
さて次は・・・
なんとかいう有名な急勾配の道路があるらしい。
何といったかなぁ・・・
だらだら坂?
たらたら坂?
うねうね坂?
何でもテレビのコマーシャルにでるとっても有名な道路らしい。
そこでこの坂を通ることになった。
米子から島根の松江に抜ける道。
でも米子から見る坂は普通のありふれた立体交差の道、というか橋。
なぁ~んだ。
でも松江がわから見るとものすごい急こう配。
確かに!
そう!コマーシャルだ!
ここはカメラマンの絶好の撮影スポットらしい。
橋の真ん中から出る日の出。
きっと年に一日しかないだろう。
そしてその日はカメラマンが朝早くから殺到するだろう。
でもねぇ・・・そんなにしてまで写真を撮って何の意味があるの?
最初にこの撮影スポットに気づいて写真を撮って発表した人の後はみんな物まね。
人と同じような写真を同じように撮って何が面白いのだろう?
人が気付かなかった美を発見して撮る。
それが写真の楽しみではないだろうか?
というわけでわざわざ降りて写真を撮ることもなく車の中から撮った。
降りて、それなりの場所を探して、
それなりに撮ったら、
きっとそれなりの写真が撮れただろうけど・・・

帰り道、橋の一番上から下の海を見たらすごく高い!
どうしてこんなに高くする必要があったのだろう?
豪華客船でもこんなに高いことはないだろう?
もしかしたら設計した人がものすごい悪筆で高さ20メートルと書いたつもりが施工者には50メートルに見えたのかもしれない。
あるいは設計者がいつも鳥取県が国体の成績が悪いのを残念がって(本当に悪いのかどうか知らないけど・・・)
雪の日、車が通れなくなったら、スキーのジャンプやスノーボードの練習用に使ってもらおうとひそかに考えて、わざと急こう配したのかもしれない・・・
うんうん、なるほど、きっとそうだ、と一人だけ納得したのだった。