蝉の声より虫の声。
まだまだ暑いとはいえ、
次第に虫の声が大きくなってきた。
昼間は、たまに!真面目に!働くと、もう汗びっしょり!!
でも明け方はタオルケットだけではもう寒~~~い!
今、燗酒を呑んでいる。
さすがに燗酒、まだ暑い!
でも仕方ない・・・
だって、たまたまドラッグストアーで見かけた格安の純米吟醸酒。
思わず買って、冷で呑んでみたら・・・
まず~~~い!
こんな時は燗でごまかすに限る。
というわけで、今、燗酒を呑んでいる。
すると・・・
暑~~~い!
やっぱりまだまだ燗酒の季節じゃない。
秋の夜長に囲炉裏でちびりちびり、と
客と語らいながら・・・
それも客なら、近江の薬売り。
むりやり適当に近江の客を見繕って・・・
客のそばには唐草模様の大きな風呂敷に包まれた薬の籠。
そして鮒ずしを肴に、
ゆく秋を近江の人とかたりけり
なんて風情、いいと思わない?
「えっ、ゆく秋・・・じゃなくて、ゆく春、じゃなかったかな?
それに薬売りは近江じゃなくて富山じゃなかったかな?」
なんて、ささいな疑問はおいといて・・・
秋の夜長じゃなくて、残暑の夜長に汗だくで燗酒を呑んでいるのでありました。