ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

毎日なんか・・・

2019年01月19日 17時30分52秒 | 田舎暮らし
たいして何にもしていないのに、毎日なんか忙しい。
晴れの日はもちろん、雨の日も晴耕雨読なんて言ってのんびりする気にもならず、
たまった作業が気になって一日そわそわ過ごす。
田舎暮らしは忙しい!

ところが田舎暮らしで暇を持て余している人もいるらしい。
それが不思議でならない。
せっかくの田舎暮らし、やることいっぱいあるのになぁ~
ログハウス暮らしをしたかった人は、夢のログハウス住まいが実現できたのに・・・
はて住んでみると、やりたいことが何にもない。
そこは田舎の中の町、周りは家ばかり。
田畑もない、山もない。
そんなところに住んでると・・・確かに退屈するよね。

ログハウス暮らしは山があって成り立つもの、
里山暮らしは田畑があって成り立つもの。
ただログハウス暮らしをしたいばかりに、田舎の中の都会に引っ越してきて、いったい何ができるというの?
退屈するのは当たり前。
ほんの僅か、1反程度の田畑や、ほんの僅かの山林でもあればもう退屈しない。
晴耕雨読?とんでもない!
ため息交じりに・・・田舎暮らしは忙しい!

というわけで毎日、それなりに、忙しく暮らしている。
といってもう、メーンの野菜を作っているわけじゃない。
今ではこの農園は息子夫婦が野菜を作っているので、こちらは気楽な身。
近所の人から聞かれる、毎日何やってるの?
あらためてそう聞かれると、う~~~ん、と悩む。
そう、何やってるんだろうね?
(即答できないのが悔しい!)

でもね、それなりに忙しく働いて・・・働いて?・・・うむ、そうでもないか・・・動いて・・・うんうん、それなりに動いているんだよ。
ろくに実がならない果樹園の手入れとか、
まったくマイナーな野菜、ウドとかタラとかフキとかミョウガなどの手入れとか、
自家用のハーブ、それもなんか厄介もの扱いされて、家族からは無視されてる、タイム、ミント、ローズマリー、バジル・・・とか
そんな山菜やハーブ類を一人でしこしこ育てている。

それから花。
今一番に、なんでもいい加減に済ましてしまうこのぐうたら百姓が今一番に、やってるのが花を増やすこと。
田舎暮らしに踏み切ったきっかけが花と野菜。
野菜作りは、それまでサラリーマンの家庭で育ったからまったく縁がなかったのだけど、
たまたま市民菜園で小さな小さな畑を借りて、そこで作った野菜が、スーパーの野菜よりもとっても美味かった。
プロが作った野菜よりも素人が作った野菜の方がうまい!
これって、とってもおかしくない?

それをきっかけとして田舎暮らししようと、何年か後、何十年か後、やっと田舎暮らしに踏み切ったのだった。
昔花をベランダいっぱいに花を育てた。
でも狭いベランダ、すぐにいっぱいになって、息詰まる。
もっともっと大きな土地で花に囲まれて生きて生きたいなぁ~、と思った。
そうそうまずは花、それから野菜。
こんな花と野菜と、たくさんの花と野菜と暮らす暮らし、いいなぁ~~~!と思った。

そしてそんなこんだで始めた田舎暮らしも、もう今年の春で17年。
よく(こんな田舎で、こんな面白くもない田舎!)辛抱したなぁ~
もう17年も経ったんだね。

・・・なんてことじゃなくて、今日の作業の話。
日課のストーブの薪割り・・・今日もしました!
それから枯れ葉を集めてウドに積み重ねる作業も、今日で3分の2は完成。
あとは日課の鶏の餌やりで昼間は終了。

そしてこれからは晩の日課、晩酌を粛々と続けている。
まあこれも義務みたいなもの、仕事みたいなもの。
ただただ、粛々と、粛々と、
今日もまた、あたかも神事のごとく、
晩酌し身も心も清めているんだよ。
コメント
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