人工股関節とともに

身体の中の異物という存在でありながら、末永く仲良くしたい人工股関節。前向きに生きよう。

日帰りバスツアー

2006-07-04 | 障がい者関係
  
 バスツアーは2年ぶりいや正確に言えば5・6年ぶりかもしれない。

 いつか上高地散策ツアーに行った時、添乗員から「車を出させますから、乗ってください」と言われ、猛烈に反発した事がある。
その頃は、杖をついていてもほぼ皆さんと同じ歩調で歩く自信はあった。しかし杖を見ただけで添乗員は「大丈夫ですか~?」と言わんばかりの怪訝な顔をする。それは私の身を心配するというよりも、『こんな人が一緒だと団体行動に支障がある・・・』という気持ちが先に来るのだろう。神経過敏な私の考え過ぎだろうか?
 そういうこともあってか、あれ以来バスツアーを利用することはなかった。

 今回は、人工股関節が入ってたくましく生まれ変わった私の足、しかも強力なサポーター付きだったので全行程を難なく過ごす事が出来た。
  ★あれほど怖かったスロープをスイスイと歩ける。
  ★バス内で同じ姿勢を保つのが痛くてつらかったが、何時間でも大丈夫。
  ★時間的に余裕のあるコースだったので、集合時間を急ぐ事もなく、自分のペースで見学を楽しむ事が出来た。

 ツアーでは、河口湖ハーブフェスティバルで富士山を見ながらきれいな花とハーブの香りを楽しむ、宝石研磨工場で高価な宝石の輝きにため息、イオン空館でトルマリン入りのシーツを購入。

万歩計は4,866歩を記録した。