と考えているのだろう。だから「嘘」をつくことに躊躇しない。 究極のモラル・ハザードだ。...
コロナ過の最中に「自助」を強調する愚かさ
菅首相が就任演説で「自助、共助、公助そして絆」を強調したが、違和感を禁じえない。 「自助」を英語で言い直せば「セルフサービス」ということだ。 最近はコロナのせいなのかやたらと機...
日本人の許しの構造ーーー安倍晋三問題を考える
安倍前首相の「桜を見る会」前夜祭の補填疑惑は、秘書がやったことでけりをつけるという空気感が漂ってくる。 安倍晋三、自民党、検察の間で「シナリオ」が出来上がっている。 あとは国民...
菅首相の勘違いーーーNO2までの人間だったのではないか
どんな組織においてもNO1(社長とか会長)は、だいたい座りの良い人間がなる。 仕事が特別に切れるということよりも、比較的敵が少ないとか、あの人の言うことならしょうがない、などとい...